![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163186488/rectangle_large_type_2_0a6d42088f3981c4032d09a1c0f27295.png?width=1200)
43歳腎盂癌_9
文化の日。
毎年、地元の町では文化祭が行われている。今年は町内会長のため、前日の設営、翌日の片付けに駆り出される。その合間の通院。それ以外の時間に仕事をこなす。
休んでもいいのではとも思ったが、面倒な町内会長の任もなかなかまわってくることではいので、参加できるこにとは参加しておこうと。年齢のせいか。病気のせいか。真面目にスケージュールをこなす。
病気も町内会長もなければ、デイキャンにでも出掛けていたに違いない。今年の秋は暖かい日が続いている。
キャンプ日和が無残にも過ぎていく。
令和6年11月2日
ON病院_3回目
妻と病院へ。
父も同じ気持ちになったのだろうか。
この日は通常通りの通院手続きを踏むため、マイナンバーカードで受付を済ませる。色々といわれているようだが、マイナンバーカードであれば限度額認定証が要らずに会計が済ませられるようだ。
受付けも楽だし、患者にとっては便利この上ない。
心電図検査とレントゲン検査を受け、主治医より手術の日程の説明を受ける流れに。
この病院の土曜日は予約患者のみとなるらしく、前回よりも閑散として流れもスムーズだった。
大きい病院なのだが、あらためて案内が親切でわかりやすいと感心しました。
おそらくこの日も正午はまわると予想していたため、診察後に何を食べようか。そればかりを楽しみに妻と待ち時間を費やした。
名前が呼ばれ妻とともに主治医と対面する。
妻の顔は見ていなかったが、険しい顔をしていたそうだ。
考えてもみたら、私以外の口から病気のことを聞かされるのははじめて。身構えてしまうのも当然だ。
私はというと、自分事のため医者の話し(情報)を聞き逃すまいと必死だった。2人して凄い顔をしていたかも。
あらたに受けた心電図レントゲン検査ともに異常なし。生検手術をしてみないことには、これまで以上のことはわからない様子だった。
生検の手術の日程のあと、12月末に予定された摘出手術の日程について説明を受けた。クリニックでの説明では5日くらいの入院と聞かされていたが、実際は約10日間の入院となるそうだ。
10日。。。
フリーズした。
はい。はい。と、機械的に返事を返していた。
マジか。
クリスマスも跨ぐスケージュール。
ケーキ。。
妻の顔をみることはできなかった。
診察室から一度出て、手術入院の同意書の記入や、入院当日の説明等を看護師から受け診察室を後にした。
会計や駐車券の発券を、もしかしたら今後は妻にお願いするかもしれないと思い、一緒に確認しながら済ませた。
![](https://assets.st-note.com/img/1732596118-XVmkrAHdLlsC1xKMyj0UOWGQ.jpg?width=1200)
費用
3割負担
2880円
結局、病院を出ても何を食べるか決められなかったが、久しぶりに道頓堀へ。
手術の日程がショックだったので、せめてお腹を満たしたかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1732596357-ZnU9ywAEb5gzKrVLIDJX6t18.jpg?width=1200)
ちょうど秋旨フェアで期間限定のメニューが。めちゃくちゃ美味しかった!
とろろとは別に角切りの山芋が入っていて、食感がたまらなく良かった!
おかわりしたくなるところをぐっとこらえ、また食べに来ようと妻と誓って店をあとにした。