どうしてもオススメしたい外岩補助アイテム 3選
こんにちは。
無職になってから過剰なストレスから解放され、圧倒的に健康になりました。うさこです。
32歳からクライミングをはじめ、あっという間にハマってしまいました。最初の1,2年はコンペに出ることを目標に、その後は、自然の中にある岩を登ることを目標に、マイペースではありますが、一生懸命取り組んできました。
そのため、岩場のある山や川によく出かけるのですが、登るのに必要なのはシューズとマットもしくはロープやカラビナといったギア類になります。今回オススメしたいのはギアではありません。
待機中(登ってない時、登ってる人を応援してるとき)に使う、なくても登れるでもあった方が快適に過ごせるアイテムです。
登るために使うものではないので、日常生活や他のアウトドアにももちろん使えます。
これらを、紹介したい理由はただ一つ。
「いいよねー、あれ。」とか、「使ってみたけどすごい良かった!」みたいな感動とか喜びとかワクワクをいろんな人と共有したいんです!
圧倒的暖かさ Octa Blanket
まず、ひとつめは、スノーピークさんの Octa Blanket です。
Octa® は通常のポリエステル繊維に比べて2分の1程も軽量な中空糸を使用したポリエステル繊維で、吸汗速乾、軽量、遮熱/断熱・嵩高など様々な機能を持った特殊素材のことです(調べた:Octa®)。
Octa Blanket は裏地にこの Octa を使用しています。
Octa の様々ある機能の中でも圧倒的に体感できるのが、軽さと遮熱性です。
とにかく軽い。本当に軽い。
約100cm×約140cmというサイズでありながら、重さはほとんど気になりません。厚さもないため、リュックに押し込んで持ち運ぶことも可能です。雑貨屋さんとかにある毛布のブランケットは重いしなにより嵩張るため、持ち運びには不向きですよね。これなら、私の普段使いのリュックにも入るので、カフェで少しのんびりしたい時にも持っていくことができます(クーラーさむいんよ)。
そして、なんといっても遮熱性。
真冬の山とか川とか真夏のカフェとか、とにかく凍える寒さな場所でも、この Octa Blanket を巻くだけで、巻いた瞬間から暖かい。体温が一気に閉じ込められるので、寒くないというより暖かいを体感できると思います。友人に試してもらう時の説明は「巻いた瞬間、そこだけおこた」です。おこたかどうかはさておきですが、今のところ全員がこの遮熱性の高さを共感してくれています。「外気を遮断し、内側の温度を保つ」、まさに遮熱/断熱を仕様通り実現しています。(登る時は取るわけですが、それまで以下に Octa Blanket に守られていたかを痛感する寒さを身に受けることになります。)
また、表地には透湿防水素材をラミネーションしたリップストップ生地(ちょっと切れても止まってそれ以上切れなくなる仕組みを使った記事)を使用しています。リップストップを使っていることで、アウトドアでの使用で石や木にひっかけて裂け千切れる心配もありません。また、透湿防水というタイベックのような機能も付加されているため、内側が蒸れるという心配もありません。
お値段はブランケットにしてはなかなかお高いですが、これだけの機能を備え、真冬の小川山で何人ものクライマーに、巻いた瞬間「あったかい!」と言わせたことを踏まえると、十分価格に見合った価値を持っているアイテムです。
地面との距離感も大事 マット&ピロー
またもや、スノーピークですがこれは圧倒的にリーズナブルです。
自動膨張式マットで、バルブから空気の出し入れをする携帯用マット&ピローです。
サイズは小さめの座布団程度ですが、空気を抜いた収納時のサイズはペットボトル程度です。
これの素晴らしいところは、なんといってもクッション性。軽量ウレタンフォームが内蔵されているらしく、それのお陰なのか程よいクッション性が実現されています。
寒い川原などで地面に座りたい時、シートだけでは何にもなりません。石は痛いし、地面からの冷気は冷たいし、長時間どころか5分も座ってたら凍えるかお尻痛くなるか、何にしても回復はしません。そんな状況でも、このマット&ピローをシートの上に一枚置くだけで、地面との距離はマットの厚さ以上のものになります。地面からの冷気は一切受けません。もちろん、クッションのおかげで石の凸凹もまったくきになりません。
コンパクトなクッションが3000円ちょっとで手に入り、このパフォーマンスを提供してくれるのであれば、なんの文句も出てくることはないと思います。
冬のキャンプで焚き火などで外に椅子を置いて過ごす時間が長い時などは、椅子の上にこのマット&ピローを置いてあげるだけで、腰回りの楽ちんさと、これまた地面というか椅子の下からの冷気を感じることなく過ごすことができるのでオススメです。
ピローとつくからにはピローにもなります。半分に畳んで、マジックテープで止めると小さめな枕になるので、椅子に座ってる間はクッションとして使用し、寝る前に少し空気を抜いて畳んで枕にするという一石二鳥なできるやつなのです。
中身が見渡せることの快適さ ポリエステル綿麻混・ソフトボックス
無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックスですが、これは完全に外岩に行くボルダラーさん向けになります。
オススメは、約幅59×奥行39×高さ18cmサイズです。平べったい四角の蓋付き収納ボックスなのですが、何が良いって、蓋がぱかって全部開くから入れたものがすべて一度に見渡せるのが圧倒的に良いです。縦長のザックにありがちな、下に入れたものを取り出すために全部出さないととか、どこに何が入っているかわからないからとりあえず全部出さないと...みたいな死ぬほど億劫なあの作業から解放されます。
なぜボルダラー向けかと言いますと、マットに挟む用だからです(挟む用として作られた訳ではない)。ボルダラーさんたちは、でっかいクラッシュパッドを背負い、それにギアをはじめとする小物たちを挟み込み、貴重品などはショルダーバックなどに入れて身に着けるという人が多いと思います。マットにカラビナでぶら下げてる人もいますね。そういったギア類はマットに挟む時は、靴などのある程度大きさがあるのものはそのまま、チョークやミニブラシや三脚などは袋にいれてまとめて、などなど、入れ方は様々ですが、各自工夫してマットに詰め込んでるんです。
小物がバラバラになったり、どれがどの袋に入れたかわからなくなったり、あまつさえ、隙間から落ちたのに気づかずに...なんてこともままあります。
そんな不便さを一気に解決するのが、このソフトボックスです。平べったい作りのおかげで、マットに挟みやすいんです。まさに、マットに挟むために作られたかのようなサイズ感。
そして、前述した通りの持ち物へのワンアクセスを実現できます。
これは、私が普段使用している外岩でのボルダリングを行う場合に持っていくお道具一式です。上で紹介した Octa Blanket とマット&ピローも入っています(ブランケットの下には除菌シートとかの小物も入っています)。
この収納にしてから、荷造りも持ち運びも圧倒的に快適になりました。マットに挟む小物たちに困っている人がいたらぜひオススメしたいです。
おわりに
私の好きだけで紹介した3点ですが、実際に客観的に見てもとてもしっかりとした作りの素晴らしい製品ばかりです。絶対に買うべし!とは言いません(思ってても言いません)が、もし、同じ種類の製品を探しているのであれば、これらは一度手にとって現物を確認して検討してみても無駄にはならないと思います。
これからも、快適なアウトドドアライフを、たくさんの人と共有していきたいです。