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売れないYouTuber

昨今、YouTube活動をしていない企業は売りたくたいのと同じと思われるくらい、YouTubeは一般的なものになってきた。

当たり前だが、量が増えれば質は下がる。

そんな中、逮捕者や活動自粛せざるを得ない人々が目立っている。

いわば、私も売れないYouTuberだ。

今回はそのYouTube撮影の裏側を淡々と綴っていく。

鈴木という男

先程、“私”と申したがチャンネルでは演者兼編集マンだ。

メインは私の上司で、会社では人事責任者である。きっかけは採用の効果をあげるためであった。

私の上司は(以下鈴木さん)取り組むまでのスピードが尋常じゃない。

やると決めたら基本的に有言実行するタイプの人間だ。

サラリーマンならわかると思うが、できる人が周りにいると、プレッシャーが半端ない。

実際に私も鬱っぽくなったり、極端に疲労感があったり、辞めたいと進言した時もあった。

そんな鈴木さんは教育の分野で8年以上のキャリアを持っているため、教育研修系のチャンネルを設立した。

私自身も編集やYouTubeに興味があったため、始めると言われた時は二つ返事で編集担当を引き受けた。

と言っても、編集の知識が全くなかった私はまず初めにiMovieという無料の編集ソフトを独学で学んで進めた。

初めてアップした動画のテロップ入れに7時間要した事を覚えている。笑

そこからチャンネル登録が1000人になるまで、毎日投稿をコミットした。

右も左もわからなかった私たちは企画・撮影からアップまでその日中に行った。

今思えばただのバカだ。

でもそのくらい本気だったことは理解してほしい。

残業時間は毎月100時間近くやっていたと思う。

そして何より、鈴木さんの鬼畜命令がこちら。

3ヶ月でチャンネル登録1000人

この目標がどれだけ鬼畜かわかるだろうか?

YouTubeは1年続く人達がたった5%と言われている。

それはなぜか?

全く見られないからだ。

投稿したところで、本当に全く見られないのだ。

よく考えれば当然の事だが、たくさん見られるチャンネルに広告をつける事で“広告業”が成り立っている。

Google的には人気のないチャンネルなんて露出する必要がないのだ。

本来、すでに人気を集めているSNS(TwitterやInstagram)などを駆使して、YouTubeに参入する方が多い。

芸能人がこぞってYouTubeに入ってくることはある意味必然だろう。

そんな中、名もなき企業のチャンネルで1000人を目指すという事は並外れた考えでは達成できない。

まず、我々が着手したのはお願い登録だった。

幸いにもうちの会社は求人媒体との付き合いが非常に多かったため、担当の友人や会社に広めてもらった。

それでも集められたのは2か月で850人程度。

残りは自然増加で少しづつ集めましたが、2ヶ月と30日で970人前後となりました。

残り1日でやることといえば一つ。

渋谷ハチ公前でキャッチですww

うまい棒を配りながら1日かけてなんとかチャンネル登録1000人を達成しました。

でも、お願い登録は視聴が伸びるわけではありません。

YouTubeというプラットフォームを1から始めるのはかなり大変なんですね。

それでも参入したいという方は、編集の学び方や参考にしたチャンネルなどを下に貼っておきますので、見てみてください!!

END

リンク

カンタンに売れるのになぜYouTubeをやらないんですか!? [ 鴨頭 嘉人 ]

プロが教える!Premiere Proデジタル映像編集講座 CC対応 [ SHIN-YU ]

TERU FILM (チャンネル登録者数 2.96万人)

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