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タイタンライブ/タイタンシネマライブ 2023/04/21 レポート

~まえがき~

途中まで書き込んでいたのでこの際、全部書き込もうと

私は2月も勿論参加したが、遅刻してしまいオープニングが観れなかった。
だから今回こそはと思い10分前に到着し、2ヶ月間やっとの思いで聴けた。
今回から映像がリニューアルされたのか、前観たバージョンと変わっていた文字が明らかに小さくなっていた。
前回は観ていないので詳細が分からない。分かる方がいらしたら是非、教えていただきたい


・オープニング

「タイタンシネマライブ」特別映像は
田中裕二の野球部~予想編ディーザーでした。
タイタン一座のまんじゅう大帝国竹内さんやまーごめのママタルト大鶴肥満さんがゲストで来たりとデカいな・・・
のびのびたのしそうな田中さんが印象的。
野球好きな方ならきっと面白いだろうな

いよいよシネマライブに関する注意事項が映されオープニングへ
ベースの効いた音楽をバックに
文字が伸びたり縮んだりする演出のオープニングで2時間のショータイムが幕を開けた

踏み鳴らす足音が畳を伝つてびりびりと頭に響いた。

「盂蘭盆」・・・ 北條民雄
しびれグラムサム

左 山田 右 ヨシダ

・しびれグラムサム  「祖母の家の蔵」

すっかりトップバッターが定着した印象
ネタは蔵にある宝物が視聴率の悪いドラマを好み趣味が悪いだの、
オチは金庫にあった祖母の手紙の内容は「祖父とは略奪婚をした」
中々面白かった

タイタンの学校5期修了生

ひらおか族

※エピグラフは無し
左 ゆうや 右 まさや

・ひらおか族 「兄はどっち」

こちらは初登場。優等生
スーツを一丁前に着こなして
、よほど意気込んだのがわかった
ネタはどちらが本当の兄か決着をつけるというネタ
不平不満を口走り、うそつけ!と罵り合う

若手だから仕方ないのか、エピグラフが無いのが残念

充血した顔の色、無理に開いた眼、ひっつれた唇、
そうして痙攣してふるえながらも、
猛獣のような男の両腕にからみついたその二つの手!

「黄昏の告白」 ・・・浜尾四郎

・鎌 「座敷童子」

何故か港区の高級マンションに湧いて、衣装はお洒落に着こなす現代風。
しかしこれはあくまで設定であり、ただの強盗犯だったことが判明。
髪型だって家主のウィッグでした。腕時計やら盗みまくってた
お金持ちだから暫く泳がしてたそう

ひとりきりでセットも無いなのに情景が浮かぶ。
鎌さんの演技力がよかった。また観たい

甘えん坊の文六ちゃんは、それでも、いつも親切な義則君だけは、
こちらへ来てくれるだろうと思って、
うしろをむきむき、水車のかげになってゆきました。

「狐」 ・・・新美南吉
ネコニスズ

左 館野忠臣 右 ヤマゲン

・ネコニスズ 「怖い顔」

つかみは先ほどの鎌さんからの引用で、館野さんが「私が座敷童子です。」という導入。いつまで髪を伸ばす気だ

いきなりヤマゲンさんの顔が怖いと言い出し眉間のシワを無くすや口角をあげたり、背を低くしたり、鳴き声あげるなど創意工夫を熟すよう考案
これでは漫才は出来ないと当たり前の反論をして
色々やったにも関わらずまだ怖いとぼやいた

これは大笑いした。

おまえらの望みは叶ったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。
信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。
どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。
どうか、わしの願いを聞き入れて、
おまえらの仲間の一人にしてほしい。

「走れメロス」 ・・・ 太宰治
ダニエルズ

左 あさひ 右 望月隆寛

・ダニエルズ 「陶芸家」

青年と寡黙な陶芸家がいて
1年ものあいだ弟子入りを志願し続け、やっと入門されたがあさひさんが大のお喋りで
陶芸家が困惑した
いつの間にかその姿はもはや親子のよう
そんな楽しさは束の間、あさひさんは「オレオレ詐欺」ならぬ「弟子弟子詐欺」で
水やら壺やら高額で勧誘(陶芸家なのに)、圧にやられ陶芸家は「買います」と泣き叫んだが
あさひさんはただ驚かしただけ。
実際に陶芸をあさひさんがやるところで舞台は暗転

作り込まれたいつもの狂気を堪能

「内藤君、きみは悪いことをしたことがあるかい?」
「はあ?」
「優等生だから、ないんだろう。なければわからない」
「…………」

「苦心の学友」・・・ 佐々木邦
春とヒコーキ

左 土岡哲郎 右 ぐんぴぃ

・春とヒコーキ 「ハンバーガーショップ」

人見知りなぐんぴぃと心に土足で入り込む土岡
席が空いて居なかったので相席を試みる土岡だがぐんぴぃは断固拒否。そこはぐんぴぃの家だったから
店員に「お好きな席どうぞ」と促されたから家に来たそう
土岡は様々な迷惑行為を起こしてまでも、相席をしようと必死
オチはぐんぴぃの心の声で締める・・・はずが
それも土岡の妨害であっていつまでも
不憫な目に遭うぐんぴぃでした

僕は白状する。あの妙な男の話したことは、
僕をまるっきり混乱させてしまったのである。

「幻滅」・・・ トーマス・マン
まんじゅう大帝国

左 竹内一希 右 田中永真

・まんじゅう大帝国 「注意」

竹内さんが「ポイ捨ての注意を出来るような大人になりたい」と
田中さんが乗っかる。らしからぬ展開に意外性を持った
竹内さんは注意喚起を行ったが何度も無視する田中さん
しかし、そのまま注意しながらふたり着いていった
次第にラーメン屋、居酒屋を共にし本来の目的とは全くかけ離れ
乾杯の時点で田中さんが話を引き戻して終えた

賞レース向きな漫才。雰囲気変わった
まあでも「楽しかったね。」

だから、彼女ルミを操縦するには、
私が、頭の中で「立て」と思えば立ち
「右手を挙げ」と思えば、右手を挙げるのです。
私は、命令を口に出す必要はない、
ただ、頭の中で、命令を考えればいいのです。
「脳波操縦士」 ・・・ 蘭郁二郎

脳みそ夫

脳みそ夫

・脳みそ夫 「思春期忍者ウブ夫」

忍者の格好を施しまた奇妙な世界へ誘った
忍者と思春期あるあるを融合させ、何が何やら分からない数分間行っておった

これはある種の夢であろうか

ゆったりと構えて、青年は壮語するのである。

「支那の狸汁」・・・ 佐藤垢石
キュウ

左 ぴろ 右 清水誠

・キュウ 「決められない」

清水さんが「決められない」と悩みを持ち込み、ぴろさんが「手天秤」を伝授して
最初こそ真面な2択だか話はどんどん拗れてしまい
カップヌードルのお湯を汗に変え、待ち時間に生配信で裸踊りをする、食べるのではなく身体に塗りたくる
という明らかに良くない方向へ行ってしまい一種の呪いに感じた。

清水さんの「よっしゃー!」が可愛かった

緑の蛙と黄色の蛙が、
はたけのまんなかでばったりゆきあいました。
「やあ、きみは黄色だね。きたない色だ。」
と緑の蛙がいいました。
「きみは緑だね。きみはじぶんを美しいと思っているのかね。」
と黄色の蛙がいいました。
こんなふうに話しあっていると、よいことは起こりません。
二ひきの蛙はとうとうけんかをはじめました。

「二ひきの蛙」 ・・・ 新美南吉
ぐりんぴーす

左 牧野太祐 右 落合隆治
(太田プロ)

・ぐりんぴーす 「恋の魔法」

初登場。いよいよゲスト枠
つかみでは衣装がタクシー運転手みたいだ。など井口さんに「お前らだけしょぼい」と罵られたと自虐
そしてネタは平井堅さんの名曲を自分流にアレンジしたいとのこと
毎回中途半端な歌を聞かせられ、しつこくやるのでとても笑ってしまった。
鼻や耳を舐める。などセクハラ発言もたたあった。
一方の落合さんはそれなりに上手い替え歌を披露しこれまた笑った。

開始から最後まで面白かった
これは大発掘。素晴らしい!

「来年は、いちばん上まで、のぼる」
レイモンドは約束を果たした。
いくつも重なり合うラウンドのひとつひとつを、
彼は無事に勝ち抜いた。

「波乗りの島」 ・・・ 片岡義男
シティホテル3号室

左 亮太 右 押田

・シティホテル3号室 「VS財閥の御曹司」

誰がユウコにふさわしい相手か決めるシリアスな導入
御曹司の亮太さんに「そんな金は要らねえ」と押田さんが金を舞った
ところが亮太が渡した100万ではなくたったの30万しか舞っていなく70(万)盗もうとしたのだ。
散らして金をネコババしようとした押田
創意工夫をこなすも当然バレる。
オチは押田がユウコに70万は無理があったと電話で報告して
裏で聞いて、共犯だとわかった亮太が二刀流で静かに立ち向かった

なんともシティらしさ満載の笑いの恐怖の二段構え
なんでまだ世に出ないのだろう

怪物と戦う者はその過程で自らも怪物になることのないように気をつけねばならない。

「善悪の彼岸」・・・ フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
ウエストランド

左 井口浩之 右 河本太

・ウエストランド 「あるなしクイズ」

ここでお出ましM-1王者
ネタは昨今の「WBCに居る謎の美女」や「クイズ作家はいずれ問題を起こす」や地下アイドルの悪口を詰めるだけ詰め込み言いたいことだけ言って帰っていった。

従兄弟とはいえ、情においては、
兄弟よりも深いものがあった。
三十余年後の今とても。

「新書太閤記」・・・吉川英治
なすなかにし

右 中西茂樹 左 那須晃行
(松竹芸能)

・なすなかにし 「文化祭」

またまたゲスト枠へ
ネタは文化祭に出演されたお礼に実行委員長が手紙をくれたようだ
手紙には誰かリークされているレベルの松竹芸能の内情を知られているなどの内容
オチは中西さんと実行委員長が漫才をする願望を叶えるもので高校生とは思えぬ程の場慣れ感

初めて漫才を拝見しましたが、さすがのいぶし銀でした

眼の凹んだ・口の突出た・黒い顔は、
ごく偶に笑うとひどく滑稽な愛嬌に富んだものに見える。
こんな剽軽な顔付の男に悪企など出来そうもないという印象を与える。

「牛人」・・・ 中島敦
エレキコミック

左 やついいちろう 右 今立進
(トゥインクル・コーポレーション)

・エレキコミック 「こう考えるとエロい部」

今やドラマやフェスも開催するほどの実力派

舞台は高校の放課後か。同級生のふたり
甲高い声色のやついは突拍子もなく、いきなり「キンコメの高橋帰ってこい!銀座で待ってるぞ」と叫び
あぁこりゃ配信出来ないと落胆した。しかしキンコメ好きな私はうれしかった
そうしてやついは「パンティーとブラジャー」と「マスクとメガネ」をおもむろに取り出して
「マスクをパンティー」「メガネをブラジャー」と想定すれば、
エロは克服できると言いだして
旗揚げゲームの要領で例えばマスクを挙げると「パンティー」
パンティーとブラジャーには「スーン」と無視をする。

もう馬鹿らしくって。あまりのくだらなさに大笑い

ばかいうな!
まったく、ちかごろの流行ときたら、なんでも言葉で説明したがる!
これでもかと念入りにな!
ちょっとばかりギャグだと!ばかばかしい!

「クワッド」・・・ サミュエル・ベケット
BOOMER

右 河田キイチ 左 伊勢浩二
(フリー)

・BOOMER 「大型新人演歌歌手」

更にバカバカしいコントへ

「銀座ふれあいライブ」(具体的に名前は失敬)の司会の河田と
明らかに初老の見た目なのに新人と言い張る伊勢が登場した。
代表曲「あの子にホの字」といかにも昭和な題名を歌うと言い出したり
河田の口上から談志の物まねをしだして
漢字で爆笑問題を表すなら「光と言う字(ゆうじ)」と急に上手いことで拍手があがった。

永遠とだらだらやりつづけ、若い人は帰っちゃうネタだと思った笑。私はすき

では、「タイタンで会おう」と、
そのにやにや笑いがいった。
やがて、それも消えていった。

「タイタンの妖女」・・・ カート・ヴォネガット
爆笑問題

左 田中裕二 右 太田光

・爆笑問題 「時事漫才」

ブルージーなブラスが交差するBGMとカート・ヴォネガット「タイタンの妖女」のエピグラフ
2時間のショーを締めくくるのは勿論、座長・爆笑問題
この高揚感は何事にも代え難い。

禁断の「ジャニーズネタ」や「ザ・スーパーマリオ・ムービー」「シャンシャン帰国」
シャンシャンの穴を埋めるは大谷翔平。
怒濤の下ネタラッシュには耐えきれなかった

今夜も素晴らしい時事漫才

・エンディングトーク

再度、爆笑さんが登場。
以降ここからエンディングトークへ!
(※順番、内容が不確かなのでご了承ください。)

~ダニエルズ~
4月1日からCPT栃木放送と音声プラットフォーム stand.fmで放送される初の地上波冠ラジオ「ダダダダ!ダニエルズ」(土曜深夜0:45より)の告知をされました。
stand.fmではアフタートークも聴けるそう
告知をして退場されました。

私服に身をまとったあさひさんが綺麗でした。男にも女にもなれる中性的な顔立ち。
って話関係なくってますね笑
是非聴いてみたいです。

~ぐりんぴーす~
初登場とあって歓迎ムード。
胃袋が強靱な牧野さんの特技「じゃんけん人間ポンプ」
グー、チョキ、パーのグミをひとつずつ飲み込んで戻して、太田さんとじゃんけんをするというもの。
危険な芸とあって太田さんも引いて、田中さんも気持ち悪がる
終始グダグダ。上手くいかなかったようだ

~なすなかにし~
中西さんがTBSの廊下で爆笑さんに逢った話をされました。
マスクをされて田中さんは「おー!」と言ってそのあとに太田さんがやって来たがその時だけ「あぁ・・・」と冷たくあしらわれた
改めて挨拶したら「あー!ビビる大木かと思ったよ(笑)」と勘違いされたようでした。

太田さんの釈明では「ビビるに愛想ふりまいてもしょうがないから」と冗談交じりに話した。

~エレキコミック~
3年ぶりの出演
冴えない学生服からおしゃれな私服になった。少し驚いた
4月30日より放送していたテレビ朝日系連続ドラマの清野菜名主演の「日曜の夜くらいは・・・」(日曜22時)に本人役でレギュラー出演の告知。
3年ぶりに復活した「やついフェス」も告知され、ウエストランドも出演された。

爆笑問題×エレキコミックのトークは失念。謝
太田さんが河本ですら2週間に1日しか休みが無いと話した。

宴もたけなわ。すべての出演が揃い
次回6月の公演告知へ。太田さんの雄叫びで幕を閉じた

・あとがき

Twitter、携帯のメモ帳に書き留めておいたのでいずれ近い将来、ちゃんと書き残そうと思い
ようやく人様に見れるように整わせました。
4月公演は全組ウケてました。ホントに面白かった。レベル高かったな

時は移ろい12月。やっと映画館から抜け出して銀座へ時事通信ホールへ
たのしみすぎる

ここまでご覧ありがとうございます。
またお待ちしております

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