蛍光灯が店頭から姿を消す?
みささん、こんにちは。
不動産会社で働く岩滝です。
◇今日のテーマ
「2020年照明問題」
こちらの問題をご存じでしたでしょうか?
すでに2021年も半分を
過ぎようとしておりますが、
私は知りませんでした・・・
◇結論
2030年までに蛍光灯が無くなり、
すべての照明器具がLEDに入れ替わります。
なぜなら、
2020年で「水銀灯」を製造することも、
輸出入することもできなくなりました。
理由は、
国際条約である「水俣条約」
「水銀灯」が禁止で、なぜ「蛍光灯」?
と思った方は、
「トップランナー制度 照明器具」
で検索してみてください!
この【水銀灯の製造中止】と
【トップランナー制度】が理由で、
ほとんどの大手メーカーでは、
数年前から「蛍光灯」と
「蛍光灯の照明器具」を作っていません。
すでに生産から手を引いていたのです。
政府は、
2030年までに完全LED化を
目指しています。
このことから、
あと10年で、蛍光灯が店頭からは姿を消し、
照明器具はすべてLEDになるものと思われます。
◇これから何が起こるか⁉
何年後かには、LEDが義務化されると思います。
1年前のマスクのことを思い出してください!
需要が供給を上回ってしまうと、
信じられない値段になります。
LEDは、
新型コロナウイルスのような命の危険性はありません。
しかし、
LEDへ交換することを法律で定められた場合には、
駆け込み需要が当然予想されます。
マスク問題のようなことを回避するにはどうするか。
今からでも徐々にLEDに替えていくことです。
自宅だけならまだいいです。
大家さんであれば所有物件の照明も替えなければなりません。
アパート1棟だとしても、
各部屋と共用灯すべて合わせると相当な数です。
数棟所有している方はなおさらです。
ただ、ご存じの方も多いと思いますが、
LEDは蛍光灯に比べて値段が高いのです。
白熱灯の約10倍、蛍光灯の約3倍だそうです。
これなら、まとめてLEDに交換しようと思うと、
相当な費用がかかると思います。
数年かけて徐々に替えていくことで
かかる費用が分散出来るメリットもあります。
ただし、ただ金額が高いわけではありません!
高くても、LEDがおススメな理由はたくさんあります。
◇LEDのメリットとは⁉
① 電気料金の削減
LEDは蛍光灯などと比べ、消費電力が少ないのです。
なので、毎月の電気料金の節約につながります。
② 発熱が少ない
LEDは発熱が少ない。
そうなると空調費用の節約にもつながります。
蛍光灯は発熱をするため、
ヤケドするぐらい熱くなりますよね?
冬の発熱はうれしいですが、
夏の発熱はうれしいものではありません。
③ 寿命が長い
LEDは1日10時間使っても、
約10年は持つと言われております。
蛍光灯の寿命が約2,3年と言われているので、
交換の手間を考えるとLEDの方が
断然手間がかからずラクですよね!
交換するのが大変な高い位置の電球交換は本当に面倒だし、
さらに危険が伴う場合もあります。
交換のたびに脚立を持ってくるなり、
場合によっては業者に頼むことになると思います。
寿命が長いということは、
「危険」と「手間」「交換費用」が少なくなります。
④ ちらつきがなくなる
蛍光灯の場合、「チカッチカッ」と
ちらついてくると電球交換の合図です。
しかし、「電球が切れそうだから交換するか!」と
決心した途端に「ちらつき」が収まったりして、
交換のタイミングがつかめなかったりするときがあります・・・
⑤ 点灯/消灯を連続して繰り返しても電球の寿命に関係ない
実は蛍光灯の場合、
点けたり、消したりを連続して行うと
電球の寿命を減らす行為になります。
節電のためによかれと思ってやっている方も多いはず。
私も節電のためにこまめに消しています!
LEDはこまめに消してもだいじょうぶのようです!
これなら安心ですね!
地球にもお財布にも優しいLED。
このように費用が少し高いとはいえ、
高いなりのメリットは十分にあると思います。
メリットだけあげてもいけないので、
デメリットにも軽く触れます。
A) 値段が高い
B) 電球が重い
→LED電球は、電源回路が入っているため、
同じサイズの白熱電球や蛍光灯と比較して重量がある
C) 均一に光を放射できない
→他の電球の光はすべての方向に等しく放射されますが、
LED電球の光は指向性(光に方向)があります。
このため、部分的に暗く感じることもある。
デメリットはこのような感じです。
◇LEDには虫が寄り付かない??
LEDには虫が寄ってきにくいのです。
理由は、
LEDは「紫外線」の発生が少ないから!
実は、虫というのは、
蛍光灯などが発する 「紫外線」に寄ってくるようです。
私は、「明るい光」に反応しているとばかり思っていました。
しかし、
なぜ紫外線に寄ってくるかは解明されていないようです。
◇高所恐怖症で虫嫌いの電球交換㊙テクニック
私的に一番のメリットは、
③の「寿命が長い」です。
私は高所恐怖症です。
入居者から、
「共用部分の電球が切れているので、交換してください!」
と連絡があれば、
電球交換に行く場合もたまにあります。
しかし、
アパートの共用灯は、
背伸びしただけでは届かないものが多いです。
そうなると高さ1m弱の脚立に乗って交換をします。
1F部分の共用灯は別に平気です。
しかし、
2F部分の共用灯の場合はわけが違います!
近くに階段があったり、
地面からの高さを認識できるところでは、
高所恐怖症が発動します。
2Fというすでに地面より高い場所で、
さらに脚立に乗らないといけないのです。
目をつぶるわけにもいかないので、
天井の方を見るしかありません。
しかし、
上にも恐怖があるのです。
「電球に蜘蛛の巣と一緒にまとわりついている虫達」
小さい蚊ぐらいならまだ我慢できます。
しかし、
足のながーい虫や、
真っ白で色だけはきれいな虫、
などなど訳の分からない虫もついています。
私は虫も大の苦手です!
見るに堪えません。
脚立に乗っているので、
その虫たちを間近で見ることになります。
下を見ても恐怖、上を見ても恐怖。
ということで、編み出した方法は、
「壁」を見つめるという方法。
脚立にあがったら、
バランスを崩さない限り落ちることはありません。
電球に手が届けば上を見なくても取り外すことができます。
なので、「壁」の一点を見つめて
下も上も視界に入らないようにします。
これがLEDになることによって、
・電球交換の回数も減る
・電気に群がる虫も減る
私にとっては、
恐怖体験をする機会がぐっと減ります。
大変ありがたいことです。
◇最後に
2030年までには蛍光灯が店頭から無くなります!
国の方針から大手メーカーが
すでに生産をやめたことを考えると、
それよりも前に姿を消すかもしれません。
交換のタイミングがあったら、
後回しにせずLEDに変えてしまった方が良さそうですね!
値段も安くないので、
計画的に分散してやったほうが費用面の負担も減るはずです。
今後の参考にしてみてください。
以上、本日もご覧頂きありがとうございます。
■岩滝関連リンク
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