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BIGMAMA "MOTHERLAND 〜reception〜" @恵比寿LIQUID ROOM の思い出【10,000文字レポ】

去る2月18日に、BIGMAMAのライブを観に……正確には、BIGMAMAによる移動式音楽遊園地「MOTHERLAND」のプレオープンへ入るべく、恵比寿LIQUID ROOMまで来ておりました


少し話が逸れますが、この記事を公開する前に水面下でこれまで観に行ったBIGMAMAのライブを全て(ざっくり感覚で)感想を言うと言う記事を書いているのですが、先に本記事を公開します

今回は以下の構成でお送りいたします


それでは始めます

ライブ前の思い出

記憶が正しければ開場30分前に現地に着いた筈です

このセクションではなるべく写真多めで書きます


お洒落さのあるテーマパークのグッズみたいで良い


写真だとピンポイント撮影になってしまいましたが、会場のいたるところに風船が飾られていました


プレオープンに先駆けて、MOTHERLANDの住民(たぶん)にして皆んなのお友だちがやって来た



ライブ本編の思い出

ここからはライブ本編の思い出を書いていきます
※このセクションではなるべくネタバレをしないように心がけます


ここ数年のBIGMAMAのライブは余計な演出を全て排除したストイックなスタイルを売りにしていると認識していて、それはそれで一種のエンターテイメントとして魅力があるので良いのですが、今回のライブは久しぶりにポップなエンタメ要素が入ってた気もします

もちろんそこまで大規模な会場ではない故に大掛かりな仕掛けはなく、本編中のMCもクールでコンパクトに抑えられていますので、言われてしまえば通常通りの至ってシンプルなステージングであることに変わりはない(ただバックドロップは遊園地のそれっぽくて煌びやかで綺麗だった)

しかし開演前&終演後にプロっぽいナレーターによるアナウンスがなされたり、前セクションでの写真にもある会場の装飾など、久しぶりにポップなエンタメ要素、言ってしまえば"お遊び"の部分を久しぶりに体感することができてよかったです。"余裕"とでも言うのでしょうか


もちろん"お遊び"と言っても、ファンクラブ限定のライブイベントと比べればキチッとまとまっており(ファンクラブイベントのあの緩さは結構好き)、何もかも引っくるめるとただただ最高なライブでした


なんか、語弊あるかもしれませんが、BIGMAMAとしては久しぶりに楽しいライブでしたね(ファンクラブイベントならではのガバガバな楽しさも大好き)


ライブ本編の思い出(ネタバレ有りver.)

このサブセクションでは思いっきりネタバレしていきます(セットリスト)

「MOTHERLAND ~reception~」3公演とも終了していますが、まだ5/11(日)にMOTHERLANDのオープニングセレモニー at Zepp DiverCity Tokyoが控えております

全貌は分かりませんが、今回のライブのセトリが反映されることは十分にあり得ますので、ネタバレを避けたい方はスキップしていただくか、もしくは自己責任でお願いします


本項の構成としては、この日のセットリストを基に一曲ずつ(時にはまとめて)振り返りたいと思います。その曲を演奏している時に感じたことや、その曲への思い入れ、時にはコンセプトを鑑みてセトリ入りしたことによる考察なんかを書いていきます

セットリストは以下の情報を参考としました(※こちらのリンク先ももちろんネタバレ100%なので閲覧には注意してください)

参考元の情報が合っているか否かの意見もあるとは思われますが、多分合っています(たぶん)

間隔を少し空けてから本題に入りますので、ネタバレを避けたい方は前のページに戻るか、もしくは上手く回避してください





では行きます




00.SE

この日のツアーのSE(出囃子)は聴いたことないものでしたね。恐らく本ツアー限定のオリジナルのインストゥメンタル曲でしょうか

今回のツアーのコンセプトは「遊園地」な訳ですけども、この時のSEはさながら夜のショー、もしくは煌びやかなナイトパレードの始まりを思わせるワクワクする曲調でした

曲のキーから察するに、この日の一曲目は「MUTOPIA」かな〜いや〜この流れで「MUTOPIA」はすっごいぶち上がるな〜〜〜これはくるぞ〜〜〜〜


01.Mirror World

と思いきや意表をつかれました。一曲目はまだまだ新曲として記憶に新しい「Mirror World」から幕が上がりました。なるほど・ザ・ワールド

この曲良いですよね。歌詞のコンセプトこそ違いますが、この曲を聴いてると初期の代表曲「the cookie crumbles」を思い出すんですよね。曲の始めの部分で鳴っているバイオリンとか特に"the cookie crumblesの続き"感があって好き(とはいえこういう表現をされると良い顔しないアーティストもたくさんいらっしゃるんですよね)

初期曲を思わせつつも日本語歌詞なのとキャリアでもって培われた演奏力によりしっかりアップデートされてるという。芯を変えずにしっかり変化できている渾身の一曲。時にはEDMに接近したこともあったBIGMAMAがここに来て原点回帰であり且つその路線を強化した上で帰ってくるのは胸が熱いです

客層が読めなかったので、もしかしたらこの曲から揉みくちゃするんではないかと思っていたのですが、案外大人しくしっとりと。大人なのは良いことです

ただ大人の楽しみ方をしているのか、それともライブが始まったばかりでちょっと緊張が解けていないのか、その違いは未だにわからない


02.MUTOPIA

ここに来て「MUTOPIA」でした!

流石にこの曲が来た時はどんなステージであろうと音楽の楽園と化します。大人なお客様たちも、無邪気に飛び跳ねたり手を上げたりしておられました

この曲はライブで聴くととても楽しいので好きです。『Tokyo Emotional Gakuen』のリリースに伴うエモ路線を突き通してた故にこの1〜2年のライブでは「MUTOPIA」はご無沙汰だったように思います(とたくひとが感じているだけかもしれない)

またこれを機にライブで聴けるようになりますかね〜


03.ワンダーラスト

「ワンダーラスト」は遊園地感ありますもんね!

ちなみに「ワンダーラスト」、曲名こそファンシーな雰囲気ありますがライブで聴くとイカついポップ・パンクですよね。音源の方だとカワイイ系なアレンジとなっておりますが


04.Neverland

オープニングから3曲目まで(もちろん飛び跳ねたり手を上げて踊ったりする無邪意な一面はあったものの全体としては)紳士淑女な雰囲気で楽しまれていた皆様が、「Neverland」がきた途端急にメロコアバンドのノリと化していました

あんな大胆に雰囲気が変わったの、改めて思うとなかなか面白いです。さっきまでぶつかり合いなんてもってのほか、ましてや人の上に人が乗っかるなんて何?あり得ない!なんて考えてそうな空気感出していた皆様が、途端にハードなモッシュ&ダイブをかまし出す訳です。何があったん

何なら「Neverland」の冒頭の静→動が切り替わると同時に、周囲の皆様が着ている服装も変わってた気がする。それまで普通の格好をしていた皆様が、この曲始まった途端にTシャツとハーフパンツの姿に変わっていたと思う。確実に何かがあった


と、面白おかしく書いてしまっていますが、たくひとはモッシュもダイブも構わないタイプなので何も問題ないです

何より「Neverland」は遊園地でミュージックビデオが撮影された曲ですからね!今回のツアーで選ばれない訳がない、というか欠かせない一曲です!


05.Mr.&Mrs.Balloon

凄い久しぶりに聴けた〜〜〜。シングルカットされてはいますが、ここ最近のセトリ事情を鑑みると珍しい曲が来ましたね!この曲も大好きです

久しぶりにライブで聴けて、大学1,2年生の頃を思い出しました。「Mr.&Mrs.Balloon」がリリースされた時期はちょうど大学に入った頃か、もしくは入る手前だった記憶にあります

その頃は流石に大学生なので、中学や高校と比べれば多少の知識やルールを認知しておりましたが、何でか中学〜高校の頃と比較すると開放感でいっぱいだった記憶にあります。未だ見たことの無かった世界に足を踏み入れた事による影響もあったのでしょう。この曲の歌詞にあるように、当時は良い意味でも、悪い意味でも頭の中が空っぽだったかもしれません

時は流れて10年以上経ち、まだまだ未熟ではあるものの、大学の卒業そして社会に出たことにより空っぽだった頭には当時よりもっと知識とルールが蓄えられました

悪い意味での頭が空っぽ現象は多少は改善した(と思いたい)のですが、やはり多くの量を蓄えたことで必然とでも言いますか、あの頃と比べるとどうも頭が重い。ちょっとの強い風程度じゃ身体が吹き飛ぶようなことは無くなったものの、頭が重すぎてそもそも歩くの怠い。ていうか動くのもしんどい。動きたくない。そんな風に考えることが多くなってきました

久しぶりにあの曲を聴けて、頭の中が空っぽすぎて吹き飛ばされまくっていた10年以上前の自分が懐かしく感じましたね

頭の中を空っぽとまでは行かなくとも、少しは軽くしてみても良いのかもしれない(なんて言いつつも、今も今で、観点によっては学生時代と比較しても現在が実は一番楽しいという説もたくひとの中にはある)


自分語りが長くなりました。申し訳ないです。この曲のセトリ入りとしては間違いなく"風船"(Balloon)でしょう。遊園地といえば風船は欠かせません(どうでも良いけど"遊園地といえば風船"の図式を始めた元祖ってどこなのでしょう)


06.Sleeping Beauty ~二度寝する眠れる森の美女~
07.Insomniark

5曲目までは明るめの曲想が続きましたが、ここからダークなパートに入ります

「Sleeping Beauty ~二度寝する眠れる森の美女~」「Insomniark」の流れはファンとしては嬉しいですね〜。"眠れる森"繋がり。もしかしたら歌詞の世界観もリンクしていたりするのでしょうか

世界観のリンクでいうと(これもファンからすると既知とは思われますが)、アルバム『Dowsing For The Future』の実CDに挿入されている曲解説ペーパーで実際に「Sleeping Beauty ~二度寝する眠れる森の美女~」との繋がりが明記されている「just a tool」という曲が存在していて、これももしかしたらやってくれるかな〜?と期待してしまいましたが、さすがにチョイスされず。マイナーですもんね

とはいえ、「Insomniark」に関してはようやく初めてライブで聴くことが出来たので大収穫ですね


08.荒狂曲 “シンセカイ”
09.化学|Utsu2

「荒狂曲 "シンセカイ"」は欠かせませんよね。海賊モチーフなので遊園地というコンセプトにもぴったりです

この日のライブで前に雨音と雷鳴のSEが流れていたので、その時点だと別の曲をやるのかなと考えていましたが、この曲で大正解でしょう

個人的には「化学|Utsu2」のチョイスは意外でしたね!曲調・歌詞のおどろおどろしさからお化け屋敷的なのを連想できるかもしれません

「化学|Utsu2」は比較的新しめの曲ですが、たくひと的にはBIGMAMAで大好きな曲のTOP10には食い込んでおります。めっちゃ好き。超絶重いヘヴィネスにヴァイオリンが絡んでくるのがたまらないんですよね。ヴァイオリン以外のストリングスを入れても映えそう〜


10.計算高いシンデレラ

とっても大好き

勝手な認識を書いてしまうと、一時期はこの曲はライブの定番曲だったのですが、アルバム『君がブラウスのボタンを留めるまで』をリリースした辺りからライブで演奏される頻度が下がり、いつの間にかレア曲となった印象があります

とはいえ、たくひとがBIGMAMAのライブに行く時は何だかんだで演奏してくれることが多い気もします。マジでラッキー。サンキューBIGMAMA

古くから親しまれている童話をモチーフに面白おかしくも尖った観点で描いた「Weekly Fairy Tale」というコンセプトの曲でもあり、クラシック音楽のフレーズを取り入れて新たなオリジナル楽曲を編み出す「Roclassick」シリーズの曲でもあるという、二重構造な一曲


11.Jeffrey Campbellのスケートシューズで

これもかなり珍しい選曲ですね!BIGMAMAが固有名詞(というか実在する商品ブランド名)をタイトルに取り入れていた唯一の曲という意味合いでも珍しい曲

遊園地でスケートシューズというと、たくひととしては冬季の富士急ハイランドを思い出します。富士急ハイランドでは夏場ではプールとして開放しているエリアを冬ではスケート場として運営していた記憶があります。確か私が初めてアイススケートに挑んだのも富士急ハイランドだった筈です。懐かしい


BIGMAMAと関係ないですね!


曲そのもののテーマとしては「Jeffrey Campbellのスケートシューズで」はバースデー・ソングでもあります。この日がもし誕生日だった方からすれば嬉しいサプライズですよね。羨ましいですね〜

遊園地で誕生日をお祝いしてもらった経験というと、たくひとは幼少期に東京ディズニーシーへ誕生日当日に家族と訪れたことがあります。現地では誕生日を迎えた人だけもらえるステッカーを無料で貰えるので、当日はそれを貼って楽しんでた記憶があります

ディズニーシーではゴンドラに乗ることが出来て、当時のたくひとも乗船したのですが、誕生日を迎えた人が乗船している場合は船上員がハッピーバースデーを(イタリア語で)歌ってくれることがあるようで、たくひとももれなく船上員にハッピーバースデーを歌ってもらえました

シャイなたくひとはこの時点でマジ照れモードなのですが、さらに拍車をかける形で、対面側にいた別のゴンドラからも、船上員だけでなく乗客全員から一斉に「お誕生日おめでと〜う!!!!!!」とお祝いしてもらえました。これだけは予想外だった

もうシャイが加速してもはや米粒となってしまった幼少期たくひとでしたが、今思えばすごい良い体験が出来たなと思えます。大人になったらそんなことまずあり得ませんからね

あの時の船上員の人ありがとう。乗客の皆さまもありがとう。そして連れて行ってくれたお父さん、お母さんありがとう



BIGMAMAとは関係ないですね!!!!!!


12.Lovescape

これも珍しいですね〜〜〜。たくひとも大好きな曲です

中3の時、なぜかこの曲を妙に高い頻度で聴きまくっていた記憶があります。聴いてて楽しくなりますもんね。大好き

ただ大好きな曲ではあるものの、これの遊園地モチーフってどこでしょうかね?ポップでハッピーな曲調に騙されがちですが、この曲は(未遂に終わったとはいえ)銀行強盗している人が主人公ですからね

何でしょう、「玉乗りピエロ」のくだりでしょうか。遊園地というよりはサーカスな気もしますが、大昔にポリジョイサーカスを観に後楽園ゆうえんちへ行った覚えがあるので、組み合わせ的にも無くはないですね


ところでライブで改めて聴いて思ったんですけど、これボーカルめっちゃムズい曲だったりします?

音源ではポップとハッピーを楽しんでいたためにあまり気にしたことがなかったのですが、これ息継ぎ失敗したら一発アウトなタイプの曲な気がしました。たくひとはこれをカラオケで歌ったら肺活量云々もそうですが呼吸がわからなくなって詰むイメージが明確に浮かび上がりました


13.論理|ロジカルモンスター

直近のアルバム『Tokyo Emotional Gakuen』からの選曲なのでレア度はそこまでかもしれませんが、個人的にはこちらも意外な選曲に感じました

とはいえあのタムの連打、たまらないですね〜。ドラムをやっている身としては、どんな曲であろうとタムを連打しまくっていればプレイヤーとしてもリスナーとしても気持ち良くなります。そこに他の楽器陣もユニゾンみたく加わったことにより一石二鳥、一兎だけ追うつもりだったのに二兎も得てしまう大ボーナス


遊園地の要素としては、もしかしたらシューティングゲームとかになるんでしょうか。「引き金を引け」という歌詞もありますからね


14.G1ファンファーレ
15.Merry-Go-Round
16.Swan Song
17.現文|虎視眈々と
18.Zoo at 2 a.m.


動物園コーナーがあるとな。ウマさんにトリさん、トラさんと来て、どうぶつさんたちが大集合だ(ウマさんに関してはメリーゴーランドの馬であることについては目を瞑りましょう)

そういえば遊園地と動物園が同居してるケースもいくつかありますよね。関東圏だと東武動物公園なんてのがあったりします。関西圏なら和歌山県のアドベンチャーワールドが思いつきました


この手の"遊園地×動物園"シリーズで経済的に最強だと思うのはアメリカのフロリダ州にありますディズニーワールドのアニマル・キングダムですね。あれは凄いです(いつか記事にしたい)


話をBIGMAMAに戻しますが、動物さんで行くならばハリネズミさん(※「愛はハリネズミのように」)も仲間に入れてあげて欲しかったところですけれども、テンポ感的に厳しそうですね〜


アリさんはダメか、動物じゃない(※「アリギリス」)


19.物理|Time is like a Jet coaster
20.POPCORN STAR

2年前のツアー『SCHOOL WARS TOUR』の流れ(「物理|Time is like a Jet coaster」「POPCORN STAR」)がそのまま採用されるとは!

ちょうどSCHOOL WARS TOURではこの2曲+αでテーマパーク縛りの曲によって固められたブロックがあったのですが、今回のMOTHERLANDのコンセプトもここから着想を得た可能性ありますよね



今回のこのセクションにおいても、今思えば客席の皆様は暴徒化していた気もします。わかる

「物理|Time is like a Jet coaster」を初めて聴いた時はあの頃のBIGMAMAがアップデートした上で帰ってきてくれたように感じてめっちゃ嬉しかったですね(
まさかビスたん作曲とは思いもしなかった)

「POPCORN STAR」も、時系列としてはこちらの方がより過去の曲ではありますが、2017年の武道館ワンマンで初めて聴いた時はストレートなポップパンク路線で嬉しかった覚えがあります


話変わるんですけど、音楽の素養が高い人がやるメロコア(ポップパンク)ってむっちゃ良くて大好きなんです

BIGMAMAはその筆頭格で、メロコアだけに留まらない様々なジャンル(例えばハードロック的なアプローチ然り、「MUTOPIA」のようなEDM然り)に接近し、音楽の修行といっても過言ではないことに挑み続け、そして身につけた人たちが改めて鳴らすメロコアは最高なんですね

この2曲はその真骨頂と言っても過言ではないでしょう

※ちなみにたくひととしてはこの系統の曲においてさらに歌詞という観点も加えた場合の真骨頂は「Merry-Go-Round」だと思ってます


21.the cookie crumbles

「the cookie crumbles」は定番中の定番曲ではありますが(冷静に考えると15年以上前の1stアルバムの1曲目が今も演奏されることがあるのはなかなかエモい)、ライブ後半(しかもほぼ終盤)で演奏されるのって意外と珍しく感じるんですけども気のせいですかね?

ポップコーン→クッキーのお菓子繋がり、良いですね〜


22.No.9
23.Sweet Dreams

「No.9」「Sweet Dreams」もBIGMAMAには欠かせないナンバーですよね。なんかこの記事、ことあるごとに"欠かせないナンバー"と言っているような気がする

しかしこの2曲とも、前述の「MUTOPIA」と同じく、『Tokyo Emotional Gakuen』に準じたエモ路線の煽りを受けてあまりセットリスト入りを果たしていなかった印象にあります

この2曲についてはもちろんBIGMAMAが生み出した名曲であることは当然として、なんかBIGMAMAファン(+その辺りを認識しているJロックファン)だけの宝物に留めておくのもなかなか勿体無いとも感じてしまいますね〜

「Sweet Dreams」に関していえば本来はタイアップ曲としてリリースするつもりが結果タイアップが流れてしまったというやるせないエピソードがある。やるせない。本当に

カッキー a.k.a 柿沼さんの発言を受けてではないですけど、往年の名曲枠として「Sweet Dreams」をワンちゃんMステで演奏させてはくれませんかね〜。もしくは何らかのディレクターもしくはプロデューサーに発掘していただいて何某かのテーマソングとして選曲してもらうとか。チャンスは必ずしも最新のものにだけ宿るとは限りませんし

「Sweet Dreams」に限らずとも、BIGMAMAにおいては何らかのキッカケがあった場合、"BIGMAMAファンの宝物"に留まらず大拡散してしまう恐れのあった曲はいっぱいあると思っています(とは言ったもののこれはBIGMAMAに限った話ではなく、すべてのバンド・歌手・グループに対して言えることかもしれない)

とはいえ、広まっちゃうとライブチケットの倍率が高くなってしまうので、今のように気軽にライブに行ける状況を手放してしまうのも惜しいんですよね

ん〜、もどかしい


24.美術|ESORA

先述の「Sweet Dreams」ではタイアップが取れずやるせない状況となっており、"なんか後付けタイアップでチャンスくれませんかね〜"とか書いてしまったものの、以降の楽曲ではちょこちょこタイアップが取れてたりする。結構チャンス巡ってる。チャンス大城さん

「美術|ESORA」も関西にある大学のCMソングに抜擢されている。CMはいいゾォ

比較的新しめな曲ではありますが、会場の雰囲気からして既に"みんなの曲"と化していました。CMはいいゾォ


25.戦慄迷宮

エンディングを飾るのは最新中の最新曲。歌詞のテーマはシリアス寄りではあるものの、ダークでヘヴィな訳ではなく。それはサウンド面もそうで、忙しない雰囲気はありますがややメロコアテイストを感じられる故、意外と聴いてて楽しい一曲かもしれない

今回のライブのサブタイトルに"reception"とあるように、ここはまだ前章で、まだまだMOTHERLANDの更なる展開があると思われます。どんな曲が世に現れるのか、楽しみですね〜



さいごに


ここまで読んでいただきありがとうございました

たくひとは長い文章が嫌いなのですが、どうしてもボリュームが大きくなりがちです(今回に限っては途中で何度か話題が脱線したからですが)。もうちょい取捨選択とか文章構成を磨いていきたいところです

それでも読んでくださった皆さまには感謝でしかないです


今回は自分なりにこの日のライブの思い出を語っておりますが、BIGMAMAのメンバー・金井政人氏によるライブレポも存在しております


加えて、以下のものは同じく金井さんによる名古屋公演のライブレポで且つ有料記事となりますが、よりライブの詳細を解説している"ガチ公式"のレポなので、課金できる方であれば私の記事見るより公式のものを見た方が良いですね


そういえば今回のライブはサブタイトルの通り"reception"、つまり本オープンに先駆けたプレ・ショーの意味合いを持つ訳ですね

本オープン日は2025年5月11日、東京・お台場のZeppダイバーシティ東京にてオープニングセレモニーが行われます


きっと今年はさらにMOTHERLANDが展開されることでしょう。楽しみですね〜


その前には浅草花やしきとのコラボイベントが行われます(※花やしきでライブをやる訳ではなさそう)。4/26(土)!詳細は後日発表のよう

浅草花やしきは長らく行ってないですね〜。花やしきにあるローラーコースターは日本最古のコースター系アトラクションでございまして、その昔"ジェットコースター"に憧れを抱いていた幼少期たくひとが人生で初めて乗ったローラーコースターでもあります

もう20年以上経ちますがまだ「楽しかったなぁ」とか言えちゃうほどの思い出です。懐かしい


今年も極力予定合わせてBIGMAMAのライブを観に行きたいと思っております。楽しみ〜

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