賢者は強者に優る その3 賢者フットサルの極意
前回のキャンプで残してくれたプレー原則に、僕なりの見解を付け加えさせてもらった。
そして、
4つの憲法も!!
僕たちは、賢者フットサルを目指す!! 目指すために必要なことを整理することで、自分たちのプレーの狙いを定める事が出来るのだ。
改めて、僕らは賢者フットサルを!!!!
とは、言え....
賢者になるのは何のため?
そう、ゲームに勝つためだ!! フットサルのゲームで勝つために我々は知を学び、繋ぎ、共有し、体験しながらも、賢者のフットサルをやる。ただの学びだけになってはいけないと....
なので、
このトレーニングの最大の目的を
とした。どれだけインプットしたとは言え、それを自分のフットサルとしてアウトプットしないと意味がない。最後のゲームを自分達のゲームにするために、日曜日の午前中をトレーニングの時間にした。(リフレッシュ講習会も兼ねるので指導実戦形式で)
土曜日の夜に、チーム編成し、監督を決め、コーチングスタッフを決め、選手を選考し、スタッフが集まり、プレーモデルを決め、日曜日午前の与えられた時間内でトレーニングをする役割分担、トレーニング構成、スカウティング作業、日曜日の試合に向けた準備がスタートしたのだ。
僕はインストラクターとしては、C級に準じたような(中身は割愛します)、ゴールを奪うをテーマとしたトレーニングと、定位置攻撃(中嶋が創る定位置攻撃)のトレーニングを2つ。攻守の基礎戦術と指導法の講義。ここはリフレッシュ講習会も兼ねてるので、しっかりと!!! ただ、資料として女子選抜大会(九州)の動画だったり、プレーモデルの提案としての私の定位置攻撃の創り方、資料の紹介もさせて頂きました。
毎年参加してて感じてた…
参加者の皆さんにはゲームに勝つために、学ぶべきだし、トレーニングをやってみることだし、自分のフットサル、アイデンティティのぶつかり合いをゲームでみたい。そんなキャンプにしたいと言う思いがありました。
定位置攻撃のトレーニングでは、"僕のこの定位置攻撃のモデルはここからこうやって前進する" と 僕自身の定位置攻撃のデザインを紹介し、その意味と理由、そして、その基礎になるトレーニングを行い、代表監督のグレ君がやるボランチの紹介まで繋げました。
そんな感じで、土曜日は日曜日のための最大の準備の時間になりました。
日曜日、それぞれのチームでどんなゲームをしてくれるのか?
いつもとは違う緊張感。指導者同士が1つのゲームの為に知を繋ぎ共有している時間。プレーモデルの提案決定、細かいトレーニング内容の確認、仕事の役割、本当素晴らしい前夜を過ごしていたと思います。
あれは、いつかの青少年の天地の夜のようだったなぁ....
これが、僕が思う主体的な指導者の学びだと思うし、こういう場を共有することで、それぞれの成長に繋げられるなぁと思いました。
そんな、興奮冷めやらぬ土曜日!!!! 勝つために指導者同士が知恵を絞る夜!! 本当良い緊張感に包まれていたと思います。
さぁ、そんな日曜日の話はまた今度!