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視点を違う場所から
こんにちは、中嶋です。今日は朝から北九州まで車を飛ばし、九州フットサルリーグの観戦に行きました。
車で片道2時間30分程度、ガソリン代約5000円、高速代約10000円の旅です。中々の出費と時間です。次節に対戦のブラッカブロッコさんと、その次に対戦するRDさんのスカウティングが表向きの目的だったのですが、実は先週も僕一日佐賀で大学大会の視察と観戦をしてまして、フットサルの視点を初心に戻って変えて行こうと思っているのが実は大きな目的です。
その昔、よく福岡県リーグ、九州リーグが開催されるというと、貧乏なのに時間とお金を創って観に行ったものです。(週末、家族連れが楽しく旅行しているのに高速のSAでは、試合観戦に行くという家族時間を過ごさせてしまいました...(泣))
アクシオン福岡での開催の時は最終節は満員になるぐらいの人で埋まり地響きがするぐらいの試合ばかりでした。おそろいのジャージや、その過持ちだすチームのブランド感、ゲームも一進一退でとても魅力的で面白かったのです。ゲームの学びとともに、憧れる空間でした。
Fリーグも開幕から大分まで何度も足を運びました。こちらも一回行くと家族のチケット代、移動費、食事とか計算すると25000円〜30000円コースです。でも、それでもFリーグと言うTOPリーグを観るには惜しむお金や時間ではなく貧乏なのに、お金と時間を観ることに費やしてきました。
僕も戦う場がそんな憧れていた地域リーグになり、Fリーグはコロナの影響もあり、Abema観戦ばかりとなりました。
今は無料のYou Tubeでほぼリアルタイムで世界中の試合が見れます。今日も朝から、インテリvsマグヌスがあってて、何とシダンパパのインテリがマグヌスに圧勝すると言うゲームが観れました。
今日の試合会場では、名古屋と大分の試合をAbemaで観ながら、九州リーグの試合を観ると言う事も出来ました。
ある意味でも、そんなお金を掛けずにフットサルの試合を観ることが出来る今。そして、僕自身も地域リーグを主戦場で戦う今。
会場で見る側として、観客としてオーディエンスとしての役割を果たせていないことに気付いたのです。
勿論、無観客が当たり前だし、コロナの影響で難しいこともありますが、あのデカイ会場の椅子を一つ埋める存在になること。そんな、役割を果たすことの意味をすっかり忘れてたりしてたのです。
フットサルと言うスポーツは多方から彩れるはずです。憧れの空間を彩る側からでも、プレーするピッチ側からでも、色んな視点や立ち位置でこのスポーツの魅力を感じ発信させれると思うのです。
スポーツの魅力や発展に大事なのは、観に来たいと思うパフォーマンスだったり、チームのブランド力だったり、個人の魅力だったり、チーム、個人のSNSを含めた発信だったり、観た人が展開するTweetだったり、口コミで広がる魅力だったり、発展のためにやるべきことは沢山あるし、その質をもっともっと良くしていかないと、このフットサルと言うとても魅力的なスポーツをこれからもっとより良くしていけないのではないか? と、実は危惧しています。
今は、コロナ禍で中々有観客での開催や観戦が難しい中、こういう機会に出来る役割を発揮していく、出来る人達がある意味フットサルに投資していかないと、もうあの頃のようなワクワクする空間を取り戻せないのではないか? と、思っています。
そして、次世代の選手達が、あんな場所でやってみたいと思えるような環境整備をしていく事で、フットサルの未来へバトンを繋げるんじゃないでしょうか?
そのために足を運んでもらうということの意味をゲームと言うコンテンツを創る側としても、精一杯努力しなきゃいけないと思うし、多くのチームがその活動を支えるスポンサーが居て、その企業名が入ってるシャツを着ていること事を忘れてはいけないし、走れなかったり、諦めたり、ゲームに感情が無かったり、準備してなかったり、ダレてたり.....って姿を見せてしまうことがどんな事なのか?
改めて考えないと行けないなぁと、自分自らがお金と時間を使うことで感じる事が出来ました。
そう、僕は身近なフットサル環境に最近投資してなかったのです。 (Abemaは有料会員ですよ 笑)
次節は、東部スポーツ広場体育館。そう、地元佐世保での開催です。
有観客になったら、どれくらいの人が興味を持って来てくれるのか? その人達は僕と同じようにガソリン代、高速代を使って来てるのかもしれません。フットサルを初めて観る方も居るかもしれません。もしかしたら、最後の観戦になる人も居るかもしれません。時間を工面してその時間に足を運んでくれるのかもしれません。
そんな覚悟を持って、準備しなくちゃいけないし、
そんな覚悟を持って、日々を過ごさなきゃいけないし、
そんな覚悟を持って、フットサルの良さをゲームで魅せないといけないし、
そんな覚悟を持って、ワクワクする空間を創ることが、フットサルの未来を創るのです。
俺たち、プロじゃないから?
って、言われそうですが、僕が最初にワクワクしてたのは、プロの試合ではありません。アマチュアの身近なチームのゲームだったのです。
そんな、あの頃のフットサルの輝きをもう一度創りたいし、魅せたいし、繋げたいだけなのです。
そのためにも、僕がオーディエンスとしてお金を使い、時間を使い、労力を使い、フットサルの試合の1人になること。
そんな、自分自身も初心に帰ってフットサルを大事にしていきたいと思っています。
フットサルを両手で大事に包み込むように.....
そして、そんな仲間が増えますように!!
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