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初心

おはようございます。中嶋です。
今日は1月18日(火)です。朝から良い天気ですね。
寒いですが、換気も必要なので窓を定期的に開けて入れ替えしたいと思います。
暖かい空気は、今の時期有り難いですが、時々新鮮な空気を入れる事って大事だなぁと思います。
冷たい空気は、冷たさはあるけどある意味初心を感じれますよね。

昨日、長崎までのドライブの時間に考えていたのが、もう30年くらいになるけど、俺は何でコーチの仕事してるのか?

って、事を考えてました。

今でこそ、プロコーチって増えたと思うのですが、当時は完全に色物だっただろうし、社会的な認知なんて全く無いし、趣味で仕事してるぐらいの軽さに見られてたし、出来るだけ安くとかもあったし、まぁ本当色んな出来事がありました。今でも中々その仕事の認知とか理解とかは少ないし、そんな金銭的な社会的な価値として捉えられにくい環境下の中で、まぁこんな年までよくやってきたなぁと….

そこまでしてやり続けたのって何なんだろう?

って、思った時に…


サッカー好きだったあの頃の自分に必要なコーチで居たい


それだけだったのです。

昭和の時代です。
まぁ、理不尽なことばかり体験して、サッカーの本質をキチンと指導してくれる人が居なかった時代です。
僕はただただサッカーが好きで、色んなサッカーを学びたくて、サッカーの深さを体験したかっただけなのに、そうで無い環境ばかりでした。

当時、四ヶ町(佐世保市民は分かると思いますが)に行く用事の大半は本屋で専門的な本を買ったりすることで、少しでも自分自身で学ぼうと思っていました。当時買ったメンタルトレーニングの本は未だにありますが、あの頃に色んな意味でサッカーを専門的に指導してくれる人は居なかったと思っています。

そんな人になりたい。
もし、そんな人が当時居たら、僕がサッカーに向き合った時間がもっとより良くなったんじゃないかな?と、
それが、30年近く続けてきた根底にあるのです。

その間、時代はiPhone13まで進化しました。
携帯電話なんて夢のまた夢だったのが、今では子供でさえ持っている時代です。
フットボールの世界も、同様に進化しています。
手元で試合も観れるし、You Tubeなどのコンテンツからも情報を手に入れれます。VHSのテープが擦れ切れるまで観る時代でもないのです。
だからこそ、昔の考えだけで、フットボールを捉えることは難しく、コーチ自身もiPhon13レベルぐらいになってなきゃいけないと思っています。

日々、学んでいくこと。
日々、アップデートしていくこと。
日々、試行錯誤していくこと。

そんな自分で居ることが、あの頃の自分に必要な大人、コーチ像で、もしかしたら同じような選手が居た時に、力が発揮できたら?

そんなことしてたら、30年近く経ったと言うことです。

さて、そんな30年。

僕は、その初心の中で、自分の力を発揮出来ているのだろうか?
自分自身のコーチとしてのニーズは、そんなに無いのではないか?

と、最近常にクリティカルに考えています。
残り、何年現場が出来るかはわかりませんが、常に初心とクリティカルな思考も忘れず、僕を必要としてくれる誰かの力になれるように頑張っていきたいと思っています。

たまに、初心を思い出し振り返ることは、とても大事なだなと思っているので、是非皆さんもその動機、Why? に、触れてみてください。

ではでは、空気の入れ替えしようっと!! 


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TAKAYUKI NAKASHIMA
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