『非常識な成功法則』 神田昌典の考え方 第9回
『非常識な成功法則』 神田昌典の考え方 第9回
『非常識な成功法則』 神田昌典 フォレスト出版
2002年6月29日 初版発行
2002年8月19日 10刷発行
お金が集まる人と、お金から逃げられる人との違いを、ズバリと指摘しています。
ここまでストレートに言われると、スッキリしますね!
まず、先入観をなくすということが、不可欠かもしれません。
私は後者(お金から逃げられる人)です。
あなたにふさわしくない客は積極的に切って、顧客リストから外さなければならない
<お金をコントロールするための3つの原則>
お金が集まる人と、お金から逃げられる人との大きな違い
🔷編集後記
この元記事をアメブロに投稿したのは、9年前のことです(2014-01-01 21:34:50)。なお、今回再投稿するにあたって加筆修正してあります。
この本が出版されたのは2002年6月29日です。
今から21年前のことです。
しかしながら、この本に書かれている内容はいささかも古びていません。
もちろん、時代の変化で表現方法は今とは違うことはあるかもしれません。
「日本の常識は世界の非常識」「昨日の常識は今日の非常識」などと表現されたことがありました。
神田さんはわざと逆説的な表現を使って、読者の固定観念を粉々にしてしまおうとしているのです。少なくとも、私はそう考えています。
少子高齢化が世界一速く進行している日本が、これから将来に向けて何ができて、何ができないのかを考えることがきわめて重要です。
政治家や官僚に任せっきりにせず、国民一人一人が考え、行動することが求められます。
今後、カリスママーケッターと呼ばれた神田昌典氏の著作の内容から、激変する現代においても一度立ち止まって再考してみる価値があると思われる事柄をお伝えしていきます。
少しでも、あなたのお役に立てれば幸いです。
<今回の投稿から印象的な言葉を取り上げます>
🔴「お金持ちは、お金自体が好きなわけ。つまり紙幣自体が好き。紙幣の匂いが好き。色が好き。デザインが好きなのである。もう、お金を溺愛している。
これが、お金が集まる人と、お金から逃げられる人との大きな違い」
こうまでストレートに言われると、なるほどと納得してしまいますね。
「お金を溺愛している」、という心境に普通の人はなれません。
普通の人はお金は使うためにあると考えていますから、手元(金融機関に預けておいても同じ)に置いておくより、気前よく手放してしまいます。
想定外の大金が手に入ると散財し、極端なケースでは破産に至るということがあります。気が大きくなってお金をばらまいてしまうのです。
お金は逃げ足が速いですから、あっという間になくなってしまいます。
思いがけない大金が入り、気が大きくなって、高価なだけで価値がないものや、減価してしまうものを購入し、大金の大半を短期間でなくしてしまうという人がいます。
もちろん、大金が手に入っても、堅実にお金を使う人もいます。他人に知られないように、今まで通り慎ましい生活を送る人が多いようです。知られると、たかられる恐れがありますからね。
お金の使い方には3種類あることが知られています。
1️⃣消費
2️⃣投資
3️⃣浪費
です。
1️⃣消費は、生活していくために欠かせないもの。例えば、家賃や食費、水道光熱費、租税公課、洗濯洗剤や柔軟剤など、シャンプーやコンディショナーなど。必要なもの。
2️⃣投資は、株式投資(投資信託などの積立てや個別銘柄を保有)や金投資など。上昇する可能性があること。もちろん下落することもあります。増やすことを目的とする。
債券投資は米国債を除くとほとんどメリットがありません。米国債を保有するのは格付けが高く、安全性があり、先進国としては高金利であるという点で、他国の国債より有利だからです。ドルは基軸通貨であり、ドル建て債券であることが重要です。
3️⃣浪費は、買った瞬間に価値が目減りしてしまうもの。例えばクルマ。購入後から減価し始め、査定価格は3年ほどで購入価格の半分位になってしまいます。1️⃣消費との違いは、必要というよりも欲しいものであること。
もちろん、クルマでもフェラーリなら、もしかしたら購入価格より高く買ってもらえるかもしれません。世界に数台しかない車種で、マニアにとって垂涎の的のフェラーリであれば話は違います。
🟥私はお金に縁がない人間なので、平気でこんなことを書いていますが、本当のお金持ち(純金融資産が30億円以上の人)は私のことをバカにして、相手にしないでしょう。そのことはよく分かっています。
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