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【判断・決断・断行 思考のプロセス】

 今回は、「判断・決断・断行 思考のプロセス」というテーマでお話します。

判断・決断・断行

 判断決断断行という3つの似たような言葉が並んでいます。

 私は辞書的意味ではなく、思考のプロセスという観点からこの3つの概念を考えてみました。これは今思いついたことではなく、十数年前から考えていたことです。

仮説

🔷 仮説(1)
 実行するかしないかは、このプロセスを通して決定されるというのが、私の1つ目の仮説です。

🔷 仮説(2)
 「やるか、やらないかの違い」と言うことがありますが、実はやらない場合には、最初から関心がなくてやらない場合と、決断の一歩手前の判断で中止するか、断行の一歩手前の決断まではしたけれど、結局やらなかったという2種類があるのではないかというのが、私の2つ目の仮説です。

判断・決断・断行とは?

 では、「判断」「決断」「断行」とはどのような違いがあるのか説明します。

 ① 判断
 
これは何かをしようとする最初のプロセスです。

 やるべきかやらないほうがいいのかと考えることです。この段階ではまだいつ、何を、どのようにするか明確になっていません。

 ② 決断
 
これは、①「判断」した後、具体的にいつ(When)、どこで(Where)、何を(What)、どのように(How)、なぜ(Why)やるのかを決めるプロセスです。

 5W1Hのうち、誰が(Who)はあなたに決まっていますので省略しています。この段階ではまだ実行していません。その理由は後ほど説明します。

 ③ 断行
 
最後のプロセスは、②「決断」した後、決断したとおりに<実行する>ことです。

 断行後、うまく行ったかどうか確認するのは言うまでもありません。

PDCAとの比較

 PDCA(Plan、Do、Check、Action)と比較しますと、PlanとDoまでのプロセスをもう少し詳しく分解したと考えていただけると幸いです。

 「何だ、そんなことか!」と思われたかもしれません。

具体例

 具体例を挙げましょう。

 私はPPという新しいSNSで記事を投稿しています。2021年9月11日が最初の投稿日です。
 2021年11月3日現在、推定登録者数は約29万人ということです(残念ながら、私たちは実数を確認することができません)。

 この内、ほとんど毎日記事を投稿している人たちもいれば、週に1度か2度、あるいは変則的に投稿している人たちもいるでしょう。
 この人たちを(X)とします。

 そのほかに圧倒的に多いのは、
(A)1度投稿してみたものの誰からもリアクションがないため中断してしまった人たち
(B)登録しただけでまったく投稿したことがない人たち
(C)他人の投稿を見るのが目的の人たちもいるでしょう。

 だいぶ前の話になりますが、ROMとかRAMという単語が流行ったことがあります。 メモリではありませんよ。

 ROM(Read Only Member=読むだけのメンバー)は(C)に分類される人たちです。

 RAM(Real Active Member=実際に活動しているメンバー)は(X)に分類される人たちです。

 しかし、私はこの2つだけではないと思っていました。

 (A)や(B)に分類される人たちです。

 私は(A)や(B)の人たちをIAM(Inactive Member=未活動メンバー)と命名しました。

 I am…? 誤解なさらないでください。
(A)や(B)、(C)の人たちを軽蔑しているのではありません。

記事を投稿してみましょう!」と呼びかけているのです。

 時々、コマーシャルの中のセリフや投資話の中で「やるか、やらないかだ!」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

 この「やらない」人たちは上記のような事情でやらない人たちです。であるならば、この人たちの背中を押して一歩踏み出してもらいましょうというのが、今回の趣旨です。

 その説明のために「判断・決断・断行」という私が名付けた「3断思考法」を使いました。普段の生活においても、決断までは行ってもそこで辞めてしまったら、実にもったいない場面が必ずあります。

 勇気を持って一歩踏み出しましょう!失敗したってやり直せますよ。

 断行自分で決めた方法で、自分で決めた時期に、自分の意思で実行すること。 つまり、主体性を持って行なうことというのが私の定義です。

 Noteでも状況は全く同じです

 判断・決断・断行で投稿してみましょう。

 私も2022年1月31日に登録し、その日に初投稿しました。

 さあ、今から早速やってみましょう。躊躇していてはいけませんぞ。

 もちろん、悪いことをしてはいけませんよ😂

回想録を書いています

誰でも本を1冊は書ける


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藤巻 隆
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