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『非常識な成功法則』 神田昌典の考え方 第15回
『非常識な成功法則』 神田昌典の考え方 第15回
『非常識な成功法則』 神田昌典 フォレスト出版
2002年6月29日 初版発行
2002年8月19日 10刷発行
私が考える思考プロセスには3段階あります。
「判断」「決断」「断行」
です。
これを「思考の三断跳び」と呼んでいます。これはどうでもよいことです。
最初に、何かをしたほうがいいな、と「判断」するわけです。
次に、どういうことをいつまでにやろうと「決断」します。
そして、「決断」に基づいて「断行」します。
ところが、「決断」までは行っても、そこで止まって、「断行」つまり、
行動できないのです。
それでは、最初から何もしなかったことと変わりません。
「判断」「決断」「断行」については下記の記事をご覧ください。
ちなみに、この中でPPというSNSについて言及していますが、現在は全く投稿していません。いろいろな制約を感じ、いや気がさし、noteに移行しました。PPに投稿した記事を加筆訂正してnoteに転載した記事もあります。
決断するのではなく、決断する思考プロセスを学ぶことなんだ
決断するのではなく、決断する思考プロセスを学ぶことなんだ。
この方法を知ると、行き詰まって悩むことがなくなるんだ。(成金と凡人の会話④から)
単純な話、成功法則を学べばポジティブ思考にはなるかもしれない。ところが成功するためには、思考だけではダメで、行動しなければならない
単純な話、成功法則を学べばポジティブ思考にはなるかもしれない。ところが成功するためには、思考だけではダメで、行動しなければならない。
「成功したらいいな」という気持ちはみんな持っている。ところが「成功したらいいな」ということと「成功に向かって行動する」ということの間には、大きなギャップがある。
行動するってことは“現実世界に落とす”ってことだ。
簡単に言えば、きちんと稼ぐということ。
行動する人は、その目標を実現する確率が飛躍的に高まる
大体、本を読んで、実行に移せる人は、10人に1人。9人は評論家であって、何もしない。残念ながら、その人の現実はどう転んでも変わらない。行動だけが現実を変えるからね。逆に、行動する人は、その目標を実現する確率が飛躍的に高まる。
🔷編集後記
この元記事をアメブロに投稿したのは、9年前のことです(2014-01-12 18:09:20)。大幅に加筆修正しました。
この本が出版されたのは2002年6月29日です。
今から21年前のことです。
しかしながら、この本に書かれている内容はいささかも古びていません。
もちろん、時代の変化で表現方法は今とは違うことはあるかもしれません。
「日本の常識は世界の非常識」「昨日の常識は今日の非常識」などと表現されたことがありました。
神田さんはわざと逆説的な表現を使って、読者の固定観念を粉々にしてしまおうとしているのです。少なくとも、私はそう考えています。
少子高齢化が世界一速く進行している日本が、これから将来に向けて何ができて、何ができないのかを考えることがきわめて重要です。
政治家や官僚に任せっきりにせず、国民一人一人が考え、行動することが求められます。
今後、カリスママーケッターと呼ばれた神田昌典氏の著作の内容から、激変する現代においても一度立ち止まって再考してみる価値があると思われる事柄をお伝えしていきます。
少しでも、あなたのお役に立てれば幸いです。
<今回の投稿から印象的な言葉を取り上げます>
🔴「単純な話、成功法則を学べばポジティブ思考にはなるかもしれない。ところが成功するためには、思考だけではダメで、行動しなければならない」
神田昌典氏は気持ちがよいくらいにスパッと言い切ります。そして、その言葉に多少の反論はできても、実践してきた人の前では、大きな力を持ちえません。
「神田氏は当たり前のことを言っているに過ぎない」と自信を持って言える人がどれだけいるでしょうか?
当たり前のことを当たり前のこととして継続できるのは、それも立派な才能です。別に他人に褒められたくてやっているわけではないでしょう。
もし、他人に褒められたくて行動しているのだとしたら、それはスタンドプレイですぐに見破られてしまいます。
他人が見ていないところで努力を続けることが大切です。
自分の過去を振り返ってみると、恥ずかしい、情けないと感じてしまうことがあります。神田氏の言葉を読むと、自分のことを言われているようで、穴があったら入りたい気分になります。
🟥人が書いた文章や人が発した言葉の一部だけを取り上げる(切り取る)と、その人の文章や言葉の真意を理解できず、誤解してしまうことがあります。
YouTubeでは「〇〇の切り取り」といったタイトルで著名人が運営しているYouTube番組の一部を「切り取り」、投稿しているケースを時々目にします。
確かにその部分は、YouTuber自身が「ある意図」を持って述べていますが、その前後で、時として全く逆のことを述べていることがあります。注意しなくてはなりません。
前後の文脈の中でその言葉がどう使われているかを確認することが不可欠です。
ですから、できるだけ広範囲で引用し、その文脈の中でその「言葉」がどう使われているかを理解するための助け、となるようにしたいと考えています。
先入観を極力排し、他の人の言葉や文章を理解するように努めなければなりません。
(2,338文字)
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