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『夢の中』 シーズン2 第16話 告白


第16話 告白

■レナの過去

「圭ちゃんさぁ。私が転校してくる前のことは知らないでしょ? じゃ、教えてあげる。……私は昔、北条沙都子っていう女の子と同じクラスにいた。……沙都子はいじめられていて、私もそのせいで何度かひどい目に合わされたよ。それを先生に言っても取り合ってくれなくてさ。それで何度も何度も校長室に呼ばれてる内にね……。だんだん学校へ行くのも面倒になってね。
 
私さ、とうとう不登校児になることにした。……学校は行かないくせに家にいるもんじゃないよねぇ。だから毎日、学校へ行ってる振りして街をふらついては不良仲間とか作ったり、ゲームセンターに入り浸ったり。そんなことばっかりやってて、いつの間にかすっかり悪ガキに育っちゃった。
 
……そんなある日のことだよ。突然、沙都子の姿を見なくなっちゃった。……私ね、……ちょっとだけ、本当にちょっとだけ心配した。だからその日の夕方、学校に行ってみたの。そうしたら沙都子はやっぱり学校にいて。教室でクラスメイトに囲まれながら笑っていたよ。あーよかった。私ほっとした。……でもそれは甘かったの。……沙都子には友達なんていなかったの」
 
■「あー、あ、……やっと終わったね……。長くなったけどお付き合いどうもありがとー♪ でも圭ちゃんさぁ、まだ肝心なことを忘れていないんじゃないの? 」
 
■「…………。……悟史の居場所? 圭ちゃんがそこまで言うんならさ、私の知ってる限りのことを教えてあげる。……あのね。ダム工事が中止になったことを恨んでいる連中がまだ大勢いるの。特に過激な連中がね。だから悟史はまだ生きているとは思う。でも……きっと酷い扱いを受けているはずだよ。だってそうじゃなきゃおかしいもの」
 
■「悟史のことを聞き回ってるの? あの子のことなら、沙都子に聞いた方がいいかもね。……だって、悟史とは兄妹なんだし、同じ家で暮らしてたんだから。……え?……私と沙都子が姉妹?? うわ~、やだやだやめてよ。それって絶対秘密だって言ったじゃん?沙都子が妹だなんて知ったのは、つい最近のことなんだから」
 
■「えっと……どこまで話してたっけ?……そうそう、雛見沢に引っ越してきてからの話をすればいいのよね?……ま、圭ちゃんが想像してるようなもんだよ。親の仕事の都合で引っ越すことが決まったのが5年前。でもその時に、叔父さんからある相談を受けたわけ」

「圭ちゃん。もうわかったでしょう?……そう。私は綿流しの晩、園崎家の頭首に悟史を始末するよう命じられたの。それで悟史を撲殺しようとしたんだけど、……結局ね、できなかったの。悟史を殺してしまうと、私と両親だけが残されて生活ができなくなってしまうんだ。
 
それでね、私は悟史と二人で遠くへ逃げることにした。両親にも悟史は行方不明だと思わせることにしたの。もちろん悟史の家族にも。……だからみんな、悟史のことをよく知らない。名前もね。悟史っていう名前を、実は両親が付けたんじゃないかってくらい。本当の両親は知らないんだって。……でも、それだけのことで十分だったみたい。
 
私と悟史の生活はうまく行ってたの。二人きりで静かに慎ましく暮らすだけのささやかな生活をね。悟史は何も望まず、私も何も与えなかった。お互いの気持ちを確かめ合ったことはなかったし、……そんなことは必要もなかった。……悟史は幸せだったのかな。私にわかるはずもない。ただ一つだけ言えることがあるとすればね、……私が沙都子を虐めるようになったきっかけはね、……あの日の悟史の態度にあったの」
 
■「あのね。沙都子の誕生日会があった日にね、私はちょっとだけ沙都子とケンカしたの。そのちょっとしたことがきっかけ。
 
それで沙都子は、私がいつもの仕返しに何かよからぬことを考えていると思って、私が誕生日会の後に何をするかこっそり探ろうとしてたんだと思う。
 
そして偶然ね、悟史にばったり出くわしてしまったわけ。その日に限って、私よりずっと遅く帰ってくるはずの悟史がさ」
 
■「……あ。ごめん圭ちゃん。……最後にもう一つ、どうしても話しておくべき大事なことがあるのを思い出した。……これは圭ちゃんにとって一番大切なことかもしれないよ」

■「悟史はね、……私と初めてキスをしてくれた夜に死んだの」
 
■「……あ、……あれ?……どうしたんですの?! 魅音さんじゃないですか!! こんな時間に、……一体どちらからいらしたんです?!」
 
■「み~んなお待ちしてましたですよ~。お姉ぇのお友達、どうしたんですか~?」
 
■「詩音が……帰ってこないんだ……!!!」

■「詩ぃ~!!!! 詩ー!! どこぉーー? ねぇどこにいるのー?? 」
 
■「……圭一、どうしよう……。私、私のせいで……また誰かを傷つけてしまった……! もう嫌だよ……もう誰も傷つけたくないよ……。……お願いだから助けてよ……。私にはあなたしかいないの……。……どうして私の願いを聞いてくれないの……?……どうして私の前からいなくなったの……。……教えて……。……お願い……!!! 」

■「さっきの詩音の電話、……間違いない。悟史が危ないぞ……!!!」
 
■「さすが圭ちゃん、鋭い勘してるわ。……でもさ」
「……何だ魅音。……まだなんか隠してることがあるのか??……言えよ!!! 全部言えよ!!!」
「私ね。今度こそ、絶対に失敗しないようにがんばる」

■「悟史を殴って、悟史の頭を割って、脳ミソをほじくり出すんだよ?……それってすごく大変で、面倒で、時間もかかるよ。それにきっとすごく汚いし臭くなると思う」
「……なに言ってんだ、おまえ……」
「それでもいいの圭ちゃん? 本当に悟史を助けたいんならね、……それしか方法がないんだよ? 圭ちゃんは覚悟してやってくれるの?……圭ちゃんの一生を棒に振るってことをさ」
 
■「……圭ちゃん。私、圭ちゃんが大好きだもん。圭ちゃんのためなら命だって捨てられる。だから圭ちゃんは私の言うとおりにすればいいんだよ?
ね。簡単でしょ。私は圭ちゃんが大好きなんだから。……じゃ、そういうわけなんだけど……みんないいよね?」
 
■「魅音を殺せ、だと……!!!」
 
■「いい加減にしろよ……!……もう俺、怒ったかんな……!!」
「……へぇ、いい顔するじゃん圭ちゃん。でもね。私も怒ってるの。あんたの気持ちはわかるよ。確かにあいつらの狙いは悟史だったんだ。
 
だからあいつらは悟史を殺すつもりだったに違いない。それを未然に防いだのは褒められるべきだし、感謝されるのに値するよ。でもさ、それは結果論。
 
もしあの時、悟史を殺してたら、間違いなく園崎家は私と両親の敵になってたはずだよね。だから、……私が代わりに仇をとってやったってことよ。それが綿流しの晩に起こった真実なのさ!




続く……


<編集後記>

299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明の文章を出力し続けたためです。

2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとに文章を生成させてみました。

AIのべりすとによる一貫した文章生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明な文章を生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡り文章生成をさせるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ


2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。


20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)で文章を生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、記事を生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIに文章を生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。

2. セリフ  台詞を優先の設定にしました。




⭐ 実際に出力された画面


使用したAI

AIのべりすと



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