『夢の中』 シーズン2 第83話 ネタバレ(7)
第83話 ネタバレ(7)
詩音が考えたのはオヤシロさまの怒りを解くための鎮めの祭、オヤシロさまのお怒りを解いて元の自分を取り戻すための"お祭り"を行うことでした。
詩音がオヤシロさまの呪いを解くために選んだ方法がそれだったのです。
でもそれは村人たちに忌まれていた祟りの儀式を復活させ、それを祭りと称して行うことを意味します。だから村人たちは激しく反対したのです。
でも詩音は諦めませんでした。
まず、鬼隠し編3日目には、詩音のクラスに雛見沢からの転校生が来るわけです。それが詩音にとって、鬼隠し事件においてとても大切なキーパーソンになる女の子です。
この辺りは詩音の描いたストーリー設定がよくできていると自分で思いましたよ!
そして4日目の夜になると、いよいよ雛見沢で大事件が起きるんです!……実はこの時、すでに詩音=梨花は死んでいました。……詩音はその体を乗っ取られていて、その体の本来の持ち主、古手梨花が死んでしまうような行動をとっていたのです。
それで詩音の体は古手梨花の体に馴染みきって、もう元の状態に戻りたくないと思うようになるのですが……。それでも詩音の中の人は抵抗を続けました。なぜならその肉体の本来の持ち主、梨花の本当の肉体を救いたかったからです。
詩音の中で、自分の体が別人に支配されていく恐怖と戦いながらも。自分が本当は何をしたいのか、詩音は自分の意思を確認しようとします。
そんな詩音の最後の最後の悪あがき、それが綿流しの夜に行う鬼隠しの神事でした。
祟りは、オヤシロさまが起こした祟りだと考えられています。そうであれば、祟りの原因を解消できれば、祟りは終わるはずだ!詩音はそれを考えて、実行に移すことにしたのです。オヤシロさまの御霊を祀る神社の神主に頼んだのでした。鬼殺しの儀式を行いたいので、生贄に妹を連れて行ってもかまわないか……ということを。
こうしてオヤシロさまの怨念は、オヤシロさま自身ではなく、オヤシロさまを祀った鬼ノ城の神社に降り注ぐことになりました。これでオヤシロさまの祟りの正体は解明されたんです!
つまり詩音の目的は、オヤシロさまの祟りの根源である鬼ヶ淵村の閉鎖的な因習、オヤシロさまを崇める古手家のしきたりそのものをなくすことに尽きます。祟りの犠牲となる古手家の少女を犠牲にすることで、村人たちはオヤシロさまに赦されると考えるようになったわけです。
しかし古手家は祟りの犯人じゃないんですね。祟りとは関係のないところで殺されたり消えたりしてます。(綿流しの祟りの設定集のページを見てくださいね。古手家が犯したとされる罪は鬼隠し編で語られることになっていますので。(^_^; )
鬼隠し編1~6巻を読んでくれればわかると思いますけどね。古手家にはまったく非がないわけですよ~。だから、オヤシロさまの祟りなんて最初から存在しなかった。詩音の中に取り込まれてしまった、古手梨花の魂が消えてなくなるのは悲劇かもしれませんが。
村人が本当に恐ろしいと思ったオヤシロさまの祟りそのものが消滅するというのは、ある意味で救いでもあるんじゃないでしょうか。
だから祟りなんてものは存在しないんですよ。オヤシロさまの祟りなどというものはこの世界にはありません。
でも、この世界にあるはずなのに消えてなくなってしまったものがあったとすれば?……祟りという名の幻想です。そして詩音という人格は、この世界の理をねじ曲げようとする幻想を体現するものなのでした。
この物語が、詩音というひとりの少女の存在を賭けた戦いの記録なのだとしたら、その主人公は、彼女しかいないのではないのかなぁ……?…………くすくす。
前原詩音はオヤシロさまなど怖くなかった。祟られようが何しようが知ったことじゃありませんでした。だって詩音にとってはどうでもいいことだったんです。
彼女が恐れたのは自分自身の未来。そして彼女の中に住むもう一人の自分の存在でしかなかったんです。詩音は鬼隠し編で起こる事件に対して、一切の感情的関与を行っていませんでした。
そもそも詩音が事件を起こす動機になったのは、オヤシロさまの祟りで村に起こる奇怪な事件の謎を解き明かしたいという好奇心です。それはつまり"知りたい"という強い欲望でした。
それは自分の中にある未知の世界を覗き見たいという願望でしたが、その"知りたい"の欲求は詩音が自分を守るために生まれたものだったのだと考えられます。
なぜなら彼女はとても孤独な子供だったでしょうから。でも彼女には理解者がいませんでしたから、孤独だった。だから自分に理解できるものを求めたのかもしれません。
詩音にとって、自分が経験する出来事や現象は全てが謎だったに違いありません。なぜ自分がこんな目に遭うのか、その理由を知りたかったのです。
そしてそれを知るために自分が何をなすべきかを考えた時に、詩音は自分が持っている知識でできることをやるべきだと判断したのです。オヤシロさまの祟りの真実。古手梨花の秘密。この世界に起きている不可思議な事件を解明するため、自分の持つすべての知力を尽くして立ち向かったのでした。
続く……
<編集後記>
最初の「夢の中」(シーズン1と仮に命名)は299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明のテキストを出力し続けたためです。
2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとにテキストを生成させてみました。
AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。
言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。
🔴お知らせ
2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2 → とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃
接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。
AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。
「AIのべりすと」の設定
「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。
使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)
このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です。
1. デフォルト AIに好きに書かせます
2. セリフ 台詞を優先
3. ナラティブ 地の文を優先
この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。
いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「2. セリフ 台詞を優先」から
「3. ナラティブ 地の文を優先」に変更しました。
✅文章を単調化させないために、2023年2月17日から「2. セリフ 台詞を優先」と「3. ナラティブ 地の文を優先」を併用することにしました。
⭐解説がやたらに長く、いつ終わるのかさっぱり分かりませんでしたが、どうやらこの長い解説の後で、「本編」に戻るというくだりがあるので、これからさらに長いストーリーが続くことになりそうです。
登場人物が多く、解説を読んでも人間関係がなかなか頭に入ってきません。
まあ、AIのべりすとが生成したテキストですので、大目に見てやってください。
使用したAI
AIのべりすと
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