今週の note (5243) の株価推移 (2024/04/22~04/26) Vol.071
今週の note (5243) の株価推移 (2024/04/22~04/26) Vol.071
今週の note (5243) はどんな動きをしたか?
✅今週の note (5243)は、上げ下げを繰り返しながら、結局先週末の株価に戻りました。
500円台のボックス圏から抜けられず、もがいている状況です。
何かIR(投資家向け広報)で公表する材料があれば、反応するのですが、残念ながらIRはめったに行われません。4半期ごとの決算説明会時だけです。
もっとIRに注力してもらいたいですね! IRは片手間でできることではなく、専門部署が投資家に真摯に対応し、株価を上昇させることに全力を傾けてください。
上場しているのですから、IRはいわば義務と言ってもよいくらいです。決算説明をすれば済むということではありません。
✅私のスタンス
私のスタンスを明確にしておきます。
私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。
ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。
つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。
【04月22日~04月26日の note (5243)のデータ】
🔷今週の note(5243)は 560 ~ 590 円(終値ベース)で推移しました。上下の値幅は 30 円でした。
上場初日(2022/12/21)の初値は 521円、終値は439 円でした。
上場後1年間での最高値(「さいたかね」、または「さいこうね」)は927円(2023/03/07)、最安値は401円(2023/01/04 大発会)で上場後1年後の株価は589円(2023/12/21)でした。
まず、600円の壁を突破し、600円台を固めることが当面の目標です。
5分足・日足・週足・月足チャートの一覧をご覧ください。
短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。
⭐note(5243)は一応、AI関連企業と見なされています(ChatGPTとの関連で)。今後は、AI関連銘柄の上昇に伴い、noteも同様な動きを示すか注目です!
懸念されることは、IR(投資家に対する広報活動)を積極的に行なっていかない限り、現状を打破できないということです。好材料が不可欠です。
少なくとも、月に1回、できれば複数回 IRを行ない、現状と今後の予想を公表することを続けなければいけません。上場企業であれば IRは責務であると思います。
IRは片手間でやることではなく、投資家と正面から向き合う姿勢を示すことです。IRはとても重要な活動なのです。
東京証券取引所(東証)は当面は東証プライムに上場している企業に対し、もっと積極的に情報を開示し、英文による企業情報を公表することを義務付けています。スタンダード市場や note(5243) が上場しているグロース市場の企業に対しても今後同様の措置が行われることでしょう。
これは、もちろん海外投資家に対する情報の開示をもっと積極的に進めるという趣旨ですが、国内の投資家に対する情報開示が不十分であることも関係しています。
🔴2024年11月期第1四半期決算説明資料
下記をご参照ください。
2024.04.10 2024年11月期第1四半期 決算説明資料
🔴売上が順調に増加するにつれ赤字が縮小してきていることが分かります。
このまま推移すれば、2024年11月期で黒字転換することが期待できます。
🔴今後も、経営陣はどのような株価対策をしているのか、IR(投資家に対する広報活動)にもっと力を注いで欲しいと思います。定期的に情報公開をしてほしいですね。
🔴著名な株式評論家、櫻井英明(さくらい えいめい)氏は「なぜ上場したのか」、上場の意義を経営者やIR担当者はきちんと説明できるかと問うています。
上場の目的は、資金調達だけだったのか、事業にさらに投資するためなのか、知名度を高めることだったのか。近い将来、トータルリターン(キャピタルゲイン=値上がり益+インカムゲイン=配当金)によって株主に還元することを考えているのか。その他は?
いずれにせよ、上場したことで終わりではありません。スタート地点に立ったばかりです。企業を成長させ、株価を上昇させ、後には配当し、株主還元まで考慮していただきたいと思います。
🔷04月26日の note(5243)のデータ
終値 564 円
前日比 +4 円 +0.71 %
出来高 37,700
売買代金 21,203 千円
*データはYahoo! ファイナンスから拝借しました。
⭐出所: Yahoo! Japan ファイナンス
🔴掲示板「みんなの評価」を見ますと、「買いたい」が 100 % で「売りたい」が 0 % となりました。
先週(2024/04/19)は「買いたい」が 90 % で「売りたい」は 0 % で、「様子見」は10%でしたから、「買いたい」が 10 % 増で、「売りたい」は変わらずで、「様子見」は10 % 減ということになります。
現状で、「買いたい」が 100% ですので、期待に応えてほしいですね 。
ぜひ、IRを積極的に行なってほしいです。
あくまで Yahoo! ファイナンスの掲示板「みんなの評価」によるものです。他の多数の投資家はどう考えているか分かりません。
<04月22日~04月26日の終値ベース>
高値(04/22) 590 円
安値(04/25) 560 円
🔴高安 30 円のレンジでの値動きでした。
*データは「株探」から引用しました。
⭐出所: 株探
上場来高値の927円(2023/03/07)にはいつ届くでしょうか?
最高値(さいたかね、「さいこうね」と呼ぶ人もいる)更新にはまだしばらく時間がかかりそうです。
🔴臨時株主総会の開催並びに資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ 23/10/19 15:00 臨時株主総会を11月13日(月)午前 10 時に開催
・資本金の額 179,462,920 円のうち 169,462,920 円を減少させ、10,000,000 円といたします。
✅株価が上昇しない理由(再掲)と株価が上昇する理由
株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと
株価が上昇する理由
●好材料が明らかになること
●多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること
✅重要なポイント
🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが必要だと考えています。(再掲)
1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。
よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価の持続的な上昇は見込めません。
第2弾、第3弾の好材料を素早く提供することが欠かせません。
打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。
ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。
線香花火のようではいけませんね。ポトンと落ちてしまいます。
時価総額 86.8 億円
発行株式数 15,351,000 株
52週高値 687 円(2023/12/07)
年初来高値 633 円(2024/01/22)
52週安値 440 円(2023/10/16)
年初来安値 495 円(2024/04/11)
(2024/04/19 現在)
・時価総額100億円が遠いです。
*データは「株探」から引用しました。
🔴上場した2022年12月21日の初値は 521円でした。
公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。
初日のデータ
高値 561 円
安値 421 円
終値 439 円
🔴2024年04月26日の note (5243) の騰落率は +0.71 % (前日比 +4 円)で、終値は 564 円でした。04月19日の 565 円とほぼ同じでした。
株価に勢いがないことがわかります。
04/22~04/26の星取表は
⚪⚫️⚫️⚫️⚪
でした。
✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。
海外展開だけでなく、赤字を脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。
日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。
ゴールドマン・サックス・インターナショナルが第2位の大株主となっています。どんな意図をもってnote株を保有することになったのでしょうか?
とても気になります。あくまで投資目的という回答が返ってくるでしょうが。大株主の変動(持ち株比率、株式数)にはくれぐれも注意が肝要です。
TOB(株式公開買い付け)から自社を守ることが重要になってきます。
M&A(合併買収)を望んでいるのであれば、話は別ですが。
✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。
複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。
✅日経ビジネス(2023.04.24号)の「IPO時の企業評価に課題あり?」に note の関連記事が掲載されました。
🟥日経平均他について
🔴日経平均は、2024年04月19日の終値 37,068.35 円 と2024年04月26日の終値 37,934.76 円 を比較すると、+866.41 円の上昇となりました。
2月22日の大引けで 史上最高値の 38,915.87 円をあっさり抜き去りました。39,000 円台に一気に突入し、40,000 円直前まで上昇しましたが、その後足踏みしていました。
しかし、40,000 円台を突破した後、一時 41,000 円に到達しました。
そこから調整となりました。38,000 円割れとなりました。
41,000 円から 4,000 円の下落となりました。騰落率は -10%。4,000 円という値幅は確かに大きいですが、下落率は 10% です。暴落とまでは言えません。
今後も調整することはありますが、日経平均は底堅く、大崩れする可能性は低いと考えています。
ただし、エヌビディアの業績の影響を受け、日本の半導体関連銘柄(東京エレクトロンやディスコなど)も上下に大きく変動します。
一本調子で上昇することはなく、必ず調整が入ります。
「山高ければ谷深し」という格言があります。大きく上昇すれば、反動で大きく下げるという経験則です。大なり小なり調整は必ず起きます。
🔴重要なことは、大きく下げても反動で上昇するので、狼狽売りせず、じっと我慢して保有し続けることです。「握力を強める」ことが大切です。
これは、個別銘柄だけでなく、日経225インデックスファンド等においても当てはまることです。
ある投資家がYouTubeの動画配信で言っていましたが、
大きく下げたところで売却してしまったら、その後の上昇局面で買付けることは難しく、また高値で買うことになってしまうからです。
2023年末は2024年初めはハイテク関連株が下落しましたが、日米ともに半導体市況は回復基調にあり、2024年は半導体関連銘柄が買われる可能性が高くなると思われます。AI関連株も引き続き期待できそうです。
特に、GPUで有名なエヌビディアの四半期決算が注目されています。少々の好決算では株価は反応しなくなってきました。
⭐2月22日にエヌビディアの決算説明会が開催されました。その要旨をお伝えします。
エヌビディア(NVDA.US)第4四半期決算説明会要旨(抜粋)
🔷データセンターの売上が増加し、今後も売上増が期待できる。
中国への出荷を停止していながら売上高が増加しているので、中国への出荷が再開されれば、さらに売上高が増加する。その結果、利益も激増することが予測できる。
インデックスファンドの創始者であり、世界2位の資産運用会社バンガードの創業者でもあるジョン・ボーグル氏は、自著『インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ Vol.263)』の中で、次のように述べています。
⭐去年(2023年)、ある YouTube の番組で耳にしたのですが、「海外投資家は日本の企業名ではなく、売れているゲームのタイトルで選定し、その商品を販売している企業の株式を購入している」という主旨の話でした。
⭐2024年04月26日の日経平均とTOPXの終値
日経平均 37,934.76 円
前日比 +306.28 円 +0.81 %
TOPIX 2,686.48
前日比 +22.95 +0.86 %
2024年第17週末は日経平均、TOPIXともに小幅ながら上昇しました。
日経平均は一時41,000円を超えましたが、上値が重くなり、39,000円を割り込みました。そして、さらに37,000円台になっています。
米国金利の下げは年3回と予測されていましたが、怪しくなってきました。利下げどころか利上げという予測もあります。
今後も日経平均は高値更新した後で、一旦利益確定売りがあり下落するかもしれません。それでも、モメンタムが持続すれば、再び上昇していくと考えられます。
ピクテ・ジャパンの糸島孝俊ストラテジストはPIVOTの番組に出演し、「日経平均は配当金込みではとっくに40,000円を超えているどころか、70,000円に届くところまできている」と述べていました。
日経平均
52週高値 (2024/03/22) 41,087.75 円
年初来高値 (2024/03/22) 41,087.75 円
52週安値 (2023/04/28) 28,499.51 円
年初来安値 (2024/01/04) 32,693.18 円
⭐出所: 株探 日経平均
<日経平均の株価チャート>
🌟2024年第17週末の日経平均の終値は 37,934.76 円でした。第16週末の終値は 37,068.35 円でしたから +866.41 円でした。
38,000 円割れしていますので、当面は 39,000円台を回復することが望まれます。その後、 40,000円 を目指すことになります。
大胆な予測をすれば、年内には45,000~50,000円(?)もあるかもしれません。
日経225銘柄については🔴日経225銘柄をご覧ください。
四半期ごとに定期的に銘柄入れ替えが行われますが、強い銘柄が弱い銘柄に取って代わることは今も昔も変わりません。現代の日本を反映している企業(東証プライム)が選ばれます。
「節分天井、彼岸底」ということわざがあります。
節分に高値をつけ、彼岸で底値をつけるということです。
アノマリーなので、果たしてこの通りになるかはわかりません。
2024年に入り、35,000円まで一気に上昇しましたが、上昇が早すぎブレーキがかかりました。スピード調整です。
ところが、そこから再度上昇に転じました。
あっという間に37,000~38,000円台に駆け上りました。
今年の日経平均を37,000~40,000円と予想する人たちがいました。かなり強気な予想と言えましたが、ついに2月中に39,000円台に入りました。
東証プライムに上場している企業のトップは、2024年初めに異口同音に「日経平均は年内に40,000円になる」と声高に語っていたそうです。
実際にそうなりましたね。
半導体やAI関連の企業の業績が上向いていますので、株価が上昇する理由づけができます。特に、米エヌビディアの快進撃が半導体やAI関連銘柄に好影響を与えています。
ただし、外国人投資家(ファンドを含む)の大口の日本株買いに支えられ、上昇している点は見逃せません。
外国人投資家が利益を確定するために、一転して日本株売りが始まったら下落するので注意が肝心です。それでも狼狽売りをしないことが肝要です。
🔴来週の決算・経済カレンダー
⭐エヌビディアの動向から目が離せません。
個人的には、スーパーマイクロコンピュータ(SMCI)とパランティアテクノロジーズ(PLTR)に注目しています。
日本の半導体関連銘柄にも注目しましょう。
東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ディスコ(6146)、スクリーンホールディングス(7735)、信越化学(4063)などです。
これらの銘柄が上昇すれば、日経平均はさらに上昇するのは間違いありません。
エヌビディア等について詳細な解説がされています。
日米の半導体関連銘柄について詳細な解説がされています。
🔴日経225銘柄
一説によれば、2024年4月にマイナス金利の解除が行われるということでしたが、3月中に解除が行われることが決定しました。さらにYCC(イールドカーブコントロール、長短金利の操作)は取りやめることも日本銀行の植田総裁が3月19日に公表しました。
現在でも、外国人投資家の日本株の買い意欲は旺盛で、この勢いが弱まらない限り、最高値更新は続きそうです。
意外だったのは、中国人が今、日本平均の上場投資信託(ETF)を買っているという話をYouTubeの株式投資専門チャンネルで聞きました。
どんな理由なのでしょうかね?
その一方で、中国人のETF買いは日経平均の押上げにはそれほど大きくないと言う専門家もいます。やはり、欧米の投資家による日本株買いの方がはるかに大きいということです。
日経平均の上昇に、新NISAの影響があるのかという点ですが、証券口座数は確かに増えているものの、日本人による日本株や投信の買いはまだそれほど多くなく、日経平均の上昇への影響は軽微とのことです。
S&P500やオルカン(全世界)に投資しているので、日本株への投資額は多くないということです。
2024年の米国株市場は減速するという市場関係者がいますが、その一方で成長すると指摘している人もいます。
日本の株式市場への影響はどうなるでしょうか?
2023年9月4日に「日経平均株価の銘柄定期入れ替え」が発表されました。
個人的には、本社が新横浜にあるレーザーテック(6920)の今後の成長に期待しています。半導体関連装置製造業者で世界的に有名な企業です。
日本株の上昇が続く限り、史上最高値更新は続いていくと確信しています。
ただし、一本調子で上昇するとは考えにくく、何度か調整局面を迎えることになるでしょう。
日経平均の2024年4月22日から4月26日までの星取表は
⚪⚪⚪⚫️⚪
となりました。
🔴新年度に入り、米国金利が下がるのか、維持なのかという波乱要因が株価に影響を与えます。
まず、39,000 円台を回復することが望まれます。
その後、40,000 円を回復し、41,000 円に再チャレンジしてほしいですね。
⭐参考になる情報源
STOCK VOICE
moomoo
<日経平均の最高値>
日経平均の最高値は、終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭です。
*38,915円を<ミワクのイチゴ>と覚えたという人がいました。<サバクにイコウ>と言った人がいますが、<ミワクのイチゴ>のほうが良い感じです。
ですが、もう超えてしまったので、覚える必要はありません。
2024年大納会の日経平均株価はいくらになるでしょうか?
下記の日経平均の時系列データをご覧ください。
🔷編集後記
日経平均の動向ばかりが注目されていますが、note(5243)にも注目が集まることを期待したいです! インパクトのある好材料が不可欠です。
2024年第17週末のnote (5243) の終値は 564 円でした。
1週間前の水準に戻りました。
500円のボックス圏内から抜け出せていません。
600円にチャレンジしてほしいですね。
2024年11月期の早い段階で黒字転換すれば株価上昇に弾みがつきます。
ぜひ、頑張ってもらいたいと思います。
🔴有価証券報告書ー第12期(2022/12/01ー2023/11/30)に次のような記述がありました。
この中の<(5)その他>に次のように株主への利益還元に関する記述がありました。
有価証券報告書の全文は下記のリンクをご覧ください(全111ページ)。
⭐有価証券報告書の文面を読む限り、株主還元に対する意識が乏しいと感じました。
トータルリターンを考えなくてはなりません。
キャピタルゲイン(株式の値上がり益)+ インカムゲイン(配当金や株主優待)= トータルリターン
note (5243) は現状、株価が低迷し、赤字からまだ脱出できていません。
赤字ですから配当金は出せません。最終利益から株主に支払うのが配当金です。
現状を鑑みますと、早くて3年しないと黒字転換しないと考えています。
株価を上昇させるためには、売上高を増加させ、利益を生み出し、株式分割をしたり、自社株買いをすることが必要になってきます。
それよりもまず大事なことは、IRをできるだけ定期的に公表し、株主と正面から向かい合うことです。
情報の発信を心掛けてほしいと願っています。
それにしても、ゴールドマン・サックス・インターナショナルが note (5243) の第2位の株主になるとはまったく想像していませんでした。
🔴重要な指標
株式の重要な指標に、ROE(自己資本利益率)、ROA(総資産利益率)、EPS(1株当たり純利益)、PER(株価収益率)等があります。
これらの指標は、同業他社や同じセクターの企業との比較に用いられます。
ただし、赤字企業では比較になりません。
ここで1つ基本的でとても重要なお話をします。
次の算式をご覧ください。
EPS(1株当たり純利益) × PER(株価収益率) = P(株価)
極めて簡単な掛け算です。EPSにPERを掛けたものが株価であるということです。
なぜこうなるのかと言いますと、上の算式を書き直すと分かります。
EPS × P / EPS = P
これでお分かりになったでしょう。ただし、黒字であることが大前提です。
PER(株価収益率)は株価が純利益の何倍かを表す指標ですが、言い換えると、株価は純利益の何年分であるかを表す指標でもあります。
ちなみに、現在の全市場のPERは15倍程度と言われています。
現状のnote(5243)は赤字なので、PERが出せません。ですから同業他社との比較ができません。
🔴まず、黒字に転換し、将来、株主還元(キャピタルゲイン=株式の値上がり益とインカムゲイン=配当)ができる企業になってください!
⭐ニュース
当座貸越契約の締結(新規並びに増額変更)に関するお知らせ
みずほ銀行から新規で1億円を調達。
三菱UFJ銀行 3億円 (+1億円)
三井住友銀行 6億円 (+5億円)
りそな銀行 2億円
計 12億円 (+7億円)
🔴2023年11月13日(月)10:00から臨時株主総会が開催されるとの報告がありました。減資するということです。
減資とは?意味とメリット・デメリットをわかりやすく解説
上記のウェブサイトに掲載されている記述に基づき、減資の趣旨を抜粋します。
減資を行う意義には「欠損の補填による経営立て直し」「株主への財産の払い戻し」「節税」の3つがあります。
有償減資と無償減資の2つがある。
・有償減資とは、実際に資金が減少する減資のことです。
有償減資は、おもに「株主への財産の払い戻し」の目的で行われます。
・無償減資とは、資金が減少しない減資のことです。
無償減資は「欠損の補填による経営立て直し」と「節税」の目的で行われます。
今回の措置は、「現在生じている繰越利益剰余金の欠損額を補填して財務内容の健全化を図るとともに、税負担の軽減 や今後の資本政策の柔軟性及び機動性を確保すること等を目的」(「臨時株主総会の開催並びに 資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ」に掲載)ということですので、無償減資になります。
株式市場では、「小さく産んで大きく育てる」と言われることがあります。
株価が3桁からスタートして4桁、5桁へと成長することが期待されているということです。株価が上昇するに従って、株式時価総額(時価総額)が増大します。
🌟note (5243)も「小さく産んで大きく育てる」となるといいですね!
⭐あなたも note のクリエイターとしてだけでなく、note (5243) の株主になって応援しませんか?
(12,312文字)