note (5243) 今週の株価推移 (2024/10/21~10/25) Vol.097
note (5243) 今週の株価推移 (2024/10/21~10/25) Vol.097
今週の note (5243) はどんな動きをしたか?
✅今週の note (5243)
2024/10/25の終値は 485 円で、前日比 -10 円 -2.02 % でした。
500円を割り込みました。株価上昇は続かず、下落は続いています。
10/09に2024年11月期第3四半期の決算を発表しました。黒字転換しました。これを材料視し、出来高を伴い一旦上昇しましたが、続きませんでした。あと1つでも好材料が提供されれば、続伸したかもしれませんが、ありませんでした。
出来高が増えないことが一番の問題です。取引参加者が少ないということですから。このままでは4桁には到底届きません。
IR(投資家向けの広報)で公表する材料があれば、株価が反応するのですが、残念ながらIRはめったに行われません。4半期ごとの決算説明会時だけです。
もっとIRに注力してもらいたいですね! IRは片手間でできることではなく、専門部署が投資家に真摯に対応し、株価を上昇させることに全力を傾けてください。
上場しているのですから、IRはいわば義務と言ってもよいくらいです。決算説明をすれば済むということではありません。
東京証券取引所は、IRをはやく行うように、今のところ東証プライムに上場している企業に声をかけています。
今後は東証プライムに限らず、スタンダード、note が上場しているグロースの企業に対しても、もっと積極的なIRを推し進めるように迫るはずです。
2024/10/21~10/25の note (5243) の終値
✅私のスタンスを明確にしておきます。
私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。
ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。
つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。
【10月21日~10月25日の note (5243)のデータ】
🔷今週の note(5243)は 506 ~ 535 円(終値ベース)で推移しました。上下の値幅は 29 円でした。
上場初日(2022/12/21)の初値は 521円、終値は 439 円でした。
上場後1年間での最高値(「さいたかね」、または「さいこうね」)は927円(2023/03/07)、最安値は401円(2023/01/04 大発会)で上場後1年後の株価は589円(2023/12/21)でした。
その後は下落傾向が続いています。
まず、600円割れ、500円割れと下落が続き、一旦500円台に戻しましたが、再度500円割れしました。500円を境に上下に変動しています。なかなか上昇気流に乗れません。
5分足・日足・週足・月足チャートの一覧をご覧ください。
短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。
⭐note (5243)は一応、AI関連企業と見なされています(ChatGPTとの関連で)。今後は、AI関連銘柄の上昇に伴い、noteも同様な動きを示すか注目です!
懸念されることは、IR(投資家に対する広報活動)を積極的に行なっていかない限り、現状を打破できないということです。好材料が不可欠です。
少なくとも、月に1回、できれば複数回 IRを行ない、現状と今後の予想を公表することを続けなければいけません。上場企業であれば IRは責務であると思います。
IRは片手間でやることではなく、投資家と正面から向き合う姿勢を示すことです。IRはとても重要な活動なのです。
東京証券取引所(東証)は当面は東証プライムに上場している企業に対し、もっと積極的に情報を開示し、英文による企業情報を公表することを義務付けています。スタンダード市場や note(5243) が上場しているグロース市場の企業に対しても今後同様の措置がとられるでしょう。
これは、もちろん海外投資家に対する情報の開示をもっと積極的に進めるという趣旨ですが、国内の投資家に対する情報開示が不十分であることも関係しています。
🔴2024年11月期第3四半期決算説明資料(2024/10/09)
下記をご参照ください。
🔴売上が順調に増加し、第3四半期の営業利益は22百万円となりました。さらに、第1~3四半期通期の営業利益は34百万円となりました。
2024年11月期末で10百万円の黒字予想をしています。
🔴今後も、経営陣はどのような株価対策をしているのか、IR(投資家に対する広報活動)にもっと力を注いで欲しいと思います。定期的に情報公開をしてほしいですね。
🔴著名な株式評論家、櫻井英明(さくらい えいめい)氏は「なぜ上場したのか」、「上場の意義を経営者やIR担当者はきちんと説明できるか」と問うています。STOCKVOICEのキャスターで、週に2回(火曜日と水曜日)出演しています。
上場の目的は、資金調達だけだったのか、事業にさらに投資するためなのか、知名度を高めることだったのか。近い将来、トータルリターン(キャピタルゲイン=値上がり益+インカムゲイン=配当金)によって株主に還元することを考えているのか。その他は?
いずれにせよ、上場したことで終わりではありません。スタート地点に立ったばかりです。企業を成長させ、株価を上昇させ、後には配当し、株主還元まで考慮していただきたいと思います。
🔷10月25日の note(5243)のデータ
終値 485 円
前日比 -10 円 -2.02 %
出来高 182,500
売買代金 91,737 千円
*データはYahoo! ファイナンスから拝借しました。
⭐出所: Yahoo! Japan ファイナンス
売りたいが 100 % となってしまいました。早急に株価対策を講じる必要があります。
<10月21日~10月25日の終値ベース>
高値(10/21) 522 円
安値(10/25) 485 円
🔴高安 37 円のレンジでの値動きでした。
*データは「株探」から引用しました。
⭐出所: 株探
上場来高値の927円(2023/03/07)には、いつ届くでしょうか?
最高値(さいたかね、「さいこうね」と呼ぶ人もいる)更新にはまだしばらく時間がかかりそうです。
✅株価が上昇しない理由(再掲)と株価が上昇する理由
株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと
株価が上昇する理由
●好材料が明らかになること
●多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること
✅重要なポイント
🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが必要だと考えています。(再掲)
1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。
よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価の持続的な上昇は見込めません。
第2弾、第3弾の好材料を素早く提供することが欠かせません。
打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。
ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。
線香花火のようではいけませんね。ポトンと落ちてしまいます。
時価総額 74.6 億円
発行株式数 15,377,400 株
52週高値 738 円(2024/07/02)
年初来高値 738 円(2024/07/02)
52週安値 415 円(2024/08/05)
年初来安値 415 円(2024/08/05)
(2024/10/25 現在)
・時価総額は 80億円を割ったままです。100億円は程遠いです。
*データは「株探」から引用しました。
🔴上場した2022年12月21日の初値は 521円でした。
公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。
初日のデータ
高値 561 円
安値 421 円
終値 439 円
🔴2024年10月25日の note (5243) の騰落率は -2.02 % (前日比 -10 円)で、終値は 485 円でした。
10/21~10/25の星取表は
⚪️⚫️⚫️⚫️⚫️
でした。
✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。
海外展開だけでなく、赤字から脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。
日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。
ゴールドマン・サックス・インターナショナルが第2位の大株主となっています。どんな意図をもってnote株を保有することになったのでしょうか?
とても気になります。あくまで投資目的という回答が返ってくるでしょうが。
大株主の変動(持ち株比率、株式数)にはくれぐれも注意が肝要です。
大株主に変動がありました。楽天証券とSBI証券が大株主に名を連ねました。驚きました! 長期的に「買い」と判断されたのでしょう。
TOB(株式公開買い付け)から自社を守ることが重要になってきます。
M&A(合併買収)を望んでいるのであれば、話は別です。
✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。
複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。
✅日経ビジネス(2023.04.24号)の「IPO時の企業評価に課題あり?」に note の関連記事が掲載されました。
🔴重要なことは、大きく下げても反動で上昇するので、狼狽売りせず、じっと我慢して保有し続けることです。「握力を強める」(ガチホというそうです)ことが大切です。
これは、個別銘柄だけでなく、日経225インデックスファンド等においても当てはまることです。
ある投資家が次のようにYouTubeの動画配信で言っていました。
大きく下げたところで売却してしまったら、その後の上昇局面で買付けることは難しく、また仮に買い付けることができたとしても、高値で買うことになってしまうからです。
引き続き、エヌビディアの四半期決算に注目していきましょう。ただし、少々の好決算では株価は反応しなくなってきました。
インデックスファンドの創始者であり、世界2位の資産運用会社バンガードの創業者でもあるジョン・ボーグル氏は、自著『インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ Vol.263)』の中で、次のように述べています。
ボーグル氏が言いたかったことは、「株式市場にずっといなさい。どんなことがあっても退場してはいけない」ということです。
🔴来週の決算·経済カレンダー(10/28~11/01)
⭐参考になる情報源
STOCK VOICE
moomoo
株探
気が早いですが、2024年大納会の日経平均株価はいくらになるでしょうか?
下記の日経平均の時系列データをご覧ください。
🔷編集後記
日経平均の動向ばかりが注目されていますが、note(5243)にも注目が集まることを期待したいですね! そのためにはインパクトのある好材料が不可欠です。
2024年第43週末の note (5243) の終値は 485 円でした。
500 円を割っています。
400円台に沈んだままになるのか、それとも500円台戻るのか。
7月初旬には700円台に達する場面がありましたが、達成感からガラガラと下落し始め、600円まで一本調子で下落しました。
そして、ついに500円台に突入し、8月5日の終値は 416円 となり、上場初日(2022/12/21)の終値 439円 を下回りました。そこで底打ちし、500円台まで戻しました。
そして再度の 500円割れ。その後、500円超え。さらに500円割れ。そして再度500円台へ。そして500円割れ。節目の500円を挟んで上下に動いています。
10月9日の大引け後に、2024年11月期第3四半期の決算発表を行い、翌10日に黒字転換を好感し、56円高で終了しました。
しかしながら、好材料が続かず、11日には早速反落しました。17円安の540円で大引けを迎えました。
出来高が増加しないことに問題があります。
上値が重く、少々上がってもすぐに下落してしまいます。
ゆくゆくは株価4桁となることを!
note (5243) の時価総額は80億円を割ったままです。74.6億円(2024/10/25現在)です。最低限でも時価総額100億円をクリアしないことには話が始まりません。
年内には株価700円、800円にチャレンジしてほしいところですが、現状では厳しいと言わざるを得ません。
4桁になるのはいつのことでしょうか?
2024年11月期の黒字予想が出ていますので、来期は株価も上昇するかもしれません。
ぜひ、頑張ってもらいたいと思います。
⭐️お知らせ
11月5日から取引時間が30分延長されることになります。
大引けは15時30分となります。
株式市場では、「小さく産んで大きく育てる」と言われることがあります。
株価が3桁からスタートして4桁、5桁へと成長することが期待されているということです。株価が上昇するに従って、株式時価総額(時価総額)が増大します。
🌟note (5243)も「小さく産んで大きく育てる」となるといいですね!
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