日経ビジネスのインタビュー バックナンバー Vol.078 2013.6.3~2013.6.24
日経ビジネスのインタビュー バックナンバー Vol.078 2013.6.3~2013.6.24
✪ 2013.6.3 (No.1)<321>
ロボットでモノ作り楽しく
津田 純嗣(つだ・じゅんじ)氏
[安川電機会長兼社長]
✪ 2013.6.10 (No.2)<322>
世界で勝つための合併だ
宗岡 正二(むねおか・しょうじ)氏
[新日鉄住金会長兼CEO(最高経営責任者)]
✪ 2013.6.17
(No.3)<323>
リニアで日本を変える
山田 佳臣(やまだ・よしおみ)氏
[東海旅客鉄道社長]
✪ 2013.6.24 (No.4)<324>
「未来都市」へ異業種連携
菰田 正信(こもだ・まさのぶ)氏
[三井不動産社長]
🔷 編集後記
この元記事をアメブロに投稿したのは、10年前のことです(2014-02-11 19:18:10)。そして、オリジナル記事は11年前のものです。
読み直してみますと、「こんなことも書いていたのだな」「この個所に関心があったのだな」ということが思い出され、当時の自分の心境に思いを馳せています。
それだけ歳をとったのだと実感しています。
編集長インタビューの記事を読み返してみると、当時の経営者の心意気・信念・余裕・揺るぎない自信といったものが伝わってきます。
月日が経ち、自分だけでなく身の回りにも、環境にも変化があります。
しかし、経営に限らず、物事の本質は変わらないものです。
今回のインタビューの中から興味深い言葉を拾い出してみます。
津田 純嗣(つだ・じゅんじ)氏
[安川電機会長兼社長]
の言葉から。
🔴「もともと『「3K(きつい、汚い、危険)」を社内からなくしたい』というのが安川電機のロボット開発の始まりです」
安川電機は産業用ロボットの最大手企業です。
本文にあるように販売は海外比率が約8割です。
とりわけ中国向けの生産が多く、中国経済の好況不況に大きな影響を受けやすい体質があります。
国内の主要な産業用ロボットメーカー12社は下の図表の通りです。
産業用ロボットとは
ロボットはあくまでも「単純な作業を自動化するために使用されるロボット」であり、人間に取って代わるモノではありません。
その点で、AIとは異なります。
AIの進化はとどまるところを知らず、シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉によって表現されるように、近未来にAIが人間を超えると言われています。
果たして本当にそうなるかは断定できませんが、 ChatGPT をはじめ、 ChatGPT を取り込みさらに進化させたマイクロソフトの Copilot やグーグルの Gemini などはプロンプトにより文章はもとより、画像や動画さえ生成し、実像と見まがうほどの出来映えで、フェイクニュースなどに利用される危険性が指摘されています。
話を戻します。
今度は世界と日本の産業用ロボットメーカーを見てみましょう。
産業用ロボットの世界4強メーカー+国内5社!特徴を詳しく解説
2021年09月21日 13時12分
世界4強
ABB(アセア・ブラウンボベリ)は「協働ロボットを世界で最初に開発した企業で、2015年に双腕の協働ロボット『YuMi』を発表」したそうです。
ファナックは「多関節型ロボットの国内におけるシェアはトップ」だそうです。本社工場は富士山の麓にあります。
安川電機は「日本で初めて全電気式の産業用ロボットを開発」したロボットメーカーだそうです。
KUKAは1898年にドイツのアウクスブルグで創業した産業ロボットメーカー。その後2016年に中国の総合家電メーカーに買収され、美的集団(マイディア・グループ)の傘下となったそうです。
国内5社
先に挙げた産業用ロボットメーカー12社と後半の国内5社と重複するメーカーは、安川電機・川崎重工業・DENSO WAVE・三菱電機・エプソンの5社となっています。
選択の基準が異なっているのかもしれません。
次に、安川電機の業績を見てみましょう。
最終利益は前期をやや下回る予想が出ていますが、概ね業績は好調に推移しています。
1回の投稿ごとに1カ月分にまとめたインタビューの概要を掲載します。
2007年1月8日号からスタートし、2013年7月までの6年7カ月分のバックナンバーだけで79件あります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。
データを消失してしまったため現時点では再現できませんが、日経ビジネス電子版では「2011年10月から最新号まで」のバックナンバーが閲覧できるようですので、抜けている個所に該当する部分が見つかれば、追記します。
⭐ 『日経ビジネス』の電子版セット(雑誌+電子版)を「らくらく購読コース」で2022年9月12日号 No.2157 から定期購読をスタートしました。
⭐「日経ビジネス 電子版使い方ガイド」(全24ページ)を見ると
「雑誌『日経ビジネス』のバックナンバーの閲覧について」で、
閲覧できるのは2011年10月から最新号と書かれています。
そのため、2008年8月18日、25日分の記事は確認できません。
しかも紙の雑誌は、はるか昔に処分しています。
『日経ビジネス』の記事を再投稿することにした経緯
再編集して再投稿することにした理由は、次のとおりです。
自分が当時どんな記事に興味があり、どのような考え方をしていたのかを知りたいと思ったからです。
当時の自分を振り返ることで、当時と現在で考え方は変わったか否か、あるいは成長しているかを確認したいと思いました。
記事データは当然古くなっていますが、本質的な部分は必ずあるはずで、しかも普遍性があります。その個所を再度学んでみたかったのです。
さらに言えば、『日経ビジネス』のバックナンバーをご紹介することで、この記事に目を通していただいたあなたに何らかの有益なヒントを提供することができるかもしれない、と考えたからです。
「私にとって、noteは大切なアーカイブ(記録保管場所)です。人生の一部と言い換えても良いもの」だからでもあります。
(プロフィールから)
(4,018 文字)