![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101411905/rectangle_large_type_2_bedc9276b486025bc16a6c2ebf770653.png?width=1200)
舞華のいなくなった夏 第41話 新婚旅行(1)
舞華のいなくなった夏 第41話 新婚旅行(1)
新婚旅行当時を思い出した。
今は新婚旅行の最中である。
ちなみに行き先は沖縄だ。
なぜ沖縄かというと、理由は唯花にある。
結婚式で着たウェディングドレスが気に入ったらしく、どうしてももう一度着たいと言い出したのだ。
そこで白羽の矢が立ったのが沖縄というわけだ。
というわけで俺たちは現在、飛行機に乗っている。……まあ、その前に色々あったのだがそれは置いておくことにしよう。
「…………」
隣に座る唯花はさっきからずっと黙ったままだ。
ふと唯花を見ると、俺の肩にもたれかかって静かに寝息を立てている。
昨晩はかなり遅くまで起きていたからな。……疲れていても仕方ないだろう。
しかしそれでは困る。
なぜなら目的地に着くまでは暇だからだ。
俺は唯花との時間を楽しみたくてここまで来たのであって、睡眠時間を確保する為にここに居るわけではない。
俺は唯花を起こすことにした。
まずは軽く揺すってみる。
すると唯花はゆっくりと目を開けた。
そして眠そうな瞳で俺を見つめてくる。なんだろう。ちょっと可愛いと思ってしまった。いかんいかん、しっかりしろ俺。相手は唯花だぞ。――よし、なんとか平常心を取り戻した。さあ次は起こす作業に取りかかるとするか。
そう思って再び唯花に視線を向けると、彼女はなぜか不満げな表情を浮かべていた。……どうやら起こされたことに不満を感じているらしい。
だがここで怯むわけにはいかない。
だってここは空港なのだ。
このままだと降り損なってしまうかもしれない。……だから心を鬼にして、唯花に告げる。
「目的地に到着する前に降りるぞ」
と。
その言葉を聞いた途端、唯花はハッとした様子で周囲を確認し始めた。そして自分がどこにいるのかを理解し、安堵のため息をつく。……ふう、とりあえずこれで一安心だ。
そう思った矢先、唯花が再び口を開いた。
今度は一体どんな要求をしてくるのかと身構えたが、予想に反して唯花が口にしたのは意外な内容だった。
なんでもキスして欲しいとのこと。……どうせそんなところだろうとは思っていたが案の定だった。
正直、こんな場所でするのは恥ずかしいし、周囲の目もあるので勘弁願いたかったのだが、せっかくの申し出だし断る理由もない。
俺は了承することにした。
すると唯花は嬉しそうに微笑み、そのまま顔を近づけてきた。…………。
そして唇を重ねる。
一瞬の触れ合い。
だけど確かに感じた柔らかな感触。
それはどこか甘くて切なくて、まるで夢の中にいるような心地良さを与えてくれた。
やがて名残惜しさを胸に秘めながら、お互いの身体を離していく。
唯花の頬はまだほんのりと紅潮していた。……まったくこいつは。
そういう反応されるとこっちも照れるじゃないか。
思わず苦笑してしまった。
だが唯花は構わず、笑顔で手を差し出してきた。どうやら手を繋ぎたいという意思表示のようだ。……本当に甘えん坊だな、唯花は。
呆れながらも、やっぱり嬉しいと思う自分もいる。
だってそれだけ俺に気を許してくれているという証拠でもあるからだ。
俺は唯花の手を取り、指を絡めるように握り締めた。そして二人で歩き出す。目的地はもうすぐそこだ。
果たして俺たちは無事に辿り着けるだろうか?……まあ大丈夫だと思うけど。
こうして俺たちの新婚旅行は幕を開けるのであった。
――――――――――――
お読みいただきありがとうございました! いかがでしたでしょうか? 楽しんでいただけたら幸いです。
もしよろしければコメント・評価などお願いします!
また次回のお話もお付き合いくださいませ! よろしくお願い致します!!
続く____
<編集後記>
ミステリー小説のようなイメージで、AIのべりすとにテキストを生成してもらいました。
ところが、どうしたことか、途中からミステリー小説とはかけ離れたストーリーを展開するようになってしまいました。
今後、どうなっていくのかまったく見当がつきません。
軌道修正が必要になるかもしれません。
⭐第37話からAIのべりすとが生成したテキストに手を加えました。
単調な話が続いていたので、ストーリー展開を変化させようとしたのです。
ストーリーのテンポが遅かったと感じていました。
具体的には、
1 時計の針を進めて、数年後の設定にした。
2 唯花と翔太が結婚するという設定にした。
こうしたことで、ストーリーは急展開し始めました。
AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。
言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。
🔴お知らせ
2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2 → とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃
接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。
AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。
「AIのべりすと」の設定
「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。
使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)
このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。
テキストが途切れたり、辻褄が合わなくなることがあるので、その際には加筆修正が必要です。
1. デフォルト AIに好きに書かせます
2. セリフ 台詞を優先
3. ナラティブ 地の文を優先
この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。
いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
適宜、「2. セリフ 台詞を優先」 にしたり、 「3. ナラティブ 地の文を優先」 にします。 各話が単調にならないようにするためです。
使用したAI
AIのべりすと
⭐関連した記事をまとめたマガジン
AIとビッグデータ
ご興味があればご一読下さい。
⭐回想録
⭐マガジン (2023.03.29現在)
いいなと思ったら応援しよう!
![藤巻 隆](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71125230/profile_41e0fc7128adbeae646dbc6dcf9ce0c0.jpg?width=600&crop=1:1,smart)