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舞華のいなくなった夏 第32話 手を繋ぐ
舞華のいなくなった夏 第32話 手を繋ぐ
「ねぇ、翔太。起きてる?」
「寝れないのか?」
「うん。ねぇ、手握ってもらってもいい?」
「いいよ」
俺は優しく手を握る。
「ありがと。ねぇ、知ってる? 手を繋ぐのって安心するんだって」「へぇ、そうなんだ」
「それだけじゃないの。好きな人と繋ぐともっと気持ちが落ち着くんだって」
「そうなのか」
「ねぇ、一つ聞いていい?」
「何だ?」
「もしあたしが突然いなくなったらどう思う?」
「っ!?……そんなことあるはずないだろ?」
「もしもの話よ」
「そうだな……。正直寂しいと思うよ」
「そっか」
「でもさ、唯花はきっと戻ってくるよな?」
「どうしてそう言い切れるの?」
「だって唯花は俺のことを好きになってくれるまでずっと側に居てくれたじゃないか。だから俺も唯花のことが好きだし、唯花も俺のことが好きだと思う」
「そっかぁ。じゃあ約束してくれる? あたしが帰ってくるまで絶対に死なないと」
「分かった。約束しよう」
「うん、ありがとう。それじゃあお休み」
「おやすみ」
俺はゆっくりと目を閉じる。……その瞬間、唇に柔らかいものが触れたような気がした。
翌朝、目を覚ました時、唯花はまだ眠っていた。まだ起きる気配はない。
俺は唯花を起こさないようベッドから抜け出すとリビングに向かった。
ふぅ、朝飯は何にするか……。とりあえず食パンはあるからトーストにでもしとくか。
それから数分後、キッチンの方から良い匂いが流れてくる。
よし、できたぞ。後は唯花を起こすだけだな。
「唯花、起きろー」
「んんー、あと五分だけー」
「ダメだ。ほら、さっさと起きろよ」
「やーだー!……むぎゅっ」
「ちょっ!? おいこら、抱きつくなって!」
「えへへ、捕まえた」
「ったくしょうがない奴だな。ほら、もうすぐできるから顔洗ってこい」
「はーい」
唯花は素直に返事をする。
「ふぅ、やっと落ち着いたな」
「ねぇ、翔太! 今日の朝食は何かしら?」
「はいはい、ちょっと待っててくれよ?」
俺は苦笑しつつ料理を運ぶ。
「おおっ! 美味しそう!いっただっきまーす!」
唯花は満面の笑顔で食事を始めた。
「やっぱり唯花はこうでないとな」
「ごちそうさまでした!」
「はいよ。食器は流しに置いておいてくれ」
「了解」
「さてと今日は何をしようかしらね?」
「そうだな。久しぶりに二人で出かけるか?」
「ええ、いいわね。……じゃあ行きましょうか」
「ああ、そうだな」
そして俺達は家を出た。
続く。
<編集後記>
ミステリー小説のようなイメージで、AIのべりすとにテキストを生成してもらいました。
ところが、どうしたことか、途中からミステリー小説とはかけ離れたストーリーを展開するようになってしまいました。
今後、どうなっていくのかまったく見当がつきません。
AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。
言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。
🔴お知らせ
2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2 → とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃
接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。
AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。
「AIのべりすと」の設定
「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。
使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)
このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。
テキストが途切れたり、辻褄が合わなくなることがあるので、その際には加筆修正が必要です。
1. デフォルト AIに好きに書かせます
2. セリフ 台詞を優先
3. ナラティブ 地の文を優先
この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。
いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
適宜、「2. セリフ 台詞を優先」 にしたり、 「3. ナラティブ 地の文を優先」 にします。 各話が単調にならないようにするためです。
使用したAI
AIのべりすと
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