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『夢の中』 シーズン2 第10話 捨てられた魅音

第10話 捨てられた魅音

……それからしばらくして、魅音が帰ってきた時には俺は詩音によって男にされていたのだった。
 
「……ただいま~、お待たせしました~……」

俺はその声を聞いた時、恐怖に打ち震えた。なぜなら詩音の声が、いつもの詩音ではなかったからだ。……それは、魅音のような野太い声で。……いや違う。まるで男のようだ!! 魅音が詩音を見て唖然としていたのをよく覚えている……。
 
「……圭ちゃんに、似合ってるよね?!ね?!」
 
魅音に駆け寄るようにして言った詩音は、確かに女の子だったが、……。その仕草も言葉も全て男の子のそれだった。
 
「……へ!?……かかかか圭ちゃん……? 圭ちゃんなのかしら~?……ほほう」

魅音は俺の顔を覗き込むように見つめてきた……。……俺は恥ずかしくて何も言えなかった。
 
「……どっちだと思うぅ……?」

魅音はいたずらっ子のように笑うと、今度は俺に聞いてきた。
 
「……」
 
……もちろんわかるわけがない。

「答えられないなら圭ちゃんじゃないですかね」
 
詩音も一緒に笑いながら答える……。
 
「だははは、圭ちゃんで正解だよぉ。……でもねー、これは圭ちゃんだけの秘密だよ?」
 
……魅音に秘密を作るのは簡単だ。魅音を悲しませたくない一心で俺は言った。

「うわぁああんんん!!魅音ーッ!!俺はどうしたらいいんだよおお!!俺が悪かったあぁあぁあ!!」

魅音は一瞬、戸惑ったようすを見せ、しばらく俺の顔を見続けていたがやがて、優しい微笑みで俺にこう言ってくれた。

「じゃあさ、私が男にしてあげる。今日、家に来る?」
 
……え……? 魅音が俺の家に泊まるってことだな?!……そんなこと魅音以外のヤツに言われても同じことを思っただろう……。
 
「…………あぁ、……頼むぜ……?」

俺の心すでに決まっていた。
 

 
「魅音~、風呂入るか~」
「はーい。……圭ちゃんと入る~!」

魅音はタオル一枚で脱衣所に現れると俺に抱きついてきた。
 
「……お前な~。少しは恥じらいを持て。いくら兄妹とはいえさ、……。それにお前は今女なんだぞ」
 
……こんなことは日常茶飯事だった。俺たちは常に一緒だったから。
 
「別に私は気にしないけど。……だって私は女の子だもん☆」
「……はぁ、お前の将来を真剣に心配するよ」

だがその時俺は知らなかったんだ。……こんな時が訪れようとは。

「あはは。圭ちゃんのお兄さんみたいな態度おもしろ~い☆」
 
なんて魅音の口から聞くとはな……。……この時の俺は想像すらしなかったんだ。まさか魅音があんなことを言うようになるとは……。
俺と魅音は二人とも裸になり浴室に向かった。浴槽に浸かり体を洗いっこした。

「お兄ちゃ~ん、背中流してあげますねぇ☆」
「おう、頼むぜぇ!」
「えっと、まずシャンプーで頭をゴシゴシィと……」
「いてっ!おい!痛ぇって!!」
「あはは。冗談だよ圭ちゃん☆……って圭ちゃん!あははは!くすぐった~い!ひゃははは!」



楽しかったあの日が遠い過去の記憶のようになってゆくのを感じていた……。……俺と魅音の距離は、次第に離れていったのだ……。

「な、なにぃい?!」
「え?どうかしましたか?……圭ちゃん」
 
……魅音と詩音の仲の良さを見せつけられて、俺はついに限界を感じ始めていた。
魅音も、そして詩音も、互いに互いを一番の理解者だと思っていた。魅音には俺が。詩音には叔父がいた。……だけど俺には一番の理解者がいただろうか?

「……もう無理だぁぁああ!!俺を置いて行かないでくれえぇえ!!もう耐えられないッ!!もうイヤだッ!!魅音なんかもう知るかーーッ!!詩音、好きだー!!詩音ーーーーーーーッ!!俺と一緒になれえぇえ!!詩音が好きだぁぁぁああぁぁ!!魅音なんかいらねえぇぇぇえぇ!!」

こうして魅音は捨てられたのである……。



続く……


<編集後記>

299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明の文章を出力し続けたためです。

2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとに文章を生成させてみました。

AIのべりすとによる一貫した文章生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明な文章を生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡り文章生成をさせるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ


2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。


20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)で文章を生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、記事を生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIに文章を生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。

2. セリフ  台詞を優先の設定にしました。




⭐ 実際に出力された画面


使用したAI

AIのべりすと



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藤巻 隆
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