『夢の中』 シーズン2 第79話 ネタバレ(3)
第79話 ネタバレ(3)
■参考
鬼隠し篇執筆に際して、綿流し篇の事件資料を読み返しました。その時初めて知った事実もありましたし、綿流し編を読んでいなかったら書けなかった描写もあります。
例えば、詩音叔母殺しのトリック。綿流し編だと詩音が犯行を自供していたのに、実際には別の人間が犯行を犯していた。ということだったけど、実は真犯人は詩音でした!っていう結末にしました。
真犯人の詩音が犯行を告白したことで犯行が公になり、真犯人として逮捕されてしまう。詩音にとって自分の犯行を隠すことは、犯行を知る村人がこれ以上増えないという意味で、村人のためを思ってしたことかもしれません。
詩音にとっては自分が犯人だと知られないまま終わった方が、精神的に良かったのかもしれないけれど……。
でも私は、詩音が犯人だということを知っていました。だって……真犯人は別にいるから!……だから詩音は犯人だとバラしたに違いない!……というのは後付けの設定で、詩音が犯人だということで話を締めたかったのもあります。
実際、綿流しの翌日に、犯人の詩音がいなくなってて……ってのが、なかなかいい演出だと思ったんだけど。やっぱり真犯人の方が面白いよね。(^-^;
今回は実際に綿流しの前に書いていました。だから時系列が前後します。
鬼隠し編執筆に先立って綿流しめもりーに目を通してみた。すると、最後の方に、ある事実に気付いた。えぇ!? あれ、おかしいな……! ひょっとしてこれって……!(←今気付いた。沙都子の両親は沙都子に対して虐待をしてたわけではなく……沙都子が両親を虐待していたという……(汗)
だから両親を虐待されてたことに対する逆恨みとかじゃなくて、両親が沙都子に虐待をしていたという真実を突きつけられ、それで両親が死んでいるのに平然としている沙都子の姿を見てしまったら、そりゃあ、誰だってショックだよねぇ……(遠い目)…………(沈黙)
■補足
詩音の叔父の竜司と詩音の関係(詩音の父親の妹の息子=い同士の結婚)が原作には出ていなかったので、ちょっと入れてみました。
詩音の両親のモデルとなった人物は本当に実在する人物で、詩音の両親の実名が分からないようにイニシャルを入れた上でモデルにしていたりします。
あとは園崎お婆が詩音を虐待しているシーンで詩音が言う、とこ"お姉"は魅音。詩音を蹴ったり殴ったりするのが大好きだったり。あとは園崎家の鬼婆の恐ろしさなど。
■参考文献
・月刊秘録犯罪
・別冊宝
・東京地方面
・昭和30年代の警察事情
・昭和28年の新聞
■オマケ
■参考サイト
・大石さんからのメモ
http://mitemin.net/imagemanager/userid/164691/blog_id/27624/folder/522/
■おまけその2
・古手梨花 この物語の一番のキーパーソンでした。
梨花の生い立ちは私の捏造なのであまり突っ込まないでくださいませ。
梨花は本当は鬼婆のことを知っていたんです。でも知らないふりをしていただけなのです。なぜでしょうね?
(鬼ババァ~、鬼がぁ、来ますよぉぉ!! ほれ鬼が来たぞぉぉ~!!!(裏声))
と、いつもより大げさに叫んでいるのは、詩音だった。詩音と悟史が寝静まった頃を見計らい、鬼婆はやって来るのだ。今日も悟史の頭を踏みつけて満足そうにしている鬼婆に駆け寄ると、梨花は鬼ヶ淵死守同盟の名を出したのであった……。
……これでいい。……これで大丈夫なのだ。これできっと、ふたりは無事に過ごせる。
鬼隠し篇、そして、鬼ごっこ篇 了 -----
鬼隠し篇完結です。
鬼ごっこ篇は、構想段階ではもっと短くて済む予定だったのですが、予想以上のボリュームになってしまったのは、鬼隠し篇でうまく書けなかった部分を鬼ごっこ篇の方で補おうという思惑がありまして。
つまり鬼隠し篇では書き足りなかった詩音の両親や鬼婆たちの過去、雛見沢村連続怪死に纏わる様々な謎、黒幕たちの裏側を描くつもりだったわけですね。
続く……
<編集後記>
最初の「夢の中」(シーズン1と仮に命名)は299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明のテキストを出力し続けたためです。
2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとにテキストを生成させてみました。
AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。
言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。
🔴お知らせ
2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2 → とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃
接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。
AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。
「AIのべりすと」の設定
「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。
使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)
このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です。
1. デフォルト AIに好きに書かせます
2. セリフ 台詞を優先
3. ナラティブ 地の文を優先
この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。
いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「2. セリフ 台詞を優先」から
「3. ナラティブ 地の文を優先」に変更しました。
✅文章を単調化させないために、2023年2月17日から「2. セリフ 台詞を優先」と「3. ナラティブ 地の文を優先」を併用することにしました。
使用したAI
AIのべりすと
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