日経ビジネスのインタビュー バックナンバー 041
日経ビジネスのインタビュー バックナンバー 041
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ここに掲載しているのは、管理人・藤巻隆が携帯サイトで運営して
いた時のコンテンツです。
2007年1月8日号からスタートしています。1カ月分毎にまとめて
あります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。データを消失して
しまったため再現できません。
⭐「日経ビジネス 電子版使い方ガイド」(全24ページ)を見ると
「雑誌『日経ビジネス』のバックナンバーの閲覧について」で、
閲覧できるのは2011年10月から最新号と書かれています。
そのため、2008年8月18日、25日分の記事は確認できません。
しかも紙の雑誌は、かるか昔に処分しています。
● 2010.5.3 (No.1)<169>
千尋の谷に突き落とす厳しさも
国分 勘兵衛(こくぶ・かんべえ)氏
[国分会長兼社長]
● 2010.5.10 (No.2)<170>
カギは自発的なムダ削減
酒巻 久(さかまき・ひさし)氏
[キャノン電子社長]
● 2010.5.17 (No.3)<171>
永久雇用で空洞化を防げ
永守 重信(ながもり・しげのぶ)氏
[日本電産社長]
● 2010.5.24 (No.4)<172>
“原点”は何かを問い直せ
尾山 基(おやま・もとい)氏
[アシックス社長]
● 2010.5.31 (No.5)<173>
日本で大型買収する
ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏
[米バークシャー・ハザウェイ会長兼CEO(最高経営責任者)]
🔷 編集後記
この元記事をアメブロに投稿したのは、8年前のことです
(2014-01-16 23:25:13)。
読み直してみますと、「こんなことも書いていたのだな」「この個所に関心があったのだな」ということが思い出され、当時の自分の心境に思いを馳せています。
それだけ歳をとったのだと実感しています。
編集長インタビューの記事を読み返してみると、当時の経営者の心意気・信念・余裕・揺るぎない自信といったものが伝わってきます。
月日が経ち、自分だけでなく身の回りにも、環境にも変化があります。
しかし、経営に限らず、物事の本質は変わらないものです。
今回のインタビューの中から興味深い言葉を拾い出してみます。
永守 重信(ながもり・しげのぶ)氏
[日本電産社長]
の言葉から。
🔴「永久雇用をはじめとする日本企業の持ち味を再考し、本来の姿に戻すべきです」
日本の終身雇用制度は崩壊しつつあります。
転職が当たり前の時代になりましたね。
さらに、副業を認める企業も増えてきました。
日本電産という企業は、いろいろな装置に欠かせないモーターを中心に製造しています。
EV(電気自動車)にはなくてはならない主力製品を扱っています。
この企業はM&A(合併・買収)を盛んに行っていて、赤字の買収先企業を黒字化させています。
代表取締役会長兼最高経営責任者の永守重信氏はカリスマ性があり、社会への発信力が強く、彼の発言が大きな影響を及ぼすことがあります。
永守氏の有名な言葉の1つに「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」があります。
簡単に諦めるなということです。
その永守氏が「終身雇用制度」の良さを再考すべきと発言したことは、とても大きな意義を持っていると思います。
企業業績が悪くなってくると、すぐに人員削減に手を付ける経営者は多くいます。
しかし、本来ならば企業業績が悪くなったことは経営者の責任が問われるべきです。ところが、自分の責任を棚に上げて、社員を減らしたり、大幅に減給したりします。このような企業の将来はとても暗いと考えるべきです。
私が社会人になったのは1978年です。大学新卒で最初の企業に就職しました。その後転職を数回しています。
もう少し正確に表現しますと、ほとんどが転職ではなく、転社でした。
職種を変えることがほとんどなかったからです。
当時は労使ともに終身雇用が当然と受け止められていました。
一度就職したら、その企業で定年まで勤め上げるのが当たり前と考えられていたのです。
その意味で、転職(転社)を繰り返した私は、傍目から見ると飽きっぽい性格の人間なのだな、という評価を受けました。
経理畑を転々とすることが多く、営業畑や商品管理部門で働いた経験もあります。
30数年のサラリーマン人生で経理畑で20数年(そのうち1社で15年以上)、営業畑で約6年、商品管理部門で1年半勤務しました。
今からサラリーマン人生を振り返って見ますと、複数の職種で働いたことは複眼思考を身につける上で、その後の人生に役に立ったと思っています。
もちろん、当時はそんな発想には至りませんでした。
60代後半になって自分の人生を振り返って感じることです。
できれば最初に就職した企業で定年まで働くことができたら、人生設計を強固にすることができたかもしれません。
ですが、そこが本当に良い企業なのかどうかは、比較してみなければ分かりません。
企業と社員も相性です。
1回の投稿ごとに1カ月分にまとめたインタビューの概要を掲載します。
2007年1月8日号からスタートし、2013年7月までの6年7カ月分のバックナンバーだけで79件あります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。
データを消失してしまったため現時点では再現できませんが、日経ビジネスの電子版では「2011年10月から最新号まで」のバックナンバーが閲覧できるようですので、抜けている個所に該当する部分が見つかれば、追記します。
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