今週の note (5243) の株価推移 (2024/01/29~02/02) Vol.059
今週の note (5243) の株価推移 (2024/01/29~02/02) Vol.059
今週の note (5243) はどんな動きをしたか?
✅今週の note (5243)は、終値で600円に達した日が2日ありましたが、結局600円を割って終わりました。全般的に勢いが乏しく、600円台を大きく突き進むことはできませんでした。
材料がないため仕方がありません。好材料でも悪材料でも、株価に大きなインパクトを与えますが、現在の note には残念ながらどちらの材料も表面に出てきていません。
✅私のスタンス
私のスタンスを明確にしておきます。
私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。
ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。
つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。
【01月29日~02月02日の note (5243)のデータ】
🔷今週の note(5243)は 568 ~ 609 円(終値ベース)で推移しました。上下の値幅は 41 円でした。
5分足・日足・週足チャートを掲載します。2022/12/21の上場から1年が経過し、2023年11月期の決算を発表しました。
売上は順調に増加していますが、まだ赤字です。できるだけ早く赤字脱却をして欲しいですね。
上場初日(2022/12/21)の初値は 521円、終値は439 円でした。上場後1年間での最高値(さいたかね、またはさいこうね)は927円(2023/03/07)、最安値は401円(2023/01/04 大発会)で上場後1年後の株価は589円(2023/12/21)でした。
まず、600円の壁を突破し、600円台を固めることが目先の目標です。
5分足・日足・週足・月足チャートの一覧をご覧ください。
短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。
⭐今週は上値が重く、600円に達したら、すぐに600円を割りこむという流れが続きました。
出来高が増加していかないので、株価が動きづらいという傾向があります。
🔴2023年11月期決算説明資料
ノート【5243】2024年01月11日 開示情報 - 2023年11月期 決算説明資料 (kabutan.jp)
この中から概要をお伝えします。
🔴売上が順調に増加するにつれ赤字が縮小してきていることが分かります。
このまま推移すれば、2024年11月期で黒字転換することが期待できます。
🔴今後も、経営陣はどのような株価対策をしているのか、IR(投資家向けの広報活動)にもっと力を注いで欲しいと思います。定期的に情報公開をしてほしいですね。
🔴著名な株式評論家、櫻井英明(さくらい えいめい)氏は「なぜ上場したのか」、上場の意義を経営者やIR担当者はきちんと説明できるかと問うています。
上場の目的は、資金調達だけだったのか、事業にさらに投資するためなのか、知名度を高めることだったのか。近い将来、トータルリターン(キャピタルゲイン=値上がり益+インカムゲイン=配当金)によって株主に還元することを考えているのか。その他は。
いずれにせよ、上場したことで終わりではありません。スタート地点に立ったばかりです。企業を成長させ、株価を上昇させ、後には配当し、株主還元まで考慮していただきたいと思います。
🔷02月02日の note(5243)のデータ
終値 568 円
前日比 -12 円 -2.07 %
出来高 162,000
売買代金 92,941 千円
*データはYahoo! ファイナンスから拝借しました。
⭐出所: Yahoo! Japan ファイナンス
🔴掲示板「みんなの評価」を見ますと、「買いたい」が20%で「売りたい」が80%となっています。
先週(2024/01/26)と全く変わっていません。
なかなか上昇しないため、個人株主がしびれを切らしているのでしょうか?
<01月29日~02月02日の終値ベース>
高値(01/30) 609 円
安値(02/02) 568 円
🔴高安 41 円のレンジでの値動きでした。
*データは「株探」から引用しました。
⭐出所: 株探
🔷2023年11月期の決算が2024/01/11に発表されました。
赤字が縮小されましたが、材料は織り込み済みだったため、投資家の反応は鈍いものでした。
2024年11月期はようやく赤字から脱却できそうな態勢になってきましたので、600円の厚い壁を突破して700円さらに800円台に向かってほしいですね。
上場来高値の927円(2023/03/07)にはいつ届くでしょうか?
最高値(さいたかね、「さいこうね」と呼ぶ人もいる)更新にはまだしばらく時間がかかりそうです。
🔴臨時株主総会の開催並びに資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ 23/10/19 15:00 臨時株主総会を11月13日(月)午前 10 時に開催
・資本金の額 179,462,920 円のうち 169,462,920 円を減少させ、10,000,000 円といたします。
✅株価が上昇しない理由(再掲)と株価が上昇する理由
株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと
株価が上昇する理由
●好材料が明らかになること
●多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること
✅重要なポイント
🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが必要だと考えています。(再掲)
1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。
よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価の持続的な上昇は見込めません。
第2弾、第3弾の好材料を素早く提供することが欠かせません。
打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。
ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。
線香花火のようではいけませんね。ポトンと落ちてしまいます。
時価総額 87.2 億円
発行株式数 15,344,200 株
52週高値 927 円(2023/03/07)
昨年来高値 927 円(2023/03/07)
52週安値 440 円(2023/10/16)
昨年来安値 401 円(2023/01/04)
(2024/02/02 現在)
・時価総額100億円まではまだ遠いです。
*データは「株探」から引用しました。
🔴上場した2022年12月21日の初値は 521円でした。
公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。
初日のデータ
高値 561 円
安値 421 円
終値 439 円
🔴2024年02月02日の note (5243) の騰落率は -2.07 % (前日比 -12 円)で、終値は 568 円でした。
星取表は⚫⚪⚫⚫⚫でした。
上場以来1年が経過し、2023年11月期の決算を発表しました。上場来高値927 円(2023/03/07)から乖離しています。568 円(2024/02/02 終値)でした。
上場来高値まで 359 円です。どこまで詰めることができるでしょうか?
上場来高値の水準にまで戻すのは、もうしばらく時間がかかりそうです。
✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。
海外展開だけでなく、赤字を脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。
日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。
マイナビ、イード、ダイワCMシンガポール、日本カストディ銀行(信託口)が新たに大株主になりました。大株主の変動には注意が必要です。
✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。
複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。
✅日経ビジネス(2023.04.24号)の「IPO時の企業評価に課題あり?」に note の関連記事が掲載されました。
🟥日経平均他について
🔴日経平均は2024年01月26日の終値 35,751.07 円と2024年02月02日の終値 36,158.02 円を比較すると、+406.95 円の上昇となりました。終値は 36,000 円台を回復しました。
「山高ければ谷深し」という格言があります。大きく上昇すれば、反動で大きく下げるという経験則です。大なり小なり調整は必ず起きます。
2023年末は2024年初めはハイテク関連株が下落しましたが、日米ともに半導体市況は回復基調にあり、2024年は半導体関連銘柄が買われる可能性が高くなると思われます。AI関連株も引き続き期待できそうです。
⭐去年(2023年)、ある YouTube の番組で耳にしたのですが、「海外投資家は日本の企業名ではなく、売れているゲームのタイトルで選定し、その商品を販売している企業の株式を購入している」という主旨の話でした。
⭐2024年02月02日の日経平均とTOPXの終値
日経平均 36,158.02 円
前日比 +146.56 円 +0.41 %
TOPIX 2,539.68
前日比 +5.64 +0.22 %
2024年の第4週は日経平均とTOPIXがともに上昇しました。
NYダウ、ナスダックの動向次第では、日経平均もTOPIXも再度大幅上昇する可能性があります。
日経平均
52週高値 (2024/01/23) 36,984.51 円
年初来高値 (2024/01/23) 36,984.51 円
52週安値 (2023/03/16) 26,632.92 円
年初来安値 (2023/01/04) 25,661.89 円
⭐出所: 株探 日経平均
<日経平均の株価チャート>
🌟2024年第5週の日経平均は、終値で36,000円を回復しました。ここから37,000円台への挑戦となります。
「節分天井、彼岸底」ということわざがあります。
アノマリーなので、果たしてこの通りになるかはわかりません。
2024年に入り、35,000円まで一気に上昇しましたが、上昇が早すぎブレーキがかかりました。スピード調整です。
そこから再度上昇に転じました。
今年の日経平均を37,000~40,000円と予想する人たちがいます。かなり強気な予想と言えますが、年初の勢いを見ると、実現可能性はかなり高いと言えそうです。
東証プライムに上場している企業のトップは口をそろえて、「日経平均は年内に40,000円になる」と声高に語っていたそうです。
調整は必ずありますが、38,915円超えはありそうです。
よほど大きな悪材料がいくつも出てこない限り、少なくとも、去年より高値になることは間違いないでしょう。
半導体やAI関連の企業の業績が上向いていますので、株価が上昇する理由付けができます。
ただし、外国人投資家(ファンドを含む)の大口の日本株買いに支えられ、上昇している点は見逃せません。
外国人投資家が利益を確定するために、一転して日本株売りが始まったら下落するので注意が肝心です。
🔴来週の決算・経済カレンダー
🔷来週は、日本の主要企業の決算が目白押しです。好決算が期待できそうです。増収増益、増配、自社株買い、株式分割などが公表されるでしょう。
🔴日経225銘柄
2024年に入ってすぐに35,000円台に達しました。そして、35,000円にとどまらず、終値で36,000円に到達しました。
一旦調整がありましたが、回復しました。目先、業績好調の企業が増えています。
その一方で、あおぞら銀行が米国の不動産事業で大きな損失を出し、ストップ安になりました。現在、米国のオフィス賃料が大きく下落しているそうです。
前兆はあったそうです。去年、想定を上回る高配当をしていたということで、一部の投資家からは疑問視されていました。業績が思わしくないにもかかわらず、配当利回りが高かったからです。
あおぞら銀行の2024年3月期決済は大赤字の予想となっています。
一説によれば、2024年4月にマイナス金利の解除が行われるということです。
外国人投資家の日本株の買い意欲は旺盛で、この勢いが弱まらない限り、最高値の38,915円を超え、40,000円に届くこともありそうですね。
現状、外国人買いに対し、日本人売りという構図ができているそうで、それが事実だとすると、流れが逆転すると、日本人投資家の高値掴みという状況にもなりかねません。
今のところ、新NISAがスタートしたことも追い風になり、年初から日経平均は急上昇しました。
顕著な例ですが、三菱UFJアセットマネジメントが設定している「eMAXIS Slim オールカントリー インデックスファンド」(通称オルカン)という投資信託がわずか1日で1,000億円も買われたという報道がありました。
オルカンはMSCI(Morgan Stanley Capital International)というインデックスに連動するように設計された投資信託です。
個人的には、オルカンよりS&P500インデックスファンドのほうが良いと思い、新NISAで投資しています。
その理由は、オルカンと言いながら、その6割は米国株で占められているからです(下の図表参照)。
しかも、組入れトップ10の銘柄を見ますと、マグニフィセントセブンが占めています。時価総額加重平均で運用されているからです。
最近インド株に熱い視線が注がれていますが、オルカンの中の構成比が小さいだけでなく、オルカン全体を押し上げる力は今のところありません。
国別構成比だけでなく、時価総額加重平均で運用されていることは理解しておく必要があります。つまり時価総額の大きな企業に、より多くの投資をしているということです。
アメリカ企業に62.3%投資し、インド企業にはわずか1.7%しか投資していません。日本企業には5.5%です。
もし、インド株が良いと考えるなら、インド株の投資信託を買えば済む話です。
余談になりますが、オルカンに多くの投資をしているのは日本人だけという話をYouTubeで聞きました。米国人は自国の今後の成長を信じてやまないので、S&P500に投資するのは理解できますが、他国でもS&P500の他に全米株式に投資しているそうです。
意外だったのは、中国人が今、日本平均の上場投資信託(ETF)を買っているという話をYouTubeの株式投資専門チャンネルで聞きました。
どんな理由なのでしょうかね?
その一方で、中国人のETF買いは日経平均の押上げにはそれほど大きくないと言う専門家もいます。やはり、欧米の投資家による日本株買いの方がはるかに大きいということです。
日経平均の上昇に、新NISAの影響があるのかという点ですが、証券口座数は確かに増えているものの、日本人による日本株や投信の買いはまだそれほど多くなく、日経平均の上昇への影響は軽微とのことです。
S&P500やオルカンに投資しているので、日本株への投資額は多くないということです。
2024年の米国株市場は減速するという市場関係者がいますが、その一方で成長すると指摘している人もいます。
日本の株式市場への影響はどうなるでしょうか?
2023年9月4日に「日経平均株価の銘柄定期入れ替え」が発表されました。
個人的には、本社が新横浜にあるレーザーテック(6920)の今後の成長に期待しています。半導体関連装置製造業者で世界的に有名な企業です。
日本株の上昇が続くのであれば、年内に市場最高値更新もあり得ます(下記をご覧ください)。
ただし、一本調子で上昇するとは考えにくく、何度か調整局面を迎えることになるでしょう。
日経平均の2024年1月29日から2月02日までの星取表は
⚪⚪⚪⚫⚪
となりました。
🔴2月中に37,000円台に到達することを期待したいですね!
⭐参考になる情報源
STOCK VOICE
moomoo
<日経平均の最高値>
日経平均の最高値は、終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭です。
2024年の日経平均株価はいくらになるでしょうか?
下記の日経平均の時系列データをご覧ください。
🔷編集後記
⭐2024年になり、早くも2月に入りました。
日経平均の動向ばかりが注目されていますが、note(5243)にも注目が集まるような好材料を期待したいですね!
2024年第5週末のnote (5243) の終値は 568 円でした。
上値が重い展開が続いています。
現状を見ますと、600円を大きく抜けていかないと、次の壁である700円に押し返されてしまいます。4桁の株価にはいつなるでしょうか?
2023年11月期の決算が1月11日に公表されました。売上が増加し、赤字は縮小しました。
2024年11月期の早い段階で黒字転換すれば株価上昇に弾みがつきます。
ぜひ、頑張ってもらいたいと思います。
🔴重要な指標
株式の重要な指標に、ROE(自己資本利益率)、ROA(総資産利益率)、EPS(1株当たり純利益)、PER(株価収益率)等があります。
これらの指標は、同業他社や同じセクターの企業との比較に用いられます。
ただし、赤字企業では比較になりません。
ここで1つ基本的でとても重要なお話をします。
次の算式をご覧ください。
EPS(1株当たり純利益) × PER(株価収益率) = P(株価)
極めて簡単な掛け算です。EPSにPERを掛けたものが株価であるということです。
なぜこうなるのかと言いますと、上の算式を書き直すと分かります。
EPS × P / EPS = P
これでお分かりになったでしょう。ただし、黒字であることが大前提です。
PER(株価収益率)は株価が純利益の何倍かを表す指標ですが、言い換えると、株価は純利益の何年分であるかを表す指標でもあります。
ちなみに、現在の全市場のPERは15倍程度と言われています。
現状のnote(5243)は赤字なので、PERが出せません。ですから同業他社との比較ができません。
🔴まず、黒字に転換し、将来、株主還元(キャピタルゲイン=株式の値上がり益とインカムゲイン=配当)ができる企業になってください!
⭐最新ニュース
当座貸越契約の締結(新規並びに増額変更)に関するお知らせ
みずほ銀行から新規で1億円を調達。
三菱UFJ銀行 3億円 (+1億円)
三井住友銀行 6億円 (+5億円)
りそな銀行 2億円
計 12億円 (+7億円)
🔴2023年11月13日(月)10:00から臨時株主総会が開催されるとの報告がありました。減資するということです。
減資とは?意味とメリット・デメリットをわかりやすく解説
上記のウェブサイトに掲載されている記述に基づき、減資の趣旨を抜粋します。
減資を行う意義には「欠損の補填による経営立て直し」「株主への財産の払い戻し」「節税」の3つがあります。
有償減資と無償減資の2つがある。
・有償減資とは、実際に資金が減少する減資のことです。
有償減資は、おもに「株主への財産の払い戻し」の目的で行われます。
・無償減資とは、資金が減少しない減資のことです。
無償減資は「欠損の補填による経営立て直し」と「節税」の目的で行われます。
今回の措置は、「現在生じている繰越利益剰余金の欠損額を補填して財務内容の健全化を図るとともに、税負担の軽減 や今後の資本政策の柔軟性及び機動性を確保すること等を目的」(「臨時株主総会の開催並びに 資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ」に掲載)ということですので、無償減資になります。
株式市場では、「小さく産んで大きく育てる」と言われることがあります。
株価が3桁からスタートして4桁、5桁へと成長することが期待されているということです。株価が上昇するに従って、株式時価総額(時価総額)が増大します。
🌟note (5243)も「小さく産んで大きく育てる」となるといいですね!
⭐あなたも note のクリエイターとしてだけでなく、note (5243) の株主になって応援しませんか?
(9,823文字)