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今週の note (5243) の株価推移 (2023/12/25~12/29) Vol.054
今週の note (5243) の株価推移 (2023/12/25~12/29) Vol.054
今週の note (5243) はどんな動きをしたか?
✅今週の note (5243)は、小動きに終始しました。
結局、終値で600円に届きませんでした。
来年に期待したいですね!
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✅私のスタンス
私のスタンスを明確にしておきます。
私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。
ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。
つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。
【12月25日~12月29日の note (5243)のデータ】
🔷今週の note(5243)は 562 ~ 588 円(終値ベース)で推移しました。上下の値幅は 26 円でした。
5分足・日足・週足チャートを掲載します。2022/12/21の上場から1年が経過しました。
上場初日の初値は 521円、終値は439 円でした。上場後1年間での最高値(さいたかね、またはさいこうね)は927円(2023/03/07)、最安値は401円(2023/01/04 大発会)で上場後1年後の株価は589円(2023/12/21)でした。
そして、大納会の終値は579円でした。
5分足・日足・週足・月足チャートの一覧をご覧ください。
短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。
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チャート
SBI証券のアプリから
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5分足チャート
SBI証券のアプリから
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日足チャート
SBI証券のアプリから
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週足チャート
SBI証券のアプリから
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月足チャート
SBI証券のアプリから
⭐note(5243)の2023年の株価は大納会で579円になり、600円に達しませんでした。
上の月足チャートを見ると、1~3月は出来高が多かったですが、4月以降出来高は激減したことが分かります。出来高の増減に呼応するように株価が上下しました。
出来高は売買の株数を表すものなので、4月以降細ったことになります。
🔴決算発表予定日は2024/01/11です。赤字縮小が予想されています。来期は黒字転換が期待されています。
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🔴今後も、経営陣はどのような株価対策をしているのか、IR(投資家向けの広報活動)にもっと力を注いで欲しいと思います。
🔴著名な株式評論家、櫻井英明(さくらい えいめい)氏は「なぜ上場したのか」、上場の意義を経営者やIR担当者はきちんと説明できるかと問うています。
上場の目的は、資金調達だけだったのか、事業にさらに投資するためなのか、知名度を高めることだったのか。その他は?
いずれにせよ、上場したことで終わりではありません。スタート地点に立ったばかりです。企業を成長させ、株価を上昇させ、後には配当し、株主還元まで考慮していただきたいと思います。
🔷12月29日の note(5243)のデータ
終値 579 円
前日比 -9 円 -1.53 %
出来高 57,200
売買代金 33,194 千円
*データはYahoo! ファイナンスから拝借しました。
⭐出所: Yahoo! Japan ファイナンス
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🔴掲示板「みんなの評価」を見ますと、「買いたい」が50%と同率になっています。先週も50%でしたので、「買いたい」と「売りたい」に変化はありませんでした。
<12月25日~12月29日の終値ベース>
高値(12/28) 588 円
安値(12/25) 562 円
🔴高安 36 円のレンジでの値動きでした。
*データは「株探」から引用しました。
⭐出所: 株探
🔷600円を割ったまま2023年は終了しました。
決算発表予定日は2024/01/11です。
下値圧力に押され続けた1年だったと言っても過言ではありません。600円の厚い壁に押し返されました。
上場来高値の927円(2023/03/07)に届きませんでした。
最高値(さいたかね、「さいこうね」と呼ぶ人もいる)更新にはまだしばらく時間がかかりそうです。
🔷ニュース
⭐「2023年11月期オンライン決算説明会開催のお知らせ」
2024年1月11日18:00開始 19:00終了予定https://kabutan.jp/disclosures/pdf/20231208/140120231208500768/
🔴2023年11月期第3四半期決算説明資料(再掲)
ノート【5243】2023年10月13日 開示情報 - 2023年11月期第3四半期 決算説明資料 (kabutan.jp)
内容の一部を抜粋しました。
営業利益は売上成長並びにコストマネジメント強化により3Qは▲53百万円となり、 1Qの▲221百万円、2Qの▲88百万円からさらに赤字幅が縮小。
主にnoteの拡大により売上は堅調に成長し、売上高は706百万円(前年同期比+20.6%)、 売上総利益は651百万円(前年同期比+22.2%)。
🔴2023年11月期第2四半期 決算短信(日本基準)
🔴臨時株主総会の開催並びに資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ 23/10/19 15:00 臨時株主総会を11月13日(月)午前 10 時に開催
・資本金の額 179,462,920 円のうち 169,462,920 円を減少させ、10,000,000 円といたします。
✅株価が上昇しない理由(再掲)と株価が上昇する理由
株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと
株価が上昇する理由
●好材料が明らかになること
●多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること
✅重要なポイント
🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが欠かせないと考えています。(再掲)
1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。
よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価のしばらくの上昇は見込めません。
第2弾、第3弾の好材料を素早く提供することが欠かせません。
打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。
ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。
線香花火のようではいけませんね。ポトンと落ちてしまいます。
時価総額 88.2 億円
発行株式数 15,142,000 株
52週高値 927 円(2023/03/07)
昨年来高値 927 円(2023/03/07)
52週安値 401 円(2023/01/04)
昨年来安値 401 円(2023/01/04)
(2023/12/29 現在)
・時価総額100億円が遠いです。
*データは「株探」から引用しました。
🔴上場した2022年12月21日の初値は 521円でした。
公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。
初日のデータ
高値 561 円
安値 421 円
終値 439 円
🔴2023年12月29日の note (5243) の騰落率は -1.53 % (前日比 -9 円)で、終値は 579 円でした。
600円に届きませんでした。
星取表は⚫⚪⚪⚪⚫でした。
IPO(新規株式公開)銘柄は、上場から3ヵ月は株価の推移、株価材料(上昇・下降の要因)、テーマ性等を考慮することが重要とされています。
その3ヵ月間で、今後の株価が上向くのか、下向くのかがある程度予想できるということです。
あくまで、限定された期間での話ですので、突発的に好材料(例:黒字転換)あるいは悪材料(例:業績の悪化)がIR(投資家のための広報活動、つまり情報公開)で公表されると株価は大きく上下に変動します。
上場以来1年が経過しました。上場来高値927円(2023/03/07)から乖離しています。570円(2023/12/22終値)です。
上場来高値までは360円近くあります。どこまで詰めることができるでしょうか?
上場来高値の水準にまで戻すのは、もうしばらく時間がかかりそうです。
🔷アナリストの利益予想 (再掲)
会社予想 コンセンサス(対会社予想)
営業利益
2022/11 -855 -860 -0.6%
2023/11 - -230 -
経常利益
2022/11 -869 -870 -0.1%
2023/11 - -220 -
⭐出所: マネックス証券
2023年11月期も赤字予想ですが、前年同期比では大幅に改善されそうです。
✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。
海外展開だけでなく、赤字を脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。
日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。
✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。
複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。
✅日経ビジネス(2023.04.24号)の「IPO時の企業評価に課題あり?」に note の関連記事が掲載されました。
🟥日経平均他について
🔴日経平均は12月22日の終値 33,169.05 円と12月29日の終値 33,464.17 円を比較すると、+295.12 円の上昇となりました。33,000円台を回復しました。
大納会を迎えました。大納会には掉尾の一振はありませんでしたが、12月下旬には掉尾の一振はあったと言っても良いでしょう。
日米ともに半導体市況は回復基調にあり、来年は半導体関連銘柄が買われる可能性が高いと思われます。AI関連も引き続き好調のようです。
米国の株式市場の格言に「Sell in May(5月に売れ)」がありますが、今年の日本株には全く影響しませんでした。上昇基調に変化はありませんでした。
ウォーレン・バフェット氏に次いで、海外投資家の日本株の見直し機運が高まり、日本株買いが増えています。
それだけに、一転して海外投資家の反動売りが始まると、大きく下落する場面が出てきます。
欧米では、今も金利高が続いています。日本はいまだに低金利ですから、円を借りて日本市場に投資しています。円のキャリートレードです。
バフェット氏も円を借りて、日本株に投資しています。
正確に言いますと、円建て社債を発行し、集めた円で日本株に投資しています。こうすることで、為替リスクを回避しているのです。
海外投資家は日本株は割安と認識しています。ただし、日本株全般に対する認識ではなく、あくまで一部の銘柄に対してです。
日本株の上昇は、明らかに海外投資家のまとまった買いが入っているからです。東証プライムの一部の銘柄の買いです。総合商社や半導体関連銘柄です。
それだけに、一旦海外投資家の売りが出始めると、大きく下落する可能性が高くなります。
東証グロース市場には海外投資家の関心は薄いです。企業規模が小さい(時価総額が少ない)ため、「知らない企業が多い」からです。発行株数が少ないため手掛けにくいのです。国際優良銘柄へ集中投資しています。
ただし、その一方で日本の個人投資家による東証グロース銘柄の買い意欲は旺盛です。
今までは、極論すると、海外投資家は、ソニーなどごくごく一部の銘柄だけにしか投資してきませんでした。それは日本企業を知らなかったからです。
その意味で、バフェット氏が日本の5大商社(三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅)に一括投資したことは衝撃的な出来事でした。
⭐最近、ある YouTube の番組で耳にしたのですが、「海外投資家は日本の企業名ではなく、売れているゲームのタイトルで選定し、その商品を販売している企業の株式を購入している」という主旨の話でした。
⭐12月29日の日経平均とTOPXの終値
日経平均 33,464.17 円
前日比 -75.45 円 -0.22 %
TOPIX 2,366.39
前日比 +4.37 +0.19 %
2023年の最終週の日経平均は12/27を除き、小動きに終始しました。
外国人投資家はクリスマス休暇を取り、市場は閑散としていたからです。
日経平均
52週高値 (2023/11/20) 33,853.46 円
年初来高値 (2023/11/20) 33,853.46 円
52週安値 (2023/01/04) 25,661.89 円
年初来安値 (2023/01/04) 25,661.89 円
⭐出所: 株探 日経平均
<日経平均の株価チャート>
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株価チャート
SBI証券のアプリから
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5分足チャート
SBI証券のアプリから
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日足チャート
SBI証券のアプリから
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週足チャート
SBI証券のアプリから
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月足チャート
SBI証券のアプリから
🌟今週の日経平均は、3日続伸の後、2日続落して年内の取引が終了しました。
大納会での上昇を期待する向きがありましたが、残念ながら小幅下落し大引けになりました。
33,000円台はキープできましたので、来年は35,000~36,000円あるいはもっと上を予想する人がいます。
果たして来年の大納会に日経平均はいくらになるでしょうか?
よほど大きな悪材料がいくつも出てこない限り、少なくとも、今年より上になることは間違いないでしょう。
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🔴来週の決算・経済カレンダー
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・1月1日は各国が休場
・米国は2日が新年最初の取引日となる。日本は4日から。
・日本では「辰巳天井」と言い、最も高パフォーマンスの年になるそうですが、果たしてどうなるでしょうか?
・2024年から新NISAがスタートします。新NISAが呼び水になって、株式市場が活況となるかが一つの焦点です。なって欲しいですね。
・米国の利下げは3回とも6回とも言われていますが、いずれにせよ利下げになれば米国の株式市場にとっては追い風です。
・一方、日本ではゼロ金利解除がカウントダウンとなっています。そうしますと、日米の金利差が縮小してきます。円キャリートレードは減ってくることになります。つまり、金利の安い円を買うためにドル売りをする機会が少なくなってくるということです。
・米大統領選の行方が気がかりです。現職のバイデン氏が民主党の大統領候補として再度立候補し、共和党はトランプ氏の再出馬が取りざたされています。お二人とも高齢という点が不安材料です。民主党、共和党ともに他に候補者がいるはずですが、両党の代表となるには力不足が指摘されています。
🔴日経225銘柄
2023年は33,000円台に達しました。
来年は35,000~37,000円くらいになるでしょうか?
日本市場への影響はどうなるでしょうか?
9月4日に「日経平均株価の銘柄定期入れ替え」が発表されました。
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個人的には、本社が新横浜にあるレーザーテック(6920)の今後の成長に期待しています。半導体関連装置製造業者で世界的に有名な企業です。
日本株の上昇が続くのであれば、来年には史上最高値更新もあり得ます(下記をご覧ください)。
ただし、一本調子で上昇するとは考えにくく、何度か調整局面を迎えることになるでしょう。
日経平均の12月25日から12月29日までの星取表は
⚪⚪⚪⚫⚫
となりました。
🔴来年1月中に34,000円を期待したいですね!
⭐参考になる情報源
STOCK VOICE
moomoo
<日経平均の最高値>
日経平均の最高値は、終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭です。
1989(平成元)年12月29日、年内最後の取引日「大納会」を迎えた東京証券取引所で、日経平均が史上最高値を付けました。終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭。バブル経済の絶頂期の記録です。
2022/12/29
2024年の日経平均株価はいくらになるでしょうか?
下記の日経平均の時系列データをご覧ください。
🔷編集後記
⭐2023年のnote (5243) の株価は、結局終値で600円に届きませんでした。
52週高値(927円 2023/03/07)を更新することはできませんでした。
終値 579 円(2023/12/29)で年内の取引を終了しました。
年初から3月頃までは出来高が多かったですが、その後激減し、最後まで増加することはありませんでした。
現状を見ますと、600円が厚い壁になっています。
決算発表予定日は2024/01/11です。noteの決算は11月ですので、すでに2024年11月期の第1四半期の初月が終わりました。
赤字の更なる縮小とあわよくば黒字転換すれば株価上昇に弾みがつきます。
ぜひ、頑張ってもらいたいと思います。
⭐最新ニュース
当座貸越契約の締結(新規並びに増額変更)に関するお知らせ
当社の足元の財務健全性に懸念はありませんが、今後の成長投資に向けた機動的な資金調達手段の確保並びに財務基盤の更なる強化を目的として、契約締結を行うものです。 なお、本契約の締結に伴い、現在りそな銀行、三菱 UFJ 銀行、三井住友銀行と締結している契約極度額の 総額 5 億円から、総額 12 億円に拡大します。
みずほ銀行から新規で1億円を調達。
三菱UFJ銀行 3億円 (+1億円)
三井住友銀行 6億円 (+5億円)
りそな銀行 2億円
計 12億円 (+7億円)
⭐10月13日に2023年11月期第3四半期の決算が発表になりました。
赤字が縮小してきています。このまま進捗すれば、来期には黒字転換する可能性が高いでしょう。
🔴11月13日(月)10:00から臨時株主総会が開催されるとの報告がありました。減資するということです。
減資とは?意味とメリット・デメリットをわかりやすく解説
上記のウェブサイトに掲載されている記述に基づき、減資の趣旨を抜粋します。
減資を行う意義には「欠損の補填による経営立て直し」「株主への財産の払い戻し」「節税」の3つがあります。
有償減資と無償減資の2つがある。
・有償減資とは、実際に資金が減少する減資のことです。
有償減資は、おもに「株主への財産の払い戻し」の目的で行われます。
・無償減資とは、資金が減少しない減資のことです。
無償減資は「欠損の補填による経営立て直し」と「節税」の目的で行われます。
今回の措置は、「現在生じている繰越利益剰余金の欠損額を補填して財務内容の健全化を図るとともに、税負担の軽減 や今後の資本政策の柔軟性及び機動性を確保すること等を目的」(「臨時株主総会の開催並びに 資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ」に掲載)ということですので、無償減資になります。
株式市場では、「小さく産んで大きく育てる」と言われることがあります。
株価が3桁からスタートして4桁、5桁へと成長することが期待されているということです。株価が上昇するに従って、株式時価総額(時価総額)が増大します。
🌟note (5243)も「小さく産んで大きく育てる」となるといいですね!
⭐あなたも note のクリエイターとしてだけでなく、note (5243) の株主になって応援しませんか?
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