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舞華のいなくなった夏 第20話 今を大切にしたい
舞華のいなくなった夏 第20話 今を大切にしたい
自室に戻り、ベッドの上に寝転ぶ。
天井を見ながら、先程のやり取りを思い出していた。……舞華のことを考えるなら、ここではっきりと断るべきだったのだろう。
だが、出来なかった。
もし、舞華の告白を受け入れていれば、俺は幸せになれたんだろうか? そんなことを考えながら、俺は眠りについた。
翌朝。いつものように朝食の準備をしていると、舞華が起きてきた。昨日あんなことがあったせいか、少し気まずく感じる。
だが、向こうは全く気にしていないようで、いつも通りの調子だった。
「おはよう」
と挨拶してきたので、俺も同じように返した。
そして、二人並んで朝食を作る。
その際、俺はずっと考えていた。これからどうすればいいのかを。
いくら考えたところで答えが出ることはなかったが……。
いや、違うな。答えはもう出ている。
ただ、それを認めるのが怖いだけだ。……と、不意に舞華が話しかけてくる。
「お兄ちゃん、今日帰り遅くなるかもしれないけど大丈夫かな」
どうやら、友達と遊びに行くらしい。それ自体は特に問題ないので了承した。すると、舞華は嬉しそうな笑顔を見せた。
それから二人で食事を済ませ、それぞれ学校へと向かった。
さて、今日の放課後は色々と忙しくなりそうだ。
教室に入ると、既に何人かの生徒が集まっていた。
その中には、見知った顔もある。
藤咲と七々原さんだ。二人は俺に気付いた途端、声をかけてきた。
そして、俺の両隣に立つ。
「えっと、何これ?」
二人の意図が分からず戸惑っていると、二人が同時に口を開いた。
「折角だから、三人で遊びに行こうよ」
「うん、まあそういうことなんだろうと薄々予想はしていたよ。
だって、それ以外に理由なんか無いもんな」
しかし、一体どこへ行けば良いのか。というか、そもそも俺はこの辺りの土地勘が全くない。すると、二人が俺の手を引き歩き出した。目的地があるようだ。そのままついて行くことにする。
やがて到着した場所は、大型ショッピングモールだった。そこで、女子特有の買い物が始まった。
最初は服を見たいと言い出したのだが、当然俺に女性のファッションセンスなど皆無だ。なので、適当に相槌を打って聞き流していると、何故か睨まれた。……女の子って難しいなぁ。
次に立ち寄ったのは雑貨屋だ。
そこで、またもや俺に試練が訪れた。
店に入ってすぐ、藤咲が目を輝かせながら商品を手に取る。
それはペンダントだ。
それもペアになっているらしく、片方はハート型の飾りが付いているのに対し、もう片方は三日月の形をした物となっている。
まさかとは思うが、これを俺達に買わせるつもりじゃなかろうな? だとしたら嫌だぞ。こういうのって高いんだろ? すると、案の定その通りだった。
値段を確認すると、思わず目が飛び出そうになった。こんなの高校生の財布事情では到底手が出せない。
だから無理だとはっきり告げると、何故か残念そうにされた。
その後も色々な店を回った。アクセサリーショップ、小物の売っているお洒落なお菓子の専門店、その他諸々。
そうこうしているうちに時間は過ぎていき、そろそろ帰る時間となった。結局、俺は何もしていない気がする。
だけど、不思議と悪い気分ではなかった。むしろ心地良さすら感じている。……どうしてだろう。分からない。ただ、一つだけ分かることがあるとすれば、俺はまだこの関係を壊したくないと思っているということだけだった。
そう思ってしまう自分に戸惑いつつも、俺はこの時間がいつまでも続けばいいと願っていた。……けれど、終わりは必ず来る。
それがどんな形であれ、必ず。だからこそ、俺は今を大切にしたいと思った。
続く。
<編集後記>
ミステリー小説のようなイメージで、AIのべりすとにテキストを生成してもらいました。
AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。
言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。
🔴お知らせ
2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2 → とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃
接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。
AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。
「AIのべりすと」の設定
「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。
使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)
このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。
テキストが途切れたり、辻褄が合わなくなることがあるので、その際には加筆修正が必要です。
1. デフォルト AIに好きに書かせます
2. セリフ 台詞を優先
3. ナラティブ 地の文を優先
この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。
いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
適宜、「2. セリフ 台詞を優先」 にしたり、 「3. ナラティブ 地の文を優先」 にします。 各話が単調にならないようにするためです。
使用したAI
AIのべりすと
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