日経ビジネスのインタビュー バックナンバー 037
日経ビジネスのインタビュー バックナンバー 037
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ここに掲載しているのは、管理人・藤巻隆が携帯サイトで運営して
いた時のコンテンツです。
2007年1月8日号からスタートしています。1カ月分毎にまとめて
あります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。データを消失して
しまったため再現できません。
⭐「日経ビジネス 電子版使い方ガイド」(全24ページ)を見ると
「雑誌『日経ビジネス』のバックナンバーの閲覧について」で、
閲覧できるのは2011年10月から最新号と書かれています。
そのため、2008年8月18日、25日分の記事は確認できません。
しかも紙の雑誌は、かるか昔に処分しています。
● 2010.1.4 (No.1)<152>
痛みをどう分配するか
西山 慎一(にしやま・しんいち)氏
[米ジョージア州立大学助教授]
● 2010.1.11 (No.2)<153>
勝つ組織は指針で決まる
ルイス・ガースナー(Louis V.Gerstner.Jr)氏
[米IBM前会長兼CEO(最高経営責任者)、米カーライル・グループ上級顧問]
● 2010.1.18 (No.3)<154>
決め手は意思決定の速さ
小林 栄三(こばやし・えいぞう)氏
[伊藤忠商事社長]
● 2010.1.25 (No.4)<155>
会社は合理的にダメになる
菊澤 研宗(きくざわ・けんしゅう)氏
[慶應義塾大学商学部教授]
🔷 編集後記
この元記事をアメブロに投稿したのは、8年前のことです(2014-01-11 23:33:50)。
読み直してみますと、「こんなことも書いていたのだな」「この個所に関心があったのだな」ということが思い出され、当時の自分の心境に思いを馳せています。
それだけ歳をとったのだと実感しています。
編集長インタビューの記事を読み返してみると、当時の経営者の心意気・信念・余裕・揺るぎない自信といったものが伝わってきます。
月日が経ち、自分だけでなく身の回りにも、環境にも変化があります。
しかし、経営に限らず、物事の本質は変わらないものです。
今回のインタビューの中から興味深い言葉を拾い出してみます。
ルイス・ガースナー(Louis V.Gerstner.Jr)氏
[米IBM前会長兼CEO(最高経営責任者)、米カーライル・グループ上級顧問]
の言葉から。
🔴「経営者の力量が判断されるのは、実は素晴らしい人物を後任に選べるかどうかにかかっています」
経営者の最後の仕事は、後継者を育て、前任者より企業を成長させることができる人物を選ぶことです。
これはとても難しく、責任の重い仕事です。
「後任の経営者が認められてこそ、前代の社長が評価される」からです。
GEでは、複数の次期経営者(CEO)候補者を関連企業や子会社で経営させ、経営者としての能力を競わせ、総合的に判断し決定していたという話を読んだことがあります。
次期経営者の選択を誤り、企業を傾かせてはならないからです。
ところが、日本企業の場合、とりわけ重厚長大企業に多かったのですが、経営トップが退任しても相談役や顧問という名称で企業に居残り、個室や専用車、秘書をつけてもらい、特別待遇を受けていたケースがありました。
特に仕事があるわけではありません。
ただし、現経営者の経営方針に目を光らせ、自分の経営の仕方を継承しているか確認していたのです。
このような企業が成長するはずはありません。
株価は上昇しません。時価総額(株価 × 発行済み株式数)も当然増えていきません。企業価値も増えていきません。
企業との関係を完全に断つべきなのです。
このようなことができたのは、物言わぬ株主が多数いたからです。
今では物言う株主が株主総会で質問を浴びせかけるので、このようなことは許されません。
最近では、カリスマ経営者は後継者選びが難しいということがあります。
ユニクロやGUを運営するファーストリテイリングの会長兼社長の柳井正氏や日本電産会長兼代表取締役の永守重信氏は後継者選びで苦労しています。
お二人とも何度か後継者を指名し、経営に当たらせましたが、満足する結果が得られず、任期を待たずに交代させています。
⭐参考データ 大前研一氏の記事から
大前研一「カリスマ経営者ほど、なぜ後継者選びが難しいのか」
1回の投稿ごとに1カ月分にまとめたインタビューの概要を掲載します。
2007年1月8日号からスタートし、2013年7月までの6年7カ月分のバックナンバーだけで79件あります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。
データを消失してしまったため現時点では再現できませんが、日経ビジネスの電子版では「2011年10月から最新号まで」のバックナンバーが閲覧できるようですので、抜けている個所に該当する部分が見つかれば、追記します。
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