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舞華のいなくなった夏 第18話 告白


舞華のいなくなった夏 第18話 告白

舞華は何も言わずに俺が入っている浴槽に入ってくると、ピタリとくっついてきた。
当然、互いの肌が触れ合うことになるわけだが、もう今更気にすることでもない。というより、こんなこといちいち反応していたら身が持たない。

舞華は俺の腕を抱くようにして掴むと、肩に頭を預けてくる。
これが最近の俺達の入浴スタイルだったりする。
ちなみに、以前は背中を流すだけというルールがあったが、いつの間にか無くなっていた。

恐らく、舞華の中で何らかの心境の変化があったんだろう。それが良い変化であれば問題ないが、悪い方向に向かっているようならなんとかしないといけない。

だが、今の所そういった兆候は見られないため、とりあえずは放置しておくことにしている。俺は思考を中断して、目の前にある舞華の頭に目を向ける。舞華の髪は長いので、手入れも大変そうだ。現に今もドライヤーを使って丁寧に乾かしている。

そのせいもあって、いつも綺麗に整えられている舞華の髪型は崩れていた。
そんな状態の舞華の頭を見ていると、ある衝動に駆られた。

――― 撫でたい。

唐突に浮かんできたその欲求に従い、俺は舞華の頭に触れる。すると、舞華は一瞬ビクッと震えたが、すぐに大人しくなってされるがままになる。
俺はゆっくりと優しく舞華の髪を撫でる。サラリとしていてとても触り心地が良く、いつまでもこうしていられる気がする。

それにしても、本当に舞華の髪は綺麗だ。ずっと眺めていても飽きないんじゃないかと思うくらいに。

しかし、いくらなんでもこのままではいけないと思い直し、名残惜しみながらも手を離す。すると、舞華は残念そうな表情を見せた。……これはこれでマズいな。

最近、舞華がやたら甘えてくるようになった。最初は俺に対するスキンシップが増えた程度だったが、最近はその頻度も上がり、今ではほぼ毎日と言っていいほどだ。

しかも、その度に見せる舞華の顔が妙に艶っぽく見えるから質が悪い。はっきり言って、理性を保つのも限界に近いのだ。

だから、あまりこういうことをされると困る。正直、俺だって年頃の男なのだ。そういう欲が全く無いわけではない。むしろ、人並み以上にある方だと思う。

それでも、ギリギリで耐えられているのは、ひとえに舞華のことを妹のように思っているからだ。実際、たまに忘れそうになるくらいだしな。

まあ、どちらにせよそろそろ本格的にどうにかしないとまずいか。これ以上エスカレートするようなら、兄としての威厳とか関係なく力ずくでも止めさせるしかない。

そんな風に考え込んでいると、不意に横から声をかけられた。
どうやら、舞華の方から話しかけてきたようだ。
なんだろうと耳を傾けると、舞華が言った言葉に思わず固まることになった。

舞華が口にしたのは、俺が想像すらしていなかったことだったからだ。
そして、同時に理解した。どうして舞華がこんな行動に出るのかを。……なるほどね。ようやく分かったよ。舞華がどういうつもりで俺にくっついてきているのかを。まったく、我が妹ながら恐ろしい奴だよ。まさか、こんな手段を取るなんて。正直、驚きを禁じ得ない。

だが、舞華の考え自体は理解できるものだ。俺自身、似たようなことは何度も考えたことがあるしな。とはいえ、実際にそれを実行に移す度胸があるかはまた別の話だろう。少なくとも、俺には無理だ。

舞華はそれをやってのけた。それも、たった一人で。
だからこそ、称賛に値する。それだけ強い想いを抱いているということなんだから。そうであるならば、俺もそれに応えなければならない。それが、兄の役目というものだろう。

さて、そうと決まれば話は早い。早速、準備に取り掛からなければ、…………とは言うものの、具体的に何をすればいいのだろうか? 告白された経験など一度もないため、こういう時どんな行動を取ればいいのか皆目見当がつかない。

とりあえず、舞華が風呂から上がったら聞いてみるか。
それから少しの間、風呂場で一人悩んだ後、俺は風呂から出た。



続く。


<編集後記>

ミステリー小説のようなイメージで、AIのべりすとにテキストを生成してもらいました。

AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ

2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。

20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。

使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。

テキストが途切れたり、辻褄が合わなくなることがあるので、その際には加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。

適宜、「2. セリフ  台詞を優先」 にしたり、 「3. ナラティブ  地の文を優先」 にします。 各話が単調にならないようにするためです。

使用したAI

AIのべりすと



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藤巻 隆
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