舞華のいなくなった夏 第43話 新婚旅行(3)
舞華のいなくなった夏 第43話 新婚旅行(3)
ああ、もうっ。こうなったら一刻も早く上がるしかないな。よし、そうと決まれば早速行動あるのみ――
と思ったのだが、そこで思わぬアクシデントが発生した。
というのも、唯花が突然俺の腕にしがみついてきたのだ。そして上目遣いでこちらを見ながら言ってくる。
「ねえ、もっとこっちに来てもいいんだよ?」
はあ、勘弁してくれ。今の俺には無理だ。これ以上近付いたりしたら理性が崩壊してしまう。
しかし、唯花は俺の気持ちなど露知らずという感じで、さらに距離を詰めようとしてくる。……ちょっ、待って。本当にお願い。マジでそれ以上来られたらヤバいんだって。
しかし唯花が止まる気配はない。むしろさらに密着度が増してきているような気がしないでもない。そしてついに限界が訪れようとしていたその時、唯花は俺の手を取り自分の胸へと導いた。
柔らかな感触が伝わってくる。って、えっ、ちょっと、嘘だろ? まさかの直揉みですか!?
―――はあっ、はあ、はあ、はあ、はあ…………?
俺は唯花の手を払い除けると、慌てて浴室から飛び出した。
うん、まあ、なんだ。あれだよ、あれ。つまりアレがアレしてソレになったわけである。
俺は自室のベッドの上で横になっていた。ちなみに部屋割りは唯花と一緒の部屋である。まあ、もちろん色々あったわけですよ。そりゃもちろん何もなかったけどさ。
ちなみに今は別々の部屋にいる。唯花も疲れていたのか、今はぐっすり眠っているようだ。
一方、俺の方はというと、先程までの興奮状態がまだ冷めやらずといった体で、なかなか寝付けずにいた。ふぅ、なんか妙に喉が渇いたな。
俺は飲み物を求めてリビングに向かうことにした。
さてと冷蔵庫の中に何か入っているかな? 確かシャンパンがあったはずだからそれを頂くことにしよう。そう思い、扉を開けるとそこには予想外の光景が広がっていた。
なっ、なんじゃこりゃぁっ!? 思わず叫び声を上げそうになるのを必死に堪える。なぜならそこに居たのは唯花だったからだ。しかも下着姿の。どうやらシャワーを浴びた後らしい。それにしてもどうしてこんなところに居るのだろうか? しかもそんな格好のままで。
もしかして俺のことを待っていたとか?いや、それはないよな。仮にそうだとしてもこんなところで待つ必要はないし……。
――ん? 待てよ? もしかして……、もしかすると……。
いや、でもさすがにそれは無いだろう。でも可能性としては否定できないかもしれない。
そう思った瞬間、俺は自然とその言葉を口にしていた。
「唯花、好きだぜ」
そう言って唯花の頭を優しく撫でる。すると唯花は幸せそうな表情を浮かべた。うむ、実にいい雰囲気だ。
このまま押し倒してしまいたいところではあるが、ここは我慢だ。
今日はあくまで唯花の希望に応える形でデートをしてきたんだし、いきなりそんなことをするのはさすがに不味いだろう。だからまずは軽いスキンシップから始めることにする。
そして俺はそっと唯花を抱き寄せてみた。おお、柔らかい。これは想像以上だぞ。それにシャンプーの良い匂いまで漂ってきて、ますます興奮が高まっていく。
しかし唯花は抵抗する素振りを見せない。むしろ自分からも身を寄せてきて、そのまま静かに目を閉じた。おいおい、これってもしかしなくてもキスのお誘いってやつじゃないのか? だとしたらマジで嬉しいんだけど。
――よし! 俺は覚悟を決めて唇を重ねようとした。が、その直前で我に帰る。――って、待った! 俺は何をしようとしてるんだ!? いくらなんでも早すぎるだろ! まだ心の準備が出来ていない。だから俺は唯花から離れた。ふう、危なかったぜ。危うく一線を越えるところだった。
とりあえずこれで少しは落ち着いただろう。そう思って視線を向けると、唯花はどこか不満げな様子だった。あれれー、おかしいなー。
もしかしてお気に召さなかったのかなー? なんて思っていると、唯花は俺の首に腕を回して抱きついてきた。そして耳元で囁かれる。
「翔太、大好きだよ――」
ああ、もうダメ。これは無理ですわ。俺は無言のまま唯花を押し倒した。そして激しく口づけを交わす。
――はあっ、はあはあはあはあはあ。
しばらく経ってようやく解放されたと思ったら、今度は首筋へと舌が這っていく。ちょっ、マジかよ。まさか唯花の方から攻めてくるとは予想外だぞ。
だがここで引き下がるわけにはいかない。俺だって男なのだ。ならば反撃あるのみ! そう思い、俺も唯花へと手を伸ばす。
しかしその時、突然スマホの着信音が鳴り響いた。チッ、誰だ? せっかく良いところだったのに邪魔をしやがって……。って、待て待て待て待てぇっ!? なんで電話に出てるんだよ!? 俺は慌てて唯花から離れようとする。しかし遅かった。
すでに通話が始まってしまっており、唯花はそのまま会話を続けてしまう。ええええええええええええっ、嘘ぉっ!? そして最後に一言。
「うん、わかった。じゃあまたね――」
と言って電話を切ると、唯花はこちらを見つめながら妖艶な笑みを浮かべた。
続く……
<編集後記>
最初の「夢の中」(シーズン1と仮に命名)は299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明のテキストを出力し続けたためです。
2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとにテキストを生成させてみました。
AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。
言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。
🔴お知らせ
2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2 → とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃
接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。
AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。
言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。
「AIのべりすと」の設定
「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。
使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)
このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です。
1. デフォルト AIに好きに書かせます
2. セリフ 台詞を優先
3. ナラティブ 地の文を優先
この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。
いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「2. セリフ 台詞を優先」から
「3. ナラティブ 地の文を優先」に変更しました。
✅文章を単調化させないために、2023年2月17日から「2. セリフ 台詞を優先」と「3. ナラティブ 地の文を優先」を併用することにしました。
⭐解説がやたらに長く、いつ終わるのかさっぱり分かりませんでしたが、どうやらこの長い解説の後で、「本編」に戻るというくだりがあるので、これからさらに長いストーリーが続くことになりそうです。
登場人物が多く、解説を読んでも人間関係がなかなか頭に入ってきません。
まあ、AIのべりすとが生成したテキストですので、大目に見てやってください。
使用したAI
AIのべりすと
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