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日経ビジネスのインタビュー バックナンバー 001
日経ビジネスのインタビュー バックナンバー 001
ここに掲載しているのは、管理人・藤巻隆が携帯サイトで運営していた時のコンテンツです。
2007年1月8日号からスタートしています。1カ月分毎にまとめてあります。
● 2007.1.8 (No.1)<1>
ブランドにもっと個性を
尾崎 元規(おざき・もとき)氏
[花王社長]
情緒的な要素とは商品から消費者が感じるイメージとでも言いましょうか。
売り場で商品を手に取った時でもいいし、テレビCMを見た時でもいい。そんな時に消費者がドキドキしたり、「これを使えばきれいになりそう」ということを感じさせることができる、そんな商品は情緒性に長けています。
人間は物質的な満足が得られると、こうした心の充足度を求めるようになるのではないでしょうか。
● 2007.1.15 (No.2)<2>
株は事業の「参加証」
吉田 忠裕(よしだ・ただひろ)氏
[YKK社長]
経営者の問題で最もまずいのは会社の私物化だと思いますが、忠雄(注:吉田忠雄YKKの創業者 <注:藤巻>)には少なくとも、そういうところは一切ありませんでした。
自分も含めて、全員がイコールの関係だという理念を守り通しました。
一方で、心から嫌っていたのは、株を短期で売り買いして巨額の利益を上げるマネーゲームです。
上場と言う選択肢を取らなかった理由の1つには、自分自身にキャピタルゲイン(値上がり益)を得るという発想がなかったことがあるのかも
しれません。
● 2007.1.22 (No.3)<3>
世界の2億人を守る
ジョン・トンプソン(John W. Thompson)氏
[シマンテック会長兼CEO]
この業界が1社か2社の企業に集約されるとは思いません。
ソフト業界は、多くの面で製薬業界と似たような形に変化していくと思っています。
得意分野を持った5~6社程度の超大企業が存在することになる一方で、技術革新をもたらす数百、数千の小さな企業は存在し続けるでしょう。
もちろん、中には大企業の成長エンジンとして吸収される企業も出るかもしれません。
製薬業界では食物連鎖の底辺に多数の企業が誕生していますが、業界内のより大きな企業に買収されていきます。
テクノロジー分野、特にソフト業界でも必ず同じことが起きると、私は信じています。
● 2007.1.29 (No.4)<4>
利益至上が会社滅ぼす
槍田 松瑩(うつだ・しょうえい)氏
[三井物産社長]
大切なのは順番です。
自分たちが価値を生む仕事をしていれば、必ず収益が生まれる。
だから、まずはどんな価値を生み出すかを基準に仕事をやろうと。
数値目標だけに目がいかないように、今の人事評価では、定量評価の割合を2割に下げました。
🔷 編集後記
この元記事を投稿したのは、9年前のことです(2013-12-10 21:24:43)。
読み直してみますと、「こんなことも書いていたのだな」「この個所に関心があったのだな」ということが思い出され、当時の自分の心境に思いを馳せています。
それだけ歳をとったのだと実感しています。
1回の投稿ごとに1カ月分にまとめたインタビューの概要を掲載します。
2007年1月8日号からスタートし、2013年7月までの6年7カ月分のバックナンバーだけで79件あります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。
データを消失してしまったため現時点では再生できませんが、日経ビジネスの電子版では「2011年10月から最新号まで」のバックナンバーが閲覧できるようですので、抜けている個所に該当する部分が見つかれば、追記します。
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