見出し画像

GⅡ 毎日王冠

 2024年10月6日(日)に行われるGⅡ毎日王冠の追い切り指数、各馬の評価と追い切りの評価、予想印と買い目になります。
※Twitterには馬券購入締め切りと同時に予想印・買い目を公表します。
※オッズや当日の馬体重、馬の状態次第で買い目を変更することがあります。変更は締め切り5~10分前までに行うようにします。ほとんどの場合、馬体を見て印・買い目を変更します。参考にしていただける場合は、5~10分前に印・買い目を再度ご確認下さい。


追い切り評価

追い切り指数

1位 エルトンバローズ
2位 ローシャムパーク
3位 ホウオウビスケッツ
4位 ニシノスーベニア
5位 ヨーホーレイク

予想印・評価

 毎日王冠の舞台は東京1800mです。3歳馬が出走した場合には毎回のように馬券に絡んでおり、近5年では3歳馬が出走しなかった2022年を除いてすべて3歳馬が勝利しています。この傾向からすれば今年も3歳馬はそれだけで人気するかもしれません。
 昨年の勝ち馬はエルトンバローズ時計は1:45.3前半1000mが59.5秒でした。過去走と比べるとかなりスローペースでラスト3Fが11.4 - 11.3 - 11.4と直線の脚色比べの様相で前を走っていたエルトンバローズに向いた展開だったといえそうです。レコードは一昨年のサリオスで1:44.1でした。前半1000mが57.9秒と非常に速かったですが、近5年の毎日王冠からすれば58秒台前半が平均的なペースと考えられます。今年は逃げ馬としてヤマニンサルバム、ホウオウビスケッツ、シルトホルンが考えられますが、シルトホルンに関しては番手でエプソムカップ3着となっていますから無理に逃げることはなさそうです。ホウオウビスケッツは近走で逃げたのは2走前巴賞ですが、ヤマニンサルバムは前走と4走前を逃げて勝利しています。2走前に至っては逃げ争いが激しくなった結果逃げることが叶わずに10着と大敗するほど逃げにこだわることがあり、最内枠を引いた今回はなんとしても逃げるのではないでしょうか。そうすれば逃げ争いは特に起こらず、ペースはそれほど速くはならないかもしれません。ヤマニンサルバムが逃げた近走もペースを落として60秒以上で前半1000mを通過しています。ただし、開幕週である程度内前有利で速めの馬場が予想されますし、先行馬が多いことから遅くなっても58秒台後半から59秒台前半程度ではないでしょうか。ここで参考にすべき前日のレースは8R3歳以上1勝クラスです。時計は1:46.9で前半1000mが60.2秒とスローですが、前半3Fが36.1秒ですのでどの馬も特に自ら逃げたいわけではなかったのかもしれません。そのため、毎日王冠で想定されるような展開とはずれており参考外とすべきでしょう。過去走からすれば時計は1:44.5~1:45.2あたりになりそうです。特別速い時計が必要という展開ではないかもしれませんね。
 想定は前半1000mが58.8秒±0.3時計が1:44.8±0.3です。
 今回は出走馬が揃っており人気も割れています。人気のない馬でも前走までの成績が良い馬も多く、オッズからしても混戦模様です。能力差が必ずしも大きくない馬が多く、オッズ次第で買い目を変更したくなるような状況です。ただし、上記の通り3歳馬の成績が際立っていることから3歳馬は実力以上の評価がされている可能性がある反面、実力通りに評価されない古馬がいることになります。そこで、今回は能力的な評価で軸馬を選び、残りは3歳馬が人気した分不当な評価をされた古馬を選んで相手としたいと思います。

◎ ローシャムパーク
◯ ホウオウビスケッツ
▲ ヨーホーレイク
△ ニシノスーベニア
  ヤマニンサルバム
  エルトンバローズ
  
※△は評価順
☆ マテンロウスカイ

◎ ローシャムパーク 調教評価A
 前走宝塚記念は馬場に泣かされました。5着となりましたが、それより上の着順はブローザホーン、ベラジオオペラ、ソールオリエンス、プラダリアとどれも重馬場を得意とする馬ばかりでした。十分に検討したといえる内容でしょう。2走前大阪杯では惜しくもベラジオオペラにクビ差の2着となりましたが、2番枠とこの馬にとって相性の悪い枠から下げて大きく外を回っての結果です。しかもその気性から道中大きく位置を上げる場面がありながらの結果であることからすれば、能力だけでいえばメンバートップと評価すべきだと思います。あの走りが出来るのであればここでも問題なく勝負になると思いますし、プログノーシスと並んでほぼGⅠ馬と評価してよいと思います。
 宝塚記念以来の出走ですが、追い切りは本数を重ねておりしっかり時計も出しています。おなじみの6F70秒台で全体加速ラップで終い11秒台前半の走りも確認できています。1週前追い切りまではまだ気性面で抑えきれない部分が見えていましたが、最終追い切りでは馬なりでしっかり抑えて走ることが出来ており、前走や大阪杯時のような出来にあるといえそうです。気性面の問題は懸念点ではありますが、直線の長い東京で1800mに距離短縮となれば条件的にはプラスと見て良いのではないでしょうか。想定人気も2番人気となりそうですし、ここは強く推したいです。

▲ ホウオウビスケッツ 調教評価A
 
充実一途と表現してよい近走の内容からすれば本面評価とすべきかもしれませんが、調教師の「函館記念よりは物足りないけど巴賞くらいのデキ」とのコメントから評価を下げました。函館記念は圧倒的な内容でしたが蓋を開けてみればやはり洋芝の適性による結果だったとなる可能性もありますし、能力的にも上と評価できる馬がいる以上は出来落ちと評価してこの評価とします。ただし、追い切りはトレセンのWコースでの過去のものと比較すれば一変しているといえ、圧倒的に今回の方が良い内容です。時計こそ目立ちませんが、全体的に加速するラップで終いを伸ばす走りが出来ています。間違いなくこの夏で一皮むけて充実期を迎えたといえるでしょう。

◯ ヨーホーレイク 調教評価A
 この馬も本命評価と迷いましたが、枠とデビュー戦以来の1800mでこの評価としました。前走で充実期を迎えたボッケリーニを下して完全復活の様相で、同じく充実期を迎えているように思います。前走を見た限りでは気性的に距離短縮は歓迎と評価していますが、やはり2000mと1800mではテンポが違いますから、その点で位置が若干後ろになるかもしれません。それでも速い上がりを使えることからすれば直線の長い東京コースであれば大きな問題ではないように思いますし、追い切りでも終いを伸ばす内容で仕掛けに反応して自ら加速して11.3-11.1を出せています。

☆ マテンロウスカイ 調教評価B
 

買い目

ワイド ◎ ローシャムパーク ー ◯ ホウオウビスケッツ
3連複軸1頭
 軸 ◎ ローシャムパーク
 相手 ◯・▲・△・☆

いいなと思ったら応援しよう!