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GⅡ オールカマー

 2024年9月22日(日)に行われるGⅡオールカマーの追い切り指数、各馬の評価と追い切りの評価、予想印と買い目になります。
※Twitterには馬券購入締め切りと同時に予想印・買い目を公表します。
※オッズや当日の馬体重、馬の状態次第で買い目を変更することがあります。変更は締め切り5~10分前までに行うようにします。ほとんどの場合、馬体を見て印・買い目を変更します。参考にしていただける場合は、5~10分前に印・買い目を再度ご確認下さい。


持ち時計比較

 

追い切り評価

追い切り指数

1位 レーベンスティール
2位 リカンカブール
3位 ロバートソンキー
4位 サヴォーナ
5位 ステラヴェローチェ・ヤマニンサンパ

予想印・評価

 オールカマーは中山2200mが舞台です。今年の開催は4回中山7日目で例年とほぼ同様です。昨年のオールカマーは前半1000mが61.1秒で2:12.0と平均的でした。中山2200mが舞台のレースレコードは2011年と2018年の2:11.2でした。ペースはどちらも前半1000mが60.5秒と例年と比較すれば若干速めといえそうですが、先週行われた今走と同舞台のセントライト記念のペースがそれと同じでした。時計は2:11.6でしたのでそれを基準として考えて良いかもしれません。
 前日に中山で開催されたレースで参考になるのは6R3歳1勝クラス2000mです。前半1000mが60.9秒で1:59.6の時計ですから若干速めの時計でしょうか。4R3歳1勝クラスと9RカンナSの1200mでは1:07.2という時計が出ており、これを参考にすれば先週に引き続いて未だ高速馬場であることは確かと見て良さそうです。今週からCコース変わりとなっている点も影響したと思われます。
 以上から、先行脚質有利の馬場状態を前提に前半1000mは60.5~61.0秒、時計は2:11.5~2:12.0を想定して予想したいと思います。
 天候に関しては雨予報となっていましたが、あまり渋る様子ではなさそうですしよほどのことがない限り良馬場想定、渋っても稍重までと考えています。

◎ レーベンスティール
◯ ステラヴェローチェ
▲ サヴォーナ
△ サリエラ
☆ ヤマニンサンパ

◎ レーベンスティール 調教評価S
 前走エプソムカップでは1:44.7のレコードタイムで勝利しています。しかも59㎏の斤量を背負ってのものですから、他の出走馬だけでなく、これまでのエプソムカップの出走馬の内容と比較しても圧倒的といわざるを得ません。2・3走前のレース振りからスランプが疑われましたが、前走の走りを見せられては復活したと評価すべきでしょう。昨年のセントライト記念ではオールカマーと同舞台かつ開催も1週違いと条件がほぼ同じでしたが、2:11.4のレースレコードで皐月賞馬ソールオリエンスに勝利。オールカマーのレコードが2:11.2で次点が2:11.4ですので、仮にセントライト記念時のパフォーマンスを出せれば馬券内はほぼ確実といえそうです。
 追い切りは非常に乗り込み量が豊富で、2週前と最終追い切りにはしっかりと加速ラップを踏んだ上で6F80秒台、終いに11.3秒の末脚を使えており状態は良さそうです。さらにその中で3Fのラップが12.9秒と素質馬にしか見られない道中の加速具合を窺うことが出来ました。前走時の追い切りにはみられなかったもので、乗り込み量をも合わせて考えれば陣営の意気込みを感じる内容と評価してよいと思います。指数も前走から+10.1と前走以上を期待出来そうですし、勝負気配を感じます。
 懸念点としては適性が恐らくマイルに寄っていると見られることでしょう。厩舎もそのように判断しているようですし、今走の結果次第では距離を短縮していくことになるように思います。2200mという距離に関してはセントライト記念の結果のみからは特に問題ないといえそうですが、現状の馬体やパフォーマンスからはやはり若干長いかもしれません。

◯ ステラヴェローチェ 調教評価A
 現状の充実度からすればこの馬がトップでしょう。距離の適正に疑問のあった2走前安田記念は除くとして、前走札幌記念、3走前大阪杯では4着と惜しい競馬をしています。特に大阪杯では勝ち馬から0.1秒差とほとんど差の無い競馬をしており、ペースから考えて位置取りの差次第で力の差はほとんど無いと評価できる内容でした。このように考えれば近走の成績は非常に安定しており、勝つイメージこそ無いですが今回も崩れることなく好走しそうです。
 復帰後最長となる2200mですが、日経新春杯と神戸新聞杯でしっかり好走したことのある距離で現状の充実度からすれば問題にはならなそうです。また、中山は皐月賞で3着、有馬記念で4着とこちらも今回のメンバーであれば十二分といえる実績です。この馬に関してはゴール前の坂路が味方するように思うので中山は適した舞台ではないかと考えています。
 時計はおそらく遅くなる方が良いのかもしれませんが、現状の中山は高速馬場でステラヴェローチェには適した馬場状態とはいえなさそうです。それでも前走で3着に残ったように馬場は重いのが得意といえそうで、雨予報の現状ではプラスと評価できるでしょう。ただし、午前中に小雨で午後からは晴れという予報で渋っても稍重まででしょうからそこまで期待出来るものではなさそうです。
 前走の追い切りが評価できるものではなかったこともありますが、今回の追い切りは非常に良く見えました。1週前には道中も非常に負荷をかけた内容で終いには大きく垂れてしまっていますが、過去の追い切りでも見られる内容でした。最終追い切りでは坂路で残り2Fから12.1秒のラップを連続しており、この馬にしてはバランスの取れた内容でした。馬なりでしたし現状の調子の良さを感じます。

買い目

ワイド ◎ レーベンスティール ー ◯ ステラヴェローチェ
3連複 ◎ レーベンスティール ー ◯ ステラヴェローチェ ー ▲ サヴォーナ

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