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GⅡ 京都大賞典
2024年10月6日(日)に行われるGⅡ京都大賞典の追い切り指数、各馬の評価と追い切りの評価、予想印と買い目になります。
※Twitterには馬券購入締め切りと同時に予想印・買い目を公表します。
※オッズや当日の馬体重、馬の状態次第で買い目を変更することがあります。変更は締め切り5~10分前までに行うようにします。ほとんどの場合、馬体を見て印・買い目を変更します。参考にしていただける場合は、5~10分前に印・買い目を再度ご確認下さい。
追い切り評価
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追い切り指数
![](https://assets.st-note.com/img/1728135173-c7oU6EaLDjp1r5tmqGg2hHX0.png)
1位 サトノグランツ
2位 ドクタードリトル
3位 ディープボンド
4位 ジューンアオニヨシ
5位 シュヴァリエローズ
予想印・評価
京都大賞典の舞台は京都2400m外回り。直線は約400mで坂を下ってからのキレ味勝負となりやすい反面、開幕週の馬場状態からすれば内前に位置を取る馬が有利になるような気もします。前日のレースで参考になりそうなのは8R3歳以上2勝クラスです。時計は2:25.0で前半1000mが59.1秒と前傾ペースでした。人気馬が揃って馬券になっており小頭数のレースであったことからすれば、時計はともかくここから京都大賞典の傾向を把握することは難しいように感じます。
昨年の勝ち馬はプラダリア。馬場状態は重で時計は2:25.3と良馬場が想定される今回は参考にならなそうです。過去走では2:29秒台前半の時計もありますが、多くは2:23~25秒台でした。上記のように3歳2勝クラスの時計は2:25.0でしたからここから1.0秒ほど速くなるかもしれません。ペースは60秒付近が多く、現状の馬場状態を考慮すれば59秒台後半を想定できます。これに逃げ争いが起こるかが問題ですが、今回想定される逃げ馬候補はケイアイサンデラとバビットでしょう。逃げて好走できているのはケイアイサンデラで京都2400mでも結果を出しているので無難に逃げそうな気がします。対してバビットは近2走を逃げて凡走していますが、昨年の京都記念ではアフリカンゴールドに先手を取られて番手となりましたがこれが上手くはまって3着となりました。距離こそ違いますがこれを参考にするのであれば外枠という点からも番手に収まる可能性もありそうです。ただし、近走での様子からは10番枠程度では逃げを譲るようには思えませんのでここでも逃げの手に出ると考えられます。調教師も「今回も自分の競馬に徹するだけ。開幕週の馬場がいい方に向けば」とコメントしており、逃げると考えて良いと思います。そうなれば外からバビットが被さる形で若干の逃げ争いが行われる可能性が高く、ペースはある程度速くなるでしょうか。京都で逃げた場合の前半1000mのペースがケイアイサンデラは58秒台前半、バビットは58秒台後半となっており、馬場状態をも考慮すれば58秒台になるかもしれません。どちらが逃げることになるかは分かりませんが、ケイアイサンデラが前走で逃げずに競馬をしているのでバビットの逃げると予想します。
以上から、前半1000mが58.7秒±0.3、時計は2:23.5±0.5と予想します。近年の京都大賞典と比較すれば速い展開です。そうすれば持ち時計がない馬には辛い展開で、持ち時計が速い馬には積極的に印をつけるべきでしょう。
◎ サトノグランツ
◯ ジューンアオニヨシ
▲ ドクタードリトル
△ スマートファントム
ディープボンド
ケイアイサンデラ
※△は評価順
☆ ブローザホーン
◎ サトノグランツ 調教評価B
前走目黒記念は位置取りと直線での軽い手応えから突き放すかと思いきや外から来た馬に飲まれる形で4着に沈みました。一見すると能力負けのようでしたが、実はスタートで体勢を崩した際に鞍がずれて直線であまり終えていなかったとのことです。確かに斤量58.5㎏を背負っていたとはいえ不可解な伸びのなさでしたから納得です。2走前アミールトロフィーではレベルスロマンスとゼッフィーロに先着されていますが安定した走りを披露しました。2頭には完敗で特に大きくヨレながらも好走したゼッフィーロ以上には評価できませんが、ノースブリッジに先着したのは大きいでしょう。3走前日経新春杯ではブローザホーンに0.3秒差つけられた3着でしたが、斤量が0.5㎏重いことを考えれば全く及ばないという差ではないように見えました。特に今回はブローザホーンが59㎏の斤量を背負う一方でサトノグランツは57㎏ですから能力差が埋まるハンデがあると思います。
勝った神戸新聞杯では2:23.5と過去走とは比較にならないほど時計を更新してのレースレコードを記録しています。前半1000mが61.2秒ですが、ラスト3Fは10.7 - 10.9 - 12.0のラップで末脚勝負を制したといえるでしょう。今回は前走目黒記念や神戸新聞杯より内枠の1番枠ですが、現状の馬場状態から内前が有利となることを踏まえれば内で脚を溜めながら直線で抜け出すという神戸新聞杯の再現が可能な良枠と捉えて良さそうです。追い切りもそれを意識したような終いに寄った末脚を活かすための内容に思えます。流石に前走ほどの終いは見せませんでしたが、動きを見れば前走より状態が良さそうで休み明けでも十分な状態に仕上げられているように映りました。
◯ ジューンアオニヨシ 調教評価B
近2走は凡走しており人気を下げると思います。ただし、馬柱から明らかですが好走したのはほとんどが京都である一方で左回りの舞台はすべて凡走しています。近2走も東京、中京が舞台で苦手な舞台だったかもしれません。今回は得意な京都が舞台で2400mは2:22.6のレースレコードを記録した3走前烏丸Sと同じ舞台です。流石に前半1000mが58.3秒と時計の出る条件は整っていたかもしれませんが、ラスト3Fは11.8 - 11.4 - 11.4のラップでスピードが落ちていません。まさに京都らしいペースですが、ここまでの時計を持っているのであれば印をつけない方がおかしいといわざるを得ないでしょう。
追い切りでは近走では見られなかったCWコースでの追い切りを2週前に取り入れており、直線で加速することを念頭に置いた内容でした。1週前と最終は坂路でしたが、近走の内容と比べれば負荷をかけた内容というよりはバランスを意識した内容で終いを伸ばしています。目黒記念時のような終いに11秒台が出ているわけではありませんが、12.0秒を出せているあたりバランスを取って徐々に加速する走りが出来ているように思えます。
☆ ブローザホーン 調教評価不能
前走宝塚記念では馬場状態や展開など非常に向いたとはいえ完勝で初のGⅠ制覇となりました。昨年の京都大賞典では心房細動で競走中止となりましたが、それを除けば8連続馬券内と非常に安定しており、近走ではテーオーロイヤルに肉薄する走りをするようになりました。今回と同じ舞台の日経新春杯では今回出走するサトノグランツに0.5㎏の斤量有利があったとはいえ0.3秒差をつける完勝でした。目一杯追っているようには見えず100%を発揮したレースではなかったと思いますが、それでも2:23.7とトゥザグローリーのレースレコードに並ぶ時計でした。前述で想定した時計に収まるものですからそれだけのパフォーマンスをすれば馬券内の可能性は高いと思います。
懸念点としては近走は後方から進めており、現状の馬場状態からすれば若干前有利の傾向がありそうなことでしょうか。また、他馬より2㎏重い斤量を背負う点も後方から直線勝負をする際には不利に働く可能性が高いです。この馬は今がまさに充実期ですし、得意の舞台ですからそれほど気にする必要もなかったという結果になる可能性も十分ですが、勝つまでは難しいような気がしています。次走はジャパンカップを控えており、ここがメイチではないでしょう。追い切りでもしっかり負荷をかけた内容はありますが休み明けの仕上げという印象です。叩きなのは間違いなく、能力だけでどこまでかというレースになると考えてここはこの評価とします。
買い目
単勝 ◎ サトノグランツ
ワイド ◎ サトノグランツ ー ◯ ジューンアオニヨシ
3連複軸1頭
軸 ◎ サトノグランツ
相手 ◯・▲・△