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GⅠ スプリンターズステークス

 2024年9月29日(日)に行われるGⅠスプリンターズステークスの追い切り指数、各馬の評価と追い切りの評価、予想印と買い目になります。
※Twitterには馬券購入締め切りと同時に予想印・買い目を公表します。
※オッズや当日の馬体重、馬の状態次第で買い目を変更することがあります。変更は締め切り5~10分前までに行うようにします。ほとんどの場合、馬体を見て印・買い目を変更します。参考にしていただける場合は、5~10分前に印・買い目を再度ご確認下さい。


追い切り評価

S 21 ルガル
  20 オオバンブルマイ
  19.5 ナムラクレア
A 18.5 サトノレーヴ
  16 マッドクール
  16.5 ダノンスコーピオン
B 15.5 ウイングレイテスト
  14 エイシンスポッター
  13 ヴェントヴォーチェ
C 11.5 ウインマーベル

A 16.5 ナムラクレア・ルガル
  16 マッドクール
C 12 サトノレーヴ
  11.5 ウイングレイテスト
  11 ダノンスコーピオン・モズメイメイ
  10.5 ピューロマジック・レイベリング
  10 トウシンマカオ

追い切り指数

1位 ルガル
2位 ナムラクレア
3位 マッドクール
4位 サトノレーヴ
5位 オオバンブルマイ・ウイングレイテスト

予想印・評価

 スプリンターズステークスは中山1200mが舞台です。昨年はママコチャの勝利で時計は1:08.0でした。2着は高松宮記念勝ち馬のマッドクール、3着は高松宮記念2着のナムラクレアでした。今回は昨年以上にメンバーレベルが高くスプリントの第1線級ばかりが集まっており、ハイレベルな展開が予想されます。
 一方で天候による馬場状態の想定が難しく、その点が予想で非常に重要な点といえそうです。過去スプリンターズステークスがGⅠに昇格してから稍重は2回、不良は2回ありますが、重馬場での開催は一度もありませんでした。稍重は2000年と2018年で時計は1:08.6と1:08.3、不良は2004年と2007年で時計は1:09.9と1:09.4でした。この中間をとれば重馬場開催となった場合には1:08.7~1:09.3あたりの時計となるでしょうか。ただし、当日の天候の予報は曇りで降水確率は全時間帯で40%以下と馬場が大きく渋るレベルではないように思います。仮に渋ったとしても稍重まででしょうし、そうなったとすればトラックバイアスは特に差のないレベルに落ち着くように思えます。したがって、予想の上では良~稍重を想定します。前日の馬場状態はクッション値9.4で標準、3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みが出始めていますがその他の箇所は概ね良好な状態とのことです。パトロールビデオからも情報通り最終コーナーあたりの内が悪く見える以外は特に気になる点はありませんでした。
 前日の参考になるレースは中山10R茨城新聞杯です。芝1200mでスプリンターズステークスと同じ舞台ですが時計は1:07.9でした。勝ったハピネスアゲンは1:07台の時計をもっていませんでしたから、未だ高速馬場が維持されていると見えます。馬場状態は良で、 当日の天候次第ですがスプリンターズステークスでも時計勝負を前提にすべきでしょうか。かりに前日の馬場状態が維持されているとすれば1:07:0台を上回ることを想定するのは難しく、展開次第では1:06台もあり得るでしょう。1:06台はロードカナロアが勝った2012年が唯一で時計は1:06.7でした。ペースは32.7-34.0で前半の流れだけでなく後半も11.2 - 11.3 - 11.5のペースで非常にハイレベルです。ただ、そこまでの展開になるには逃げ争いは必須だと思われますが、今回逃げ馬筆頭として考えていたピューロマジックの陣営が「逃げの一手より、何か新しいことができないかと横山典弘騎手にお願いしました」とコメントしており、先団から中団あたりに付くのではないかと思います。そうすればヴィクターザウィナーが逃げると想定できます。ペースもある程度落ち着くのではないかとも考えられますが、ヴィクターザウィナーは比較的飛ばして逃げる馬でスタート後のペースは速くなるように思います。また、内には恐らく3番手あたりを取りたいマッドクール、外には2番手が欲しいであろうウイングレイテストがおり、それらをも意識した上で逃げるためにはスタート直後だけでなく3Fあたりまでペースは速くなると思います。昨年は2番のテイエムスパーダと13番のジャスパークローネが逃げ争いをしましたが、出足の速さから1馬身ほどジャスパークローネが前に出ており、ジャスパークローネがハナを奪いました。前半のラップは11.7 - 10.4 - 11.2となっており、いくらピューロマジックが控えるとしてもこれと同じかそれ以下の時計ペースになると考えており、前半3Fは32.9~33.2秒と予想します。後半のペースを予想するのは難しいですが、高速馬場が維持されている前提であれば大きく減速するとは思えませんので後半3Fは34.2~34.5秒を予想します。時計は1:07.1~1:07.7の想定です。
 このように想定すれば、やはり有利なのは内前に位置を取った馬でしょう。過去のスプリンターズステークスからしてもその傾向は明らかで、最終コーナーで先頭集団にとりついていることが好走するための条件とすらいえそうです。そうすれば枠順も内枠が当然有利で外枠は不利となります。脚質的にも差し馬が内枠となっている場合にはいったん下げて外を回ることになるため大きな減点材料と評価しています。逆に先行馬が外枠になった場合には、道中も外を回ることになる結果距離ロスに加えて最終コーナーで位置を下げることにもつながりますからこれも減点材料です。
 以上をまとめれば、ペースは狙いは前半3Fが32.9~33.2秒と若干のハイペースから平均ペースで時計は1:07.1~1:07.7の想定です。高速馬場が維持されている結果前が止まりにくく、内前有利で比較的内枠の先行馬が狙い目でしょう。持ち時計とスタート後に有利な位置を取れるかという点を重視して印をつけます。

◎ サトノレーヴ
◯ ママコチャ
▲ ナムラクレア
△ マッドクール
  ウインマーベル
  ウイングレイテスト
  モズメイメイ
  オオバンブルマイ
  
※△は評価順
☆ ルガル

◎ サトノレーヴ 調教評価S

◯ ナムラクレア 調教評価A

☆ ルガル 調教評価S

※近走はパドック評価で好馬体と考えた馬が馬券内に来ることが良くありますので、パドックで目立った馬がいた場合には上記評価を変更してでも印を入れ替える可能性があります。

買い目

3連複軸1頭
 軸 ◎ サトノレーヴ
 相手 ◯・▲・△(マッドクール)・☆
※直前の馬体からサトノレーヴとママコチャ馬体がよく見えました。この2頭が絡んだ買い目を重めにします。


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