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【大会レポート】第1回 Sekappy COLLOSSEUM ポケモンSV シングル ベスト16

初めまして。
疾風タケユキと申します。

2023年2月11日開催の第1回 Sekappy COLLOSEUM ポケモンSV。
こちらのシングル部門の3次予選でスイスドロー25位、シングルエリミネーションのBブロックで2位でベスト16という結果となりました。

ベスト16だと思っていましたが、最後に公開された順位表では8位になっていました。
スイスドローの結果的には8位ということでしょうかね?(よくわからない)

ポケモンである程度の結果を収められたのは初めてなので、大会レポートを残すことにしました。

構築

構築経緯

友人と一緒に厳選したA1色テツノドクガとA0色ハバタクカミを使いたかったので、この2匹の採用を前提に構築を考え始めました。

続いて、シリーズ2でもカイリューの強さが健在であり、前シーズンでも信頼を置いて使っていたので今期も採用することにしました。

また、サーフゴーもカイリュー同様シンプルに強い、採用し得ポケモンだと考えているので、サーフゴーも採用しました。

次に構築に1匹は地面タイプがいないとハラバリーにウキウキされてしまうので、地面枠を探しました。
初めはサーフゴーと合わせてキノガッサ対策ができ、テツノドクガの引き先として物理受けが担えそうなカバルドンを採用しました。

最後に補完枠として優秀で、特殊受けも担えそうなチョッキウォッシュロトムを採用し、最初の構築が一旦完成しました。

しかし、最初の構築ではあまりにもセグレイブが重かったため、明確にセグレイブに有利なポケモンであるバンバドロをカバルドンと交代で採用しました。

この6匹をランクバトルで試運転したところ、かなり手応えを感じたため大会で使用する構築に決めました。

単体解説

カイリュー
特性:マルチスケイル
持ち物:食べ残し
性格:陽気
努力値:H84 A188 S236
実数値:177-178-115-108-120-143
テラスタイプ:飛行
技:テラバースト/地震/竜の舞/羽休め

調整意図
S: 1舞で最速ドラパルト抜き
H: 16n+1(食べ残しの回復効率意識)
A: 余り(火力不足にならないよう多め)

速くても準速が多いと思いますが、準速ではハバタクカミとテツノツツミを1舞しても抜けないのがエースとして致命的だと感じました。
また、ドラパルトも最速個体が増えると予想していたので、1舞でこれらのポケモンを抜ける素早さまで努力値を振りました。

ここまで素早さを振った価値はとても大きかったです。
テツノツツミとドラパルトを両方貫いた試合もありました。
実数値143は11nなのでお得感もありますね。

できれば食べ残しの価値を高めるためにHも193まで伸ばしたかったのですが、そこまでAを削るとステルスロック込みでも1舞飛行テラバーストでドラパルトとテツノツツミを倒せるか怪しいと感じたのでASベースになりました。

持ち物が食べ残しな理由はカバルドンと組ませていた頃の名残ですが、ラムのみ、あつぞこブーツ、ゴツゴツメット等と比較して状況を選ばないのは強力に感じました。
他のアイテムの枠も余っているので検討の余地ありです。

非常に強力なポケモンでしたが、テラスタル前提の性能なのが戦術の幅を狭めるため、選出にかなり勇気が必要だと感じています。


ウォッシュロトム

持ち物:オボンの実
性格:図太い
努力値:H252 B252 D4
実数値:157-0-174-125-128-106
テラスタイプ:鋼
技:ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/イカサマ/鬼火

調整意図
特に無し

前シリーズの最終構築でも使っていた物理耐久特化ロトムです。
余りをSに振らない理由はロトムミラーで後攻ボルトチェンジをしたい時の方が多いと思ったからです。
理想はS28~29の個体で使うことかもしれません。

初めはチョッキロトムを使用していましたが、使用感が非常に悪く、耐久も火力も信頼できなかったため使いやすいと感じていた型に変更しました。

前期の話ですが、この型を使い始めたきっかけはシーズン2最終日にバンビ―さんが動画で紹介していたヒートロトムを見て、セグレイブに強い(?)ことに魅力を感じたからです。

全く仕事をしないことはほぼありませんが、正直あまり信頼を置いているポケモンではありません。
とは言え、テツノドクガとの相性はとても良かったように感じます。
あとラウドボーンの選出を抑制することにも貢献していたと思います。


バンバドロ

持ち物:フィラの実
性格:腕白
努力値:H252 B156 D100
実数値:207-145-154-67-118-55
テラスタイプ:草
技:地震/ボディプレス/ステルスロック/吠える

調整意図
H: 最大
B: 11n
D: 余り
HD: 無補正C252ハバタクカミのムーンフォース2耐え
HD: C特化メガネサーフゴーのゴールドラッシュ最高乱数切り耐え(93.75%)

カバルドンと交代でセグレイブを処すために投入したポケモン。
セグレイブに屈するまでは「見た目が好みではない」という酷い理由で使用を敬遠していました。

友人から使用感が良いと聞いたため使ってみると、想像以上にセグレイブが崩れていくのが面白くて気に入りました。

持ち物はロトムにオボンの実を持たせるためにフィラの実に変えてみると、特性「じきゅうりょく」と良く嚙み合っており、非常に強かったです。
混乱実からフィラの実を選んだ理由はトリックを打つポケモンに特殊ポケモンが多い印象があったためです。
ロトムはまだしも、サーフゴーはミントで性格を変えている人がほとんどだと思いますし、相手の怠惰依存なのであまり気にしなくて良いでしょう。

もちろん物理アタッカーにギリギリ1/4以下に押し込んでもらえず、裏の特殊アタッカーの餌食になったこともあったので、オボンの実とは一長一短です。

テラスタイプはパーティ単位で重いキノガッサをかもれるように草タイプとしました。
キノガッサの前で草テラスを切ると、そのまま相手のPTを崩壊させることもあるレベルで相手に圧力をかけることができます。(だいたいミミッキュ、ドドゲザン、セグレイブなども一緒にいるため)
ただし、最終試合はバンバドロが鋼テラスであれば勝てたかもしれないので要検討です。

セグレイブキラーとしての役割だけでなく、普通にステロ要員として強力で使い勝手が良く、今後も使い続けたいと思ったポケモンでした。


ハバタクカミ

持ち物:気合のタスキ
性格:臆病
努力値:H4 C252 S252
実数値:131-67-75-187-155-205
テラスタイプ:ノーマル
技:シャドーボール/ムーンフォース/電磁波/滅びの歌

調整意図
特に無し

今シーズンから解禁された注目のパラドックスポケモン。
その性能は予想以上で、気合のタスキを持たせることで先発要員としてもスイーパーとしても強力な動きを見せてくれました。

初めは「電磁波」の代わりに「凍える風」を採用していましたが、
・テツノツツミに「クイックターン」で逃げられることもあること
・Sが下がったポケモンを交代されると自分の裏のポケモン(主にテツノドクガ)の助けにならないこと
・ハバタクカミに受け出ししてきたポケモンにほとんど負荷をかけられないこと

以上の点が気になり、「電磁波」の採用を優先しました。

メインウェポンとなる「シャドーボール」と「ムーンフォース」は普通に採用しました。
当然どちらの技も使用頻度が高かったため重宝しました。

残りの1枠はクエスパトラやギミックパーティの対策となり、数的有利が取れている終盤に詰めとして「滅びの歌」を採用しました。
この技が本当に強く、クエスパトラ選出をした相手にはだいたい勝てましたし、決勝トーナメントで対戦したオニゴーリ軸のパーティにもこの技のお陰で勝つことができました。
滅びの歌を雑に打つだけでカイリューの竜の舞の起点を用意できるのも非常に良かったです。


テツノドクガ

持ち物:拘りメガネ
性格:臆病
努力値:B4 C252 S252
実数値:155-67-81-192-130-178
テラスタイプ:フェアリー
技:オーバーヒート/エナジーボール/マジカルシャイン/炎の舞

調整意図
特に無し

どうでもいいことで申し訳ありませんが、SVの新ポケモンで一番好きです。
(一番好きなのに何回もウルガモスと呼び間違えてしまうのは内緒です)

テツノドクガを使うにあたり、ニトロチャージを搭載した全抜き型と、メガネ型の2通りを考えました。
前者はブーストエナジ―が相手に与える情報が大きく、オーバーヒートとも相性が悪いため、すぐに火力を出せないことが弱そうだと感じたため没になりました。
ウルガモスと違いCとSを同時に上げられれないのも使いづらそうに思います。(エアプ)

よって、後者のメガネ型での採用を決めました。
現状1位の特攻種族値から放たれるメガネオーバーヒートの火力は凄まじく、安易な受け出しを許さない火力は素晴らしかったです。

Sを下げて耐久と火力を上げた型も試しましたが、素早さに自信が持てないせいで出しづらくなってしまったので最速CSにしました。
結果として予選でテツノワダチの上を取れたことで勝った試合があったので良かったです。

初めは最大値を取るために炎テラスで使っていましたが、非常に脆いので耐性を変える手段が欲しいと思う場面が多く、マジカルシャインが打ちやすくなるフェアリーテラスにしました。
草テラスも耐性を大きく変えられますし、エナジーボールが打ちやすくなるので良いと思います。

元々ヘドロウェーブを採用していましたが、ランクバトルで試運転している間は1度も撃つ必要がある場面に遭遇しなかったため、思い切って外しました。
エナジーボールもあまり打ちませんが、あるとキョジオーン、ヘイラッシャ、ウォッシュロトム入りに出しやすくなるので必要だと感じました。
(ただし、草テラスにしないと意味ないのかもしれない)

たしかにメガネテツノドクガはウルガモスより早くて火力もあるので強かったです。
しかし、シリーズ2と比べて高速化した環境でこのポケモンが最も活躍できるのはスカーフ型なのでは?と使いながら感じました。

シリーズを通して使い続けたいポケモンなので、今後も研究していきたいです。


サーフゴー

持ち物:隠密マント
性格:控え目
努力値:H244 C252 S12
実数値:193-58-115-203-111-106 
テラスタイプ:格闘
技:シャドーボール/テラバースト/サイコショック/悪巧み

調整意図
H: 奇数最大
C: 特化
S: 余り

前期1位のたなけーさんの型を使用させていただきました。

スカーフ型も試したのですが、シリーズ2ではハバタクカミやテツノツツミを抜くためにSに補正をかける必要性が高く、スイープ性能に不安を感じて選出できなかったため没になりました。(多分使うのが下手なだけです)

また、カイリューを軸とする基本選出にスカーフサーフゴーが不要だったため、思い切って対受け構築特化の型にしました。

実際は受けループには一度も当たらなかったのですが、バンギラス、ドドゲザン、ジバコイルなどに予想外の勝利をお見舞いすることができたので意外と汎用性が高いと感じました。

ただし、カイリューと同じくテラスタル前提の性能になっていることが苦しかったので、テラバーストは思い切って気合玉に変えるかもしれません。

基本選出

ハバタクカミ+カイリュー@1
ハバタクカミで荒らしてから、カイリューで無双を狙います。
@1はステロを撒きたい場合やセグレイブがいる場合はバンバドロ、
ヘイラッシャやラウドボーンなどがいる場合はロトムかテツノドクガ、
キョジオーンがいる場合はサーフゴーにすることが多いです。

テツノドクガ+ハバタクカミ、ロトム、バンバドロから2匹
テツノドクガとクッションで相手を崩す選出です。
クッション2匹のパターンと、スイーパーにハバタクカミを置くパターンがあります。

戦績

3次予選 スイスドロー

R1 不戦勝
2次予選までに3次予選出場権利を2回獲得していたため、不戦勝を得ていました。
実際はこの不戦勝のせいでオポネントが低くなっていたと思うので、敢えて取らないのも手だったと思っています。

R2 敗北
相手のハバタクカミの電磁波でテツノドクガが痺れてしまい、それが最終的に響いた試合でした。

R3 勝利
忘れました。

R4 勝利
忘れました。

R5 勝利
忘れました。

R6 勝利
忘れました。

R7 勝利
テツノドクガで勝った試合だったはずです。
Cが6段階下がっていても無振りテツノブジンを約7割削れる火力に救われました。

R8 勝利
ハバタクカミの電磁波が相手のテツノツツミに当たらず、負けかと思いましたが相手のハイドロポンプが2回外れて運勝ちとなりました。

試合内容をほとんど覚えていられなくてすみません。
だいたいカイリューかテツノドクガが刺さって勝った試合だったはずです。
バンバドロが刺さった試合もあったかも?

3次予選 シングルエリミネーション

1回戦 勝利
クエスパトラ軸にハバタクカミの滅びの歌が刺さって勝ちました。
サーフゴーの弱点保険をケアしたプレイができたのも良かったと思います。

2回戦 勝利
投げつけるテツノツツミ→影分身バトンドラパルト→オニゴーリ
というパーティでした。
案の定滅びの歌がぶっ刺さりました。
とは言えワンチャン負ける可能性があったくらいプレイは酷かったので要反省でした。

3回戦 敗北
緊張で選出が全く考えられず、メガネテツノツツミがどうしようもない選出になってしまいました。
恐らく、定石通りハバタクカミから入り、カイリューを通して勝つことができた試合だったと思います。
サーフゴーがテラバーストではなく気合玉を持っていれば、当てる前提ですが拾えた試合だったかもしれません。
自分の未熟さを思い知らされる悔しい結果となりました。

感想

初めてポケモンの大会に出場し、好きなポケモンを入れたパーティで結果を出せたことは純粋に嬉しいです。

しかし、やはり決勝大会にあと1歩届かなかったことが非常に悔しいです。

ただ、もっとポケモンを頑張りたいと思いました。
SVで初めてランクバトルをガチり始めましたが、嬉しいことも悔しいこともいっぱいで楽しいです。

第2回以降の開催もあったらまた挑戦してみたいです。
その前にまずはランクバトル シーズン3頑張ります!

おまけ

SVからランクバトルを始めたので、まだガチ対戦考察ができる仲間が少ないです。
良ければ気軽にTwitter(https://twitter.com/TakeYuki_HAYATE)で絡んでもらえると嬉しいです。
軽く自己紹介を載せておくので、それでnoteの締めとさせてください。

自己紹介

名前:疾風タケユキ
疾風(はやて)は推しにつけてもらった苗字です。
呼ぶときはタケユキで構いません!

趣味:ゲーム、推し活
ポケモン、ポケカ、モンハン、パズドラなど
遊戯王は昔ガチっていましたが今は遊んでいません。(話はできます!)
デュエルリンクスでは1度だけ世界100位以内になったことがあります。
ポケカも復帰したばかりです。
主にルギアVSTARのデッキを使っています。
モンハンはサンブレイクのHRは999、MRは760くらいです。
ダブルクロスもMR999まで遊びました!
メイン武器は太刀とライトボウガンです。
推し活については後述。

好きなポケモン:ミロカロス、バシャーモ、チェリンボ、レシラム、ルギア、ダークライ、ゾロアーク、イベルタルなど
悪タイプと飛行タイプに好きなポケモンが多いです。

推し雪花ラミィさん
大好きな推しです。
ツイートの大半はラミィちゃん関連なので、全く興味が無い方はミュートワードに「ラミィ」と入れるとタイムラインが静かになると思います…。
VTuber好きな者同士は是非お話ししましょう!
(ホロライブ以外はあまりわからないです)

以上です。
ご質問等あれば気軽に聞いてください。
TwitterのDMはFF以外解放していないのでコメントかリプ貰えると嬉しいです。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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