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我、いかに F-11C を愛すか
大きく、重く、落とすと割れるスマフォって携帯として FOMA の黎明期にまで先祖返りしているようにしか思えないのですが、先祖返りも含めての時代の流れのなかでガラケーがなくなっていくのは残念でなりません
P にしかないギミックだったはずなんだけど、なぜ F-11C についているのか本当に謎です。ギミックの製造元だった PED( Panasonic Electric Devices) さんと、パナブランドのガラケーの製造元だった PMC( Panasonic Mobile Comunications)さんと F さんで、どういう話があってこういうことになったのか全く謎です。その後の F の楽々にワンプッシュオープンボタンが載ることもなかったし...
Fにしかない、最高に便利な電話の機能「イミテーションコール」
会議中に電話がかかってきたフリをして抜け出すことができます。こんな便利な機能、どうして他の携帯にはないんだろう
なんと、「くーまん」でふー!
おまえ東芝のマチキャラじゃなかったっけ?
東芝のモバイル部門と一緒に富士通にきたの?
ちなみに、DoCoMo の端末のワーディング文字列って「メールを着信しました」とか「充電が完了しました」とかああいう文字列、全部仕様で決まっていて全機種同じ、徹底的に同じ
それは機種を変更した人が困らないようにとか、使い方の問合せを受けたときに機種ごとに回答を用意しないでいいようにとかそういう営業や運営の合理性を追求した上での当然の帰結なのでしょうけど
でも、くーまんは「着信したでふー」なんて、ワーディング仕様と違う事を平気で言ってくる。これ、初めて見た時は腰が抜けるほど驚きました。こんなこと許されるんだ... ってどれだけ使用調整した結果なんだろう...
経済的な合理性を追求する中で切り捨てられてしまったガラケー
ソフトウェアの保守はハードウェアの開発どころじゃない程お金がかかる
1000人規模で保守しなければいけないソフトって保守だけで年間最低10億円(1000万円 * 1000人)かかる。
そんな1000人どころじゃない MOAP やオペレーターパックの保守費を計上できるほどガラケーの市場が大きくないことはわかる
理屈ではわかるんだけど
それでも、やっぱガラケーがなくなるのは残念だ
もう F-11C の後継機も出ることはないんだ...
いつまでも元気でいてほしいでふー