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是枝裕和 監督作品『万引き家族』

 この映画は、是枝裕和監督がカンヌ映画祭パルムドール賞を受賞した作品である。正直言って、最初見たときは人間関係の救いようのなさに言葉が出なかった。でも何回か見返すうちに考えが変わった。早速ストーリーを見ていこう。

 リリー・フランキー演じる治と安藤さくら演じる信代は、事実婚の夫婦である。子供の祥太と信代の腹違いの妹である亜紀の4人〝家族〟で、一家は、信代の実の母である初枝の、平屋の家に転がり込んでいる。治は日雇いの建築現場の清掃の仕事を、信代はクリーニング工場で働いているが、足りないお金の分は万引きして生活の足しにしている。
 ある日、いつものように治と祥太で万引きした帰り道、アパートの踊り場で一人でいる女の子・ゆりを見つけ、買ったばかりのコロッケを与えるが、ゆりが虐待されている事実に気づき家に連れ帰ってしまう。こうして初枝を含めた〝万引き家族〟6人の生活が始まる。

 釣具店で、祥太とゆりと治で万引きをしたとき、祥太は治に「男二人の方が楽しい。」と告げる。治は、「ゆりも何か役にたった方が、あの家にいやすいだろ?。」と返事をした。合点の行かない祥太は〝秘密基地〟に行ってしまう。ゆりは祥太のことが心配で、玄関で待ち続ける。それを見た治と信代は、
 信代:「生まれて来なきゃよかった、って言われて育つとさ、ああはなら
     ないよね?。」
  治:「普通はな。」
 信代:「人に優しくはなれないよ。」
と話す。治は祥太の〝秘密基地〟である空き地の廃棄された車へ迎えに行く。

 一家は買い物に出かける。前日にテレビのワイドショーでゆりの捜索願が出されたことを知ったのでまずいと思い、ゆりの髪を切り、りんと名乗らせる。
 祥太:「おじさんに助けてもらったんだよな?。」
 りん:「うん。」
 祥太:「おばさんとおばあちゃんが好きか?。」
 りん:「うん。」
 祥太:「じゃあ、我慢できるよな?。」
 りん:「できる。」
二人の話を聞いていた初枝と信代は、
 信代:「選ばれたのかな、私たち?。」
 初枝:「普通は親は選べないからね。」
 信代:「こうやって自分で選んだ方が強いんじゃない?。」
 初枝:「何が?。」
 信代:「絆よ。」
 初枝:「私はあんたを選んだんだよ。」
と顔を見合わした。

デパートの試着室でりんに似合う水着を試着していたところ、
 信代:「欲しくないの?。」
 りん:「叩かない?。後で叩かない?。」
 信代:「叩いたりしないよ。叩かれるのはね、リンが悪いからじゃない
     よ。〝好きだから叩く〟なんて言うのはね、嘘なの。好きだった
     らこうやってするの。」
と信代はりんを抱きしめた。

一方、お留守番の亜紀と治は、横になりながら
 亜紀:「信代さんといつしてるの?。」
  治:「俺等はもう別にそういうのいいから…。」
 亜紀:「ウソくさ。」
  治:「じゃあ、どこでつながってるんだよ?。」
 亜紀:「お金、普通は。」
  治:「俺達は普通じゃないから。」

 初枝は初枝で、月命日と称し毎月前夫の息子の家族の元へ金の無心に来ていた。実は亜紀はこの家の子供で、本名は「さやか」であった。亜紀というのはさやかの実の姉の名前で、姉はオーストラリアに留学していた。姉のように愛されたいという願望から「亜紀」と名乗っていたのだ。初枝が「一緒に暮らそう。」と誘ってくれたので亜紀は初枝の家に寝泊まりするようになったのだ。(亜紀は風俗店でバイトをしていたが、源氏名として「さやか」を名乗っていた。金のつながりでしかない両親の子供である自分自身を拒絶したかったのであろう。)

 果たして、〝万引き家族〟一行は、海水浴に来た。治と祥太と亜紀とりんは、波打ち際で波と戯れていたが、信代と初枝は砂の上に引いたシートに座って焼きとうもろこしを口に含みながら、話をしていた。
 信代:「血がつながってない方が良いってこともあるじゃない?。」
 初枝:「まぁ、余計な期待しないだけね。うん、そうそう。お姉さん、よ
     く見るときれいだね、顔。」
 信代:「え、ふぇ」

 翌朝、柴田初枝は急死する。亡骸をどうするか信代と治は話し合う。亜紀はおばあちゃんの枕元に張り付いている。お金のない〝万引き家族〟は、家の下に亡骸を葬ることにした。
  治:「またこんな事するなんてな。」
 信代:「でもあの時とでは随分違うよ。」
  治:「だよな。ババアだって考えようによっちゃ幸せだろ?。」
 信代:「そりゃそうでしょ。一人で死ぬよりはずっとね。」
  治:「もし俺があれしたら…。」
 信代:「ん、何?。」
  治:「庭の池の下でもよ。」
 信代:「そんなに大きくないよ、あの池。」
  治:「ふ、だよな。」

 次の日、信代は銀行で初枝の預金を下ろす。商店街を祥太と歩いていると、お店の店員が「お母さん、どう?。コロッケ、晩ご飯に…。」と信代に声を掛ける。
 祥太:「嬉しい?。お母さんってと呼ばれて。」
 信代:「え~。誰に?。」
 祥太:「うん~。りんとか…。」
 信代:「呼ばれて見ないと分かんないな…。」
 祥太:「ふ~ん。」
 信代:「何~んでそんなこと聞くんだよ?。」
 祥太:「呼べって言うからさ、〝父ちゃん〟って。」
 信代:「呼べないんだ。」
 祥太:「うん、まだね。」
 信代:「もう、ほんと大したことじゃないから。無理しなくていいよ。」
 祥太:「うん。」

 数日後、祥太と治は車上荒らしを行う。先日、柄本明演じる駄菓子屋の主から「おい、これやる。妹にはさせんなよ。」と万引きを諭された祥太は、万引きに疑問を持ち始めていた。そこで治に問う。
 祥太:「僕の時はさ、助けてくれた時、あの時も何か盗もうとしていた
     の?。」
  治:「いや、バカ。お前、あん時はお前を助けようと思っていたんだ  
     よ。」

 更に数日後、祥太とりんはスーパーで万引きをしようとしていた。祥太はここにいるようにりんに命じ、スーパーの中に入る。万引きをしようとしたところ、何とりんが自分の真後ろに来て、万引きをしようとしていた。〝妹〟を守ろうとした祥太は、お店のものを盗んでスーパーの外へ走り出す。しかし店員に捉えられ、〝万引き家族〟全員が警察の取り調べを受けることになる。

刑事の祥太への事情聴取。
 刑事:「どこで生活していたのかな?。」
 祥太:「車の中。」
 刑事:「家族を守ろうとしているのかな?。皆で荷物をまとめて逃げよう
     してるところだったんだよ、あなたを置いて。本当の家族だった
     らそんなことしないでしょ?。」

刑事の亜紀への事情聴取。
 刑事:「男の本名は榎勝太。女の方は田辺由布子。」
 亜紀:「人を…、殺していたんですか?。」
 刑事:「前の夫をね。刺して殺して埋めてるの。まあ、痴情のもつれね。
     あの二人はそういうつながり。」
 
刑事の信代への事情聴取。
 信代:「あれは正当防衛でしょ?。殺さなかったら二人ともやられてた訳
     だし。」
 刑事:「まあ、判決ではそうでしたけどね。」
 信代:「それと今回の件と何の関係があるのですか?。」

刑事の治への事情聴取。
  治:「いや、誘拐じゃないんですよ。えっと、腹すかしてるの見かねて
     信代が連れてきて、いや、でも、それ…。無理やりとかじゃなく
     て…。」
 刑事:「それはいつ?。」
  治:「今年の2月。」
 刑事:「そういうのを誘拐というのですよ。」
  治:「うん。いや俺もそう言ったんだけど…。あいつが身代金とか要求
     していないから違うって。保護してるんだって…。」

刑事の亜紀への事情聴取。
 亜紀:「おばあちゃんが、一緒に暮らそう、って言ってくれたからで
     す。」
 刑事:「でも、それは優しさじゃないよね?。自分の夫を奪った家族から
     お金をもらってた訳だし…。」
 亜紀:「お金?。私の両親から?。」
 刑事:「もらってたみたいよ、行く度に。」
 亜紀:「えっ、私の両親は私がおばあちゃんと暮らしてるって知ってたん
     ですか?。」
 刑事:「ご両親は知らなかったって言ってるけれどもね。」
 亜紀:「あっ、え?。おばあちゃんはお金が欲しかっただけなのかな?。
     私じゃなくて…。」
 刑事:「おばあちゃんは今どこにいるのかな?。」

刑事の信代への事情聴取。
 刑事:「あなたが一人でやったと言うのね。」
 信代:「はい。」
 刑事:「掘ったのも埋めたのも…。死体遺棄って言うのは重い罪ですよ。
     分かっている?。」
 信代:「捨てたんじゃない。」
 刑事:「捨ててるじゃない?。」
 信代:「捨てたんじゃないんです。(祥太とるりを)拾ったんです。誰か
     が捨てたのを拾ったんです。捨てた人って言うのは他にいるんじ
     ゃないですか?。」

刑事の治への事情聴取。
 刑事:「子供に万引きさせるの後ろめたくなかったですか?。」
  治:「俺、他に教えられることが何もないんです。」
 刑事:「だからと言って…。何で男の子に祥太って名前をつけたのです
     か?。あなたの本名ですよね?。」

 公判が下り、祥太は保護施設に入れられ、りんは虐待をした両親の元に戻された。信代は、りんが信代のもとに戻りたいと言っていると刑事から聞かされる。
 信代:「戻りたいって言ったの?、りんが…。」
 刑事:「ええ、じゅりが(じゅりはりんの本名)」
 信代:「いやそんなことは言わない、あの子は。」
 刑事:「子供はね、母親が必要なの…。」
 信代:「母親がそう思いたいだけでしょ?。」
 刑事:「ん?。」
 信代:「産んだら皆母親になれるの?。」
 刑事:「でも、産まなきゃなれないでしょ?。あなたが産めなくて辛いの
     は分かるけれどね。羨ましかった?。だから誘拐したの?。」
 信代:「う~ん。そうね、憎かったかもね、母親が。」
 刑事:「子供二人はあなたのことを何と呼んでいましたか?。」
 信代:「ふう~。」
 刑事:「ママ?、お母さん?。」
 信代:「(涙を流しながら)何だろね…。」

 数日経って、治と祥太が服役中の信代に面会に来る。信代が治に祥太を連れて来るように頼んだのだ。
  治:「悪いな俺の分まで。」
 信代:「あんた〝前〟あんだから、5年じゃきかないよ。」
  治:「でも、お前よ。」
 信代:「私、楽しかったからさ。こんなんじゃお釣りが来るくらいだ
     よ。」
 祥太:「ごめんなさい。僕が捕まったから…。」
  治:「いいんだよ。いつも上手く行かないよ。」
 信代:「どう、施設は?。ちゃんと学校行ってんの?。」
 祥太:「うん、国語のテストは8位だった。」
  治:「頭いいんだよ、祥太はさ!。」
 信代:「ねえ、髪を切ったの?。いいじゃん、見せて。可愛いね。」
    「祥太、あんた拾ったのは、松戸のパチンコ屋。車は赤のヴィッ
     ツ。ナンバーは習志野。その気になれば本物のお父ちゃん、お母
     ちゃんが見つかるから。」
  治:「おい、お前そんなことを言うために俺に祥太を連れて来いって言
     ったのかよ?。」
 信代:「そうだよ、もう分かったでしょ?。ウチ等じゃダメなんだ、この
     子にはね。」


 信代と面会後、祥太は治のアパートに一泊することにする。お互い背を向けて寝ている。
 祥太:「僕を置いて逃げようとしたの?。」
  治:「ああ、した。その前に捕まってしまったけれども。」
 祥太:「そうか…。」
  治:「ゴメンな…。」
 祥太:「うん。」
  治:「父ちゃんさ、おじさんに戻るよ…。」

 次ぐ朝、バス停で祥太と治は帰りのバスを待っている。
  治:「ゴメンな、おじさん、もう会えない…。」
 祥太:「僕、わざと捕まったんだ。」
  治:「そうか…。」

 祥太を乗せたバスは走り出す。治は「祥太。」と叫びながら懸命にバスに着いて行こうとする。うつむいていた祥太は、後ろを振り返り、「父ちゃん。」とつぶやいた(ように私には思えた。)。
 一方、虐待する実の親元に戻されたりん(=じゅり)は、散らかってしまったガラス玉を集めて、ビールケースの上に登り、信代(あるいは祥太?)が迎えに来てくれるのを首を長くして待つ。そこにエンドロールが流れる。

 以上が、『万引き家族』のあらすじである。
 10年前に是枝裕和監督は、『そして父になる』(=6年前に病院で新生児の取り違いがあり、二組の家族が子供をもとに戻して生活をやり直す。しかし、親子の関係がギクシャクして、最終的には二組の家族が共同して子供たちを育てることに落ち着く物語です。)という作品を発表しているので、家族の絆というのが是枝監督の主要なモチーフなのだろう。そして今回『万引き家族』で監督は、家族の絆を広く人間関係一般の視点から見つめ直す試みをしていると私は思う。そう思う理由は、祥太が教科書に載っている絵本『スイミー』の一節を朗読するシーンがあるからである。分かりやすいので、以下に『スイミー』全文を掲載しよう。

 『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし

ひろいうみの どこかに
ちいさな さかなの きょうだいたちが たのしく くらしていた
みんな あかいのに いっぴきだけは からすがいよりも まっくろ
およぐのは だれよりもはやかった
なまえはスイミー

あるひ おそろしいまぐろが おなかを すかせて
すごいはやさで ミサイルみたいに つっこんできた
ひとくちで まぐろは ちいさなあかいさかなたちを いっぴきのこらず のみこんだ
にげたのは スイミーだけ

スイミーは およいだ くらいうみのそこを
こわかった さびしかった
とてもかなしかった
けれど うみには すばらしいものが いっぱいあった。
おもしろいものを みるたびに スイミーは だんだんげんきを
とりもどした

にじいろの ゼリーのようなクラゲ
すいちゅうブルドーザーみたいな いせえび
みたこともない さかなたち
みえない いとで ひっぱられている
ドロップみたいな いわから はえている こんぶや わかめのはやし
うなぎ かおをみるころには しっぽを わすれているほど ながい
そして かぜにゆれる ももいろの やしのきみたいな いそぎんちゃく

そのとき いわかげに スイミーはみつけた
スイミーのと そっくりの ちいさなさかなの きょーだいたちを
スイミーはいった
でてこいよ みんなで あそぼう おもしろいものが いっぱいだよ
ちいさな あかいさかなたちは こたえた
だめだよ おおきなさかなに たべられてしまうよ
だけど いつまでも そこに じっとしているわけには いかないよ
なんとか かんがえなくちゃ
スイミーはかんがえた
いろいろかんがえた
うんとかんがえた

それから とつぜん スイミーはさけんだ
そうだ みんないっしょに およぐんだ うみで いちばんおおきな
さかなの ふりをして
スイミーは おしえた けっして はなればなれに ならないこと
みんな、もちばをまもること
みんなが いっぴきの おおきなさかなみたいに およげるように
なったとき スイミーはいった
ぼくがめになろう
あさ つめたいみずのなかを おひるの かがやく ひかりのなかを
みんなは およぎ おおきなさかなを おいだした

 
 まとめると次のようになるだろう。スイミーは、赤い小さな魚の兄弟をまぐろに食われて失う。スイミーはとても怖い思いをして、心細かった。けれども海の底には面白いもの、素晴らしいものがたくさんあり、それらに触れ合うことでスイミーは徐々に元気を取り戻した。ある日、スイミーは岩陰に隠れるスイミーの小さな仲間たちを見つけた。声を掛けるスイミーに対し、仲間たちは「おおきな魚たちに食べられてしまう。」と返答した。だけど何時までもそこにじっとしていられない。スイミーは考えに考えて一つのアイデアを生み出した。「みんなで協力して大きな魚のように泳げばいいんだ。決して孤立しないこと、みんな持ち場を守ること(=各々の役割を果たすこと)が大事だ。僕は目の役割を果たそう。」。見ることの攻撃性を指摘したのはサルトルだが、スイミーが目の役割を果たすというのは、「仲間の小さな魚たちを自分が守る。」という宣言だろう。かくてスイミーたちは大きな魚たちの圧力に屈せず、自由に広い海の中を泳ぎ回れるようになる。つまり絵本『スイミー』は、スイミーのリーダーとしての成長物語として理解できる。同じことが映画『万引き家族』の祥太について言えないだろうか?。
 祥太は捨てられた子供である。松戸のパチンコ屋の駐車場で、習志野ナンバーの赤のヴィッツに置き去りにされていたのである。年端の行かぬ頃に放置されていたので、自分の本名さえ思い出せない。それでも治を実の父と思うのには記憶が邪魔をする。だから治を〝父ちゃん〟と呼ぶには抵抗がある。その上りんという守るべき〝妹〟ができ、柄本明演じる駄菓子屋の親父に「万引きに妹を巻き込むな。」と諭される。元々万引きに罪の意識が目覚め始めたことあり、治の行動に疑問を持ち始めた。そんなときに教科書の『スイミー』の話を読み、スイミーの行動に自分自身を見たのだと思います。肉親という強いられる関係ではなく、自分で選んだ〝絆〟を大事にしたのだ。
 
 スイミーが一匹黒色なのは、スティグマ(=聖痕)だろう。スティグマとは 、ギリシャ語の「聖痕」(イエス・キリストが受けた傷が聖者の身体に現れたもので奇跡の象徴とされる)や「烙印」に由来する単語である。祥太もるりも信代もスティグマである火傷の跡を負っている。祥太らは選ばれた人なのである。(子供が産めない信代のスティグマは、信代が処女受胎した聖母マリアであることの暗示なのかもしれませんね。)

 さて、先日東京都知事選挙があリました.。現職の小池百合子さん、参議院議員であった蓮舫さん、元広島県安芸高田市市長の石丸伸二さんの主要3候補の争いであったが、自公の組織票とAIゆり子のような巧みな空中戦をして、小池百合子さんが逃げ切った。自民党の組織的裏金作り・脱税疑惑が取り沙汰された中での選挙だけに、日本社会の〝変わらなさ〟が目立つ結果になった。
 しかし汲むべき点がなかったわけではない。選挙期間を通じて蓮舫陣営では草の根の一人街宣活動を行う人々が現れ、小池さんの街頭演説では「辞めろ」コールが自然発生的に起こり、演説が中断された。石丸陣営では1000名ものボランティアが集まり、演説の切り抜き動画を作りYouTubeで拡散させた。平成7年の阪神・淡路大震災ではボランティア活動が顕在化したが、この度の都知事選では自分の頭で考え行動する市民活動が顕在化したと言える。この流れは不可逆で、いずれは日本社会を覆い尽くすだろう。大丈夫、世の中は変えられる。若い有権者(=祥太=スイピー)は失望することはない。\(^o^)/


  




  

 


 


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