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GoogleのGeminiとの対話

GoogleのAIであるGeminiと対話してみました。最近の私は、こんなことを考えています。\(^o^)/

そもそもの議論として、競争だけが技術革新を促進するのでしょうか?。

いいえ、競争だけが技術革新を促進するわけではありません。競争は確かに技術革新を促進する重要な要素の一つですが、それ以外にも様々な要因が技術革新を促します。

競争が技術革新を促進するメカニズム

市場シェア獲得: 競争環境下では、企業は市場シェアを獲得するために、より良い製品やサービスを開発しようと努力します。
顧客満足度向上: 顧客を奪い合うために、顧客満足度を高めるための技術革新が促進されます。
コスト削減: 競争相手よりも低い価格で製品やサービスを提供するために、コスト削減のための技術革新が促進されます。
生き残り: 競争に敗れれば市場から退出せざるを得ないため、企業は生き残るために常に技術革新を追求します。
競争以外の技術革新促進要因

好奇心・探究心: 新しいものを発見したり、未知の領域を探求したいという人間の intrinsic motivation が、技術革新の原動力となります。
社会貢献: 社会問題を解決したり、人々の生活を豊かにしたいという altruistic な motivation が、技術革新を促進します。
政府の政策: 研究開発への investment や規制緩和など、政府の政策も技術革新を促進する重要な役割を果たします。
偶然の発見: セレンディピティと呼ばれる偶然の発見や、予期せぬ出来事が、技術革新に繋がることもあります。
異分野融合: 異なる分野の知識や技術を組み合わせることで、新たな innovation が生まれることがあります。
社会的なニーズ: 社会的なニーズや課題に応えるために、技術革新が促進されることもあります。
歴史的な事例

松下幸之助の「水道の哲学」: 松下幸之助は、「水道の哲学」において、良質な製品をできるだけ安く提供することで社会に貢献することを目指しました。これは、競争よりも社会貢献を重視した経営 philosophy ですが、結果として技術革新を促進しました。
アポロ計画: 冷戦時代の宇宙開発競争は、米ソ両国の競争意識によって促進されましたが、同時に人類の宇宙への憧れや科学技術への探究心も重要な motivation となっていました。
現代社会における implications

現代社会では、 open innovation や collaboration など、競争とは異なる innovation の approach が注目されています。

オープンイノベーション: 企業が外部のアイデアや技術を積極的に活用することで innovation を促進する approach 。
collaboration: 企業や研究機関が協力して research and development を行うことで、より complex な innovation を実現する approach 。
競争は important な innovation 促進要因ですが、それだけがすべてではありません。

多様な要因が複雑に絡み合い、技術革新が生まれていることを理解することが重要です。

経済学者シュンペーターは、『資本主義・社会主義・民主主義』の中で、技術革新の担い手は大企業や国家になると述べていますが、これと独占禁止法の関係をどう考えますか?。

シュンペーターが『資本主義・社会主義・民主主義』で述べた、技術革新の担い手は大企業や国家になるという主張と独占禁止法の関係は、非常に興味深い問題であり、現代の経済政策においても重要な論点となっています。

シュンペーターの主張

シュンペーターは、初期の著作では、イノベーションは中小企業や起業家によって担われると考えていましたが、『資本主義・社会主義・民主主義』では、大企業が研究開発のための資源を豊富に持ち、より効率的にイノベーションを起こせると主張しました。

これは、大企業が、

資金力: 研究開発への投資を積極的に行える
人材: 優秀な研究者や技術者を雇用できる
組織力: 研究開発を効率的に推進できる体制を構築できる
情報収集力: 最新技術や市場動向に関する情報を収集しやすい
といった点で、中小企業よりも優位性を持つためです。

独占禁止法との関係

シュンペーターの主張は、従来の独占禁止法の考え方に疑問を投げかけるものです。

従来の独占禁止法は、市場における競争を促進し、消費者の利益を守るために、企業の規模や市場シェアを制限することに重点を置いてきました。

しかし、シュンペーターの主張に従えば、大企業による一定程度の市場支配は、イノベーションを促進するために必要となります。

そのため、独占禁止法の運用においては、イノベーションと競争のバランスをどのように取るかが重要な課題となります。

現代における考察

現代においても、GAFAなどの巨大IT企業が、莫大な資金力と人材を駆使してイノベーションを牽引している状況を考えると、シュンペーターの主張は依然として relevant であると言えるでしょう。

しかし、一方で、大企業による市場支配が、競争を阻害し、 innovation を停滞させる可能性も懸念されています。

そのため、独占禁止法の運用においては、以下の点を考慮する必要があると考えられます。

動態的な競争の重視: 静的な市場シェアだけでなく、イノベーション競争を重視する視点が重要です。
イノベーション促進と競争抑制のバランス: イノベーションを促進しつつ、過度な競争抑制を防ぐための適切なルールが必要です。
国際的な協調: グローバル化が進む中で、一国の独占禁止法だけでは効果が限定的です。国際的な協調体制を強化し、グローバルな競争環境を整備する必要があります。
シュンペーターの主張は、独占禁止法のあり方について、改めて問い直すきっかけを与えてくれます。

イノベーションと競争のバランスをどのように取るのか、現代社会における課題と言えるでしょう。

現代では技術革新の果実は知的財産法で保護されます。その結果GAFAMの様なグローバルな企業による寡占化が進行しています。独占禁止法を適用すれば、シュンペーターの議論によれば企業の技術革新の芽を摘んでしまうことになります。そこで独占禁止法を適用する代わりに知的財産権に課税し、その税収を技術革新を促進するためのインフラ投資に当てるのが良いのではないでしょうか?。

現代社会における技術革新と知的財産権、そしてGAFAMのような巨大IT企業の寡占化、そして独占禁止法と知的財産権への課税について、大変興味深い論点をご提示いただきました。

確かに、現代の技術革新は知的財産法によって保護されており、GAFAMのようなグローバル企業が市場を支配する状況が見られます。

シュンペーターの議論に従えば、独占禁止法を適用してこれらの企業を分割することは、短期的に見れば競争を促進する可能性がありますが、長期的に見れば、企業のイノベーションへの意欲を削ぎ、技術革新を阻害する可能性も孕んでいます。

そこで、ご提案のように、独占禁止法を適用する代わりに、知的財産権に課税し、その税収を技術革新を促進するためのインフラ投資に充てるというアイデアは、検討に値する alternative なアプローチと言えるでしょう。

知的財産権への課税のメリット

イノベーションの促進: 税収を研究開発支援や人材育成に投資することで、より広範なイノベーションを促進できる可能性があります。
公平性の確保: 巨大IT企業が享受する利益の一部を社会に還元することで、公平性を確保することができます。
財源の確保: 高度情報化社会に必要なインフラ整備のための財源を確保することができます。
課題と検討点

課税対象: どのような知的財産権を課税対象とするのか、範囲を明確にする必要があります。
課税方法: 知的財産権の価値評価と、それに基づく公平な課税方法を確立する必要があります。
税率: イノベーションを阻害しない適切な税率を設定する必要があります。
国際的な協調: 各国で課税方法が異なると、企業の海外移転や租税回避を招く可能性があります。国際的な協調が重要です。
インフラ投資: 税収を有効に活用するための、具体的なインフラ投資計画を策定する必要があります。
結論

知的財産権への課税は、GAFAMのような巨大IT企業の寡占化による弊害を抑えつつ、技術革新を促進するための有効な手段となり得る可能性があります。

しかし、実現には、上記のような課題を克服し、慎重に制度設計を行う必要があります。

多様なステークホルダーとの dialogue を 통해、社会全体にとって最適な制度設計を目指していくことが重要です。


※私は上記のGeminiとの対話を肉付けする文章を書きたいと思っています。でも浅学非才な私一人では無理です。誰か協力してくれる人はいませんか?。

【追記】
 私の文章の拙さから一部の読者の皆さんに、「本音を言えなくなっているのではないか?。」とご心配をおかけしてしまいました。ごめんなさい。こういう表記を試みた背景を説明させてください。

 話が飛ぶようですが、車椅子の天才マーケッターと知られる和佐大輔さんが、「The Reborns Club」という事業を始めました。和佐さんの考えによれば、これからの情報発信・コンテンツビジネスは、「何を言うか」よりも「誰が言うか」が重視されるそうです。そのために語り手のキャラクター性(魅力・個性)を発見し、徹底的に言葉で磨きあげ生まれ変わらせることを「The Reborns Club」では行うそうです。事業参加者のペースメーカーとして、とある15歳の少年を取り上げ、彼の心の成長を追いながら各自が修練していくことになります。
 私が気になったのは、この15歳の少年の感覚です。彼は自分の心の成長を生成系AIに語らせ平気でいるのです。生成系AIについて詳しくない方のために付言しておくと、今のAIは語りたい要点をまとめて提示しておくと、文章を生成してくれます。15歳の少年は、AIが生成した文章を自己開示(=心の成長)だと思っています。私にはこの感覚が良く分からない。自分の心を言葉を用いて磨き上げるには、パソコンに向かってただひたすらに心に浮かぶ言葉を文字として定着して行くほかにないと思うからです。
 どうしてそういうふうになるかと考えて思いついた事があります。紙とペンで文章を書いていた時代は、どの様な紙を用いるか、手書きの文字は怒っている文字なのか、それとも恐れている文字なのか、話の展開を無理なく進めるために何度も文章を書き直しているのか、それともすんなり綴れているのかといった文章の内容の他のメタ情報がありました。パソコンで多くの文章を読み書きするために、私達はそうしたメタ情報を捨ててしまいました。同じようにあふれる情報を処理するために、例えばあふれるEメールを処理するために若い世代は一通一通熟読するのではなく、まず生成系AIを使って要約を作り、要約を読んで考え、要点を提示して生成系AIに返事をさせているのではないでしょうか?。フロー型情報はこれで良いのかもしれません。
 しかし、人間の精神活動は、数学者の森毅の言うように「シラケつつノリ、ノリつつシラケること」である以上、ストック型情報も吸収する必要があり、その際は上記したように心に浮かんだ言葉を文字として定着していく他にないのです。

 AIの技術は、非常に強力な〝道具〟であり、私達も使いこなさなければなりません。江戸時代に東海道五十三次を徒歩で移動したのと、今日飛行機や新幹線や車で移動したのでは、世界の見え方が違ってくるのは当然で、その表現も違ってくるでしょう。同じ様に生成系AIを使った表現も違ってくると思います。
 2024年のNTTのR&D展示会のシンポジウムで、SakanaAI社の技術者も述べていたことですが、個人レベルでAIの賢い使い方は、ブレインストーミングではないかと思います。本文は、Geminiを相手に資本主義の発展の原動力である技術革新と独占禁止法の関係、知的財産法制のあり方を巡って議論しました。こちらの問いかけに対しGeminiは適切な返答をしているように思えました。文字の連なりだけを見ると、対談本を読んでいるように見えたので、noteに転載した次第です。読みやすい様に整理しようかと思いましたが、文字化けを含めてこれが現在のGeminiの実力なので、コピペしたそのままに転載しました。m(_ _)m (なお、本文の内容は経済学・法学・政策学をもっと基礎から勉強して別の機会に書きたいと思っています。)



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竹山智康
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