日記 2024年11月1日〜11月7日
11月1日(金)晴れのち曇り
昨晩お風呂に入らないまま眠ってしまったので、カラダのあちこちがモゴモゴしている。筋肉に疲労が残ったまま、そのどんよりとした感じがカラダの動きを重くしている。
そんなときは、そのままモゴモゴが消え去るのを待つのではなく、カラダを動かしてさらなる負荷をかけてあげたほうがよいみたい。ということで、いつも通りストレッチをしてジョギングに出かける。
走り始めはカラダが重いけど、筋肉はいつの間にか走ること自体に一所懸命になってしまうようで、もともとのダルさを感じなくなっていくから不思議なのです。5キロ走ってシャワーを浴びたら、いつもの朝が始まる感じになりました。
『コレクションブック』(ピエ・ブックス)を久しぶりに手に取る。皆川明さんの「ティーカップ」、穂村弘さんの「武井武雄の本をおもちゃ」、名久井直子さんの「古い紙」など、著名人の知られざる偏愛的コレクションを紹介する本。写真の安彦幸枝さん、取材・文の晴山香織さんたちが、友だち話の延長のようにそのコレクションの由来を聞き出していく。え、こんなのもあるの!? 驚きと喜びが紙面に溢れている。昨日の元同僚との電話で思い出した本。いい本持っててよかった。PEACE🎵
11月2日(土)雨
雨、雨、雨でなんだかどんより。ジョギングもお休みでぼんやりの土曜日。本の片付けに専念すればよいのに、それも進まない…… 近くのスーパーでお茶関連商品20%オフの日で、つい飲んだことのないハチミツ紅茶なるものを買ってしまう。ハチミツにもいろいろあるけど、あまり好きじゃないほうのハチミツの味だった。う〜ん。まあ、そんな日もあるか……
11月3日(日)晴れ
晴れるとやることが多くなりますね。洗濯もたくさんしたいし、窓を開けて掃除もしたいし、もちろんジョギングもしなくちゃで、走りにいったら、八坂神社前の公園がイベントをしていて、上町町内会が恒例の山菜おこわと赤飯、そして草餅のお店を出していた。
財布を持たずに出てしまったので、急いで家に帰り、光速でシャワーを浴び、自転車で買いに行った。
濡れた髪のまま家から出ると、家の前で遊んでいた隣の子どもたちが「タカハシさん!」と声をかけてくれた。幼稚園にかよっているらしい兄弟は、親に教えられたのだろうか、私を見つけると名前を呼んで手を振ってくれる。はじめはびっくりしたけど、なんだかうれしくなってこっちも手を振り返してしまう。右手はハンドル、左手は胸の前で光速で振って公園に戻ったが、草餅は売り切れていた。でも、山菜おこわを4つ買うことができたのでよしとすべきだろう。その足でスーパーに行き、豚肉やら白菜やら大根やらを求めて豚汁を作った。とてもとても豊かなお昼になったのです。もう、これでこの休日はオーケーです。
11月4日(月)快晴
連日の快晴で、昨日はタオルケット、今日はシーツを洗濯しました。
よい気分でジョギングに出かけたら、1キロちょっと走ったところでウエストポーチが壊れてしまった。チャックのファスナーの噛み合わせがずれてしまい、口が閉まらない。直そうと何度か開け閉めを繰り返していたら、ファスナー自体が本体から外れて、ただの腰に巻いた布になってしまった。
収納していたスマホ2台(!)を抱えて走るのはリスクが大きいので(絶対、手を振った拍子に投げ捨ててしまいそう!)、ジョギングはあきらめて歩くこととする。歩きながら、いつもよりゆっくり家々を眺めると、人の住んでいなさそうな家が多いことに気づきます。そして、庭の手入れがなされていない家も多い。数年前は、もっと庭の花々が賑やかで、散歩の目を楽しませてくれたのだが、草花の手入れをする余裕がなくなった家が増えたのだろう。
そういえば、何年か前は何度も花の写真を撮らせてもらった山茶花の垣根の家も取り壊されていたっけ。何度か言葉を交わしたあのおばあさんはどうしているのだろう? おじいさんが足が悪くなってから外回りは私の仕事なのと言っていたのは5年前だったか。どこかで元気だといいなあと思いながら、トボトボと家に帰るのだけれど、私も走るのをやめたりすると、あの人どうしているのだろう?とか思ってくれる人がいるのだろうか。まあ、いないか。
11月5日(火)
いろいろバタバタした日でした。やっていることはたいしたことはないのだけどね。
Audibleで『山女日記』(湊かなえ/幻冬社)を聴きはじめる。元気が出るといいな。
11月6日(水)曇り
昨日バタバタした反動で、ルーティーンのジョギングを終えたら、もう今日は十分働いた気になってしまい、昼食にビールをつけてしまう。350ミリ缶一本でやめておけばいいのに、ちょっと足りない感じでワインも飲んでしまう。それも、ちょっとだけでやめておけばいいのに、ついつい杯を重ねてしまって…… はい、ほんとによいお昼寝ができました。
『戦争ミュージアム』(梯久美子/岩波新書)を読み進める。日本各地の戦禍を記録する博物館を訪ねる旅。「通販生活」に連載された記事「シリーズ 戦争を忘れない」がベースになっている。この本は詳細をメモってみたいと思う。
11月7日(木)快晴
9時半からの予定が入っていたので、朝のルーティーンができるだけサクサクこなしてみたけれど、どうしても時間が足りず、ジョギングは2キロになってしまった。
仕方のないことだけど、特別な予定があるとどうしてもそのことに集中してしまって、結果的に疲れてしまう。いや、たいした予定ではないのだけどね。
夕方、ノートを買いにコンビニへ。帰り道、三日月が冷たく光っていた。かっこいい。