2025年2月5日(水)晴れ 半径1500m日記
午前中は大きな用事はなかったはずなのに、家のことをあれこれしていたら、ジョギングに出るタイミングを逃してしまいました。夕方、本来であれば読書の時間なのですが、泣く泣く削って出かけると、犬の散歩をしている人とたくさん出会いました。皆さん、ゆったり散歩の時間を楽しんでいる様子。そうそう、楽しいが一番ですね。ノルマのように走る自分を若干反省しました。
昨日読み始めた『へたな旅』の牧野伊三夫さんは、お住まいの国分寺からふらっと甲府まで各駅停車で二時間半かけて出かけるとか。文庫本を持参するものの開くことはなく「ただボンヤリと車窓から山の景色を眺めている」のだそう。甲府では、温泉につかり昼寝をして早い時間から酒場で飲んで、さらに何軒かはしごをするうちに酩酊し、国分寺駅で降りる自信がなくなり、今日の宿を探すことになるとのこと。なんともいい加減で憧れてしまいます。牧野さんは絵を描くことを生業とされていて、会社員に比べれば比較的自由に時間を使えるからではあると思うのですが、時間が自由になるという点では、現在仕事をお休みしている私のほうが圧倒的に時間があるはずなのです。そうそう、たまにはふらっと甲府とかに行って温泉につかってもよいのです。もっといい加減にならねばと思ったのでした。
ということで、前段の話とは全然関係ないのですが、今日できた俳句です。
東風吹くや渚に古き女神像 カオルル
ジョギングの途中、なぜか古い映画のシーンを思い出したのです。日差しは強くなってきましたが、風はまだ冷たいですね。
朝:トースト+バナナ 昼:中華丼+鶏の唐揚げ 夜:ほっけ