【こどもギュンと急上昇】初心者でも超カンタンな、ダンボール工作の作り方【不器用?、センス?、関係ない!】
誰でもカンタンに実践できる、ダンボール工作の作り方をご紹介します。こどものテンションもギュンと上がり、室内遊びなのにダイナミック。さあ、外に出られないストレスを発散してしまいましょう!
外出できず、ストレスの蓄積するコドモ&オトナ
暖かくなってきましたが外出が難しい今日この頃、どうやって過ごしていますか?
コドモのいる家庭は特に大変、「家で過ごそう!」とは言うものの・・・
気付けばコドモのストレスがたまる。つられてリモートワークしているオトナのストレスもたまる。何だったらリモートワーク中にもブリブリ絡んでくるから仕事にならない。室内あそびだと遊び方が小さくなってしまって気になる。YouTubeばっかり見せているのもイカガなものか。
と、ちょっと苦しいスパイラルに陥っているかもしれません。そこでオススメしたいのがダンボール工作です。(なんと!?)
ダンボール工作でダイナミックにおうち遊びを!
ダンボール工作?、結構な手間がかかりそうだなぁ・・・大体ネットで検索すると出てくるわ出てくるわ、ハイクオリティな作品の数々!、ちょっとビビっていませんか?
決してそんなことはないのです。実は、初心者でも簡単に作ることができるのがダンボール工作の面白さ。ちょっと時間はかかるかもしれません、それは仕方ない。しかし、難しくはありません。
センスが無いとか、不器用だとか、そんなコトを考えているアナタでもきっと簡単に作ることができる。初めてトライする人でも「おお!」と思えるものを作ることができる。
何より、コドモがとにかく喜びます。アガります。そして、作り続けているといつの間にかコドモ自身に「何かを作る習慣」が身についています。(我が家の実例)
外出を控えている分、Amazonや楽天でのショッピングも増えていませんか?、必然的に「ダンボール」がお手元に増えていませんか?
ということは、材料の宝庫なわけです。こどものワンダーランドを作ることができるのです。オトナとコドモのストレス発散に少しでも役に立つかもしれません。
さて、はじめてダンボール工作にトライする方にオススメしたいのが「乗り物」です。
もう、鉄板。間違いない。カンタンなうえ、ダイナミックな遊び方が実践できます。
私がダンボール工作にトライしはじめたのは昨年の夏ごろ。ぶっちゃけ不器用この上ない自分でしたが、コドモは十分に満足していますし、自分でもソコソコ良いモノが作れていると満足しています。
だから、ここで紹介する方法は初心者の私でも実践できた「カンタンでありながらコドモがギュンと喜ぶダンボール工作の作り方」です。
では、その具体的な制作方法をご紹介していきましょう。
初心者でも簡単に製作できる、ダンボール工作の作り方・コツ
どんなにカンタンに作ることができるとは言っても、最低限の道具は必要です。ですが、それもカンタンに集められるようなモノです。
ここにある「カラーテープ」がキモです。色のついたガムテープだと思ってもらえれば大丈夫でしょう。100均でもホームセンターでも売っていますが、m単価にするとホームセンターで売っているモノの方がお得な場合あ多いようです。
コツ① つくるモノはカンタンな「乗り物」から
ダンボール工作の第一歩として、もっとも簡単な作品が「乗り物」です。そして、こどものテンションをギュンと上げてくれるのも乗り物です。乗り物に乗って部屋を駆けまわれば、そこはこどもだけの専用コースです。
コツ② 箱の形状は、そのまま活かす!
初めて工作にトライする方は、ダンボール箱そのままの形状を活かして何かを作ることを考えましょう。つまり、フォルムは「長方形」です。
切ったり貼ったりをアレコレ加工しなくても、次の③の工程次第で色んな乗り物に見えるよう表現ができます。
コツ③ 箱にカラーテープを巻いて色をつける!
ひたすら、ダンボールにカラーテープを巻きつけていきます。ちょっと時間がかかりますが、作業自体は難しくないので淡々と進めましょう。あるいは、こどもに手伝ってもらっても良いでしょう。ウチは4歳長男と一緒にカラーテープをいつも巻いています。(多少ズレるのはご愛嬌)
コツ④ 輪郭にビニールテープを貼り付ける
この作業をすると、一気にダンボール工作に表情が出ます。③の工程まででも、そこそこの出来栄えにはなるのですが、線を入れてみるとその変化は歴然としたものになります。思わずSNSにUPしたくなるはず。
輪郭がハッキリしていると工作にイラスト感が出ます。ビニールテープでもマスキングテープでもどちらでも良いですが、この工程を忘れないようにしておいてください。
ダンボール工作の注意点
良いことだらけのようなダンボール工作ですが、2つの注意点があります。今週末、こどものために工作にトライしてみようと思ったパパ&ママ(ジジ&ババも)は、一応以下のポイントも押さえておいてくださいね。
①ダンボールの端(小口)は手を切る可能性があるので、養生テープなどでマスクしておいて、ケガをしないように気を付けましょう!
②廃棄はお住まいエリアのルールに従って処分してください。例えばウチの地域だとダンボールにカラーテープがついている状態では古紙回収の日に引き取ってもらえません。(テープを剥がす作業は簡単なので、その手間だけ忘れないようにしています。)
ダンボール工作 製作事例(失敗作も含む)
さて、もしかすると「今週末何を作ろうかなぁ」とイメージを始めているかもしれません。ここでは私が過去に製作した工作をご紹介します。何を作ろうか、ヒントにしてください。
☆救急車
一番うまくでき、一番こどもが気に入っているのがこの救急車です。ちなみに元になったダンボールは「オムツ」が入っていたモノでした。
☆消防車
ホースを取り付けて本物っぽさを演出していますが、形状はダンボール箱そのままの長方形を利用しているので、製作に時間はかかっていません。
☆パトカー
カラーテープを使い始める前に「印刷」で製作したモノです。良い出来になりましたが、いかんせん時間がかかって大変でした。
☆ブルドーザー
迷作その①、ブルドーザーに見える・・・?
☆コンバイン
迷作その②、コンバインには・・・見えない。と、オトナ目線では失敗作なのですが、こどもにとっては関係ないようで今日もコンバインに乗り込み部屋内を爆走しています。
☆ショベルカー
少し複雑なギミックにチャレンジしてみました。アーム部分は牛乳パック×4本と砂場遊び用スコップで出来ています。
☆お店①②
お店は「ごっこ遊び」の定番アイテム。屋根を作ることが難しいのでトライする場合には乗り物で慣れてからの方が無難でしょう。
☆おうち
これもカラーテープを使っていないときの作品です。
☆その他アイテム
ほか、小物もゴリゴリと製作しています。
いかがでしょう?、作りたいモノへのインスピレーションは沸いてきましたか?
ダンボール工作+αで発展形
乗り物を作ったら、部屋の中にコースをつくってみると、なお面白いですよ。
この写真は「マスキングテープ」を床に貼って、走行コースを作ったときのモノです。「乗り物」と「コース」の相性はよいので、こどもの遊び方も止まらなくなってしまいました。(我が家)
こどもの工作魂に火がつく嬉しい相乗効果
と、このように工作を「こどもと一緒に」作り上げていくと、いつの間にやら自分自身で隙あらば工作をするようになっています。
ダンボールがある。画用紙がある。何か切り取ることのできるものがある。ネタにできる材料を見つけた途端に、長男は「工作モード」になって自由に創作活動を楽しんでいます。
もちろん、発達の過程で自然と能力や興味が備わってきたのかもしれませんが、普段からこどもと「一緒に」ダンボール工作をつくる体験を繰り返していたことも影響が大きいと思っています。
いまは、なかなか外で遊ぶことが難しい時期です。そして、少しばかり疲れやストレスがオトナもコドモも溜まっている頃でしょう。そんな課題の解消策の一つとして、ダンボール工作を実践してみてください。
さて、何をつくりましょうか?