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「先入観」は取り払えないが「仮説化」できる

「先入観を抱かない」とか「先入観を取り払う」って、そもそも難しくない?と思ったところからの掘り下げです。

結論を先に言っちゃいますが、先入観を取り払おうとするよりも、先入観を「仮説化」するのが有効な思考プロセスなんだろうなぁと思うのです。仮説であればあとで動かすことができますからね。

先入観の問題点は、認識が固定化することですよね。言い換えると、本来は仮説でしかないモノを確定したモノとして扱ってしまうことでもあります。その取り扱いによって弊害の起こる大きなモノが先入観として捉えられていると感じます。

だから、認識を仮説化できればイイのです。それでも難しいんですけどね。ただ「抱かない」とか「取り払う」よりは難度が下がる気がしています。

ちなみに、先入観は知識と価値観が掛け合わさることによって生まれると捉えています。

つまり知識はなくとも価値観はある状態。事前の情報がなくてもいずれ情報には触れる。触れた瞬間に「観」は生まれます。単に「先入」でないだけ。ここも意識しないと先入観の輪郭は捉えられない気がしています。

と、今日から何回か、先入観について考えてみるシリーズで続けたいと思います。

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