「べき」「べからず」を誰に向けている?
「〇〇すべき」とか「〇〇であるべき」と言葉にすることもありますが、この言葉を「誰」に対して向けることが多いでしょうか。
「べき」の向ける方向を、それぞれこんな具合に表現してみますね。
▶︎自分に向ける「べき」は【自べき】
▶︎他人に向ける「べき」は【他べき】
さてさて、どちらも人の思考や行動を一定方向に固定しようとするモノですが、どちらの思考が多いですか?
これは別にどちらがイイとか悪いとかではありません。自べきも他べきも、それぞれに「意味」と「マイナス要素」の双方があります。
「べき」のスタンスをアレコレと評価するよりは、自分がどんな思考を抱きやすいかを考え、その背景を探ってみると自己発見につながると思うのです。
「べき」よりは「べからず」を抱くことが多い人もいます。「べき」を他人にも自分にもほとんど抱かない人もいます。
色んな捉え方がありますが、さて自分自身はどうだろう?と、自分の持つ「べき観」を丁寧に考えていきたいなと思うのです。
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