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「事実ではなくバイアス」か「バイアスが事実を作る」か

例えば血液型や星座での性格診断とか、単なるバイアスと言えてしまうようなモノはたくさんあります。事実とは言い難いモノもありますよね。(異論もあるでしょうが)

一方で、そのバイアスを浴び続けることによって「そういう自分であろう」と振る舞い、その性質を自ら強化してしまう現象はあるかもしれません。

つまり、「事実ではなくバイアス」ではなく「バイアスが事実をつくる」ことだってあると思うのです。この辺りの現象に意識的でいた方がイイなぁと思っています。

バイアスは時間の経過によって人を変化させてしまうエネルギーがある。そんな影響は常に何かしら受けながら暮らしているのだと感じています。

ところで、あえて「バイアス」や「固定観念」とネガティブイメージな言葉を使いましたが、コレが「文化」という言葉で表現されていたらどう捉えるでしょうか。

文化により形成された性質。なんとなくポジティブっぽい印象を受けますよね。でも実は構造は同じです。つまり、良いも悪いも評価は置いて、まずフラットに捉える姿勢もまた大切なことだと思うのです。

バイアスであれ文化であれ、どちらにしても何かしらの影響は受けている。ポジティブもネガティブもそれすらバイアスかもしれない。そんなことを考えたりします。

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たけうちのぶお|突破計画
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