Why×5回の深掘りをしたのに本質まで辿り着けない理由
トヨタの「テーマに対してWhyを5回繰り返し本質に迫るアプローチ」は有名ですね。が、コレを実践しても本質までうまく辿り着けないコトが多いと感じています。
その理由の一つがWhyで掘り下げるときに「主語」がブレるから。自分について考えているつもりが、気づけば他人について考えていたりしませんか?
僕らの使う日本語は「主語」を明示しないことが多いです。この状態に気づかず「Why×5回」を実践しても、掘り下げの途中で主語が入れ替わり思考や議論が錯綜してしまうことが多いと感じています。
「掘り下げ」ではなく「旅」になってる感覚ですね。気づけば思考が無限ループしていることもある。
掘り下げるときに軸となる主語を固定させてから思考してみると、割とスムーズに本質と言えそうなモノまで辿り着ける感覚を持っています。
軸があるから掘り進められる。軸がないと旅になる。もちろん旅から気づくことだってあるんですが、掘り下げが目的ならば主語を意識してみるのも一つの方法ですよ。
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