CFDのデメリットを解説!やってはいけない人はどんな人?【株価指数CFD運用中】
「株価指数CFDのデメリットは何?」
指数にレバレッジをかけられる株価指数CFDですが、一体どのようなデメリットがあるのでしょうか?
・株価指数CFDのデメリット
・株価指数CFDを運用している理由
・具体的な戦略
これらの点を実際の運用実績を踏まえながら、詳しくまとめました。
【2020年11月〜2021年戦略スタート!米大統領選後に仕掛ける戦略】
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CFDとはそもそもどんなものなのか?
株価指数CFDのデメリット面を知る上で、重要なのは株価指数CFDの仕組みを知ることです。
FXのようなもので、レバレッジをかけた取引ができます。
厳密にはCFDの為替版が「FX」です。
レバレッジがかけられるということは少額で運用益を出せる可能性がある一方、損失額が大きくなる可能性もあるということ。
ハイリスク・ハイリターンの投資になってますが、私は独身で毎月の支出も少なくリスクが取れることから、株価指数CFDに投資しています。
株価指数CFDのデメリットは大きく3つ
株価指数CFDのデメリットは大きく3つあります。
そのデメリット面を解説していきます。
① 短期的に損失が大きくなる可能性がある
株価指数CFDはレバレッジをかけた投資です。
なので、元本の対しての損失額が大きくなる可能性があります。
元本7万円→2万円の損失
元本7万円→7万円の損失
こんな可能性もあります。
やり方によっては元本金額以上の損失を抱える可能性もあるのがデメリットですが、そこはロスカットレート設定次第です。
設定の仕方自体はそこまで難しくないので、ロスカットレートの設定方法をしっかり勉強すれば問題ないでしょう。
② 投資対象が多い
株価指数CFDは世界中の指数に投資することができます。
GMOクリック証券の場合ですと、
日本225
米国30
米国S500
米国NQ100
上海A50
インドNIF
イギリス100
ドイツ30
ユーロ50
香港H
というようになっていて、選ぶのが少し大変そうなイメージですが、私の場合は「イギリス100」と「米国S500」「米国30」この3つだけです。
③ 価格調整額のマイナスに気をつけないといけない
私は価格調整額を受け取る投資をしていますが、全ての銘柄で価格調整額がプラスになるわけではありません。
価格調整額がマイナスになる銘柄も存在するので、注意が必要です。
例えば、米国30の場合ですと
【米国30過去3年の価格調整額】
「買」のところを見てみると、プラスになっていることもあれば、マイナスになっていることもあります。
このように、価格調整額がマイナスになるケースもありますが、「イギリス100」は価格調整額のプラスが大きいです。
このように、価格調整額のプラスが大きい銘柄を選ぶことで、価格調整額によりマイナスを回避することができます。
株価指数CFDをやってはいけない人はどんな人か?
株価指数CFDをやってはいけない人はロスカットレートを設定できない人ですが、今はかなり簡単に設定することができるようになりました。
「ロスカットレートを計算して・・・・」みたいな難しいことをする必要が前はあったんですが、今はする必要がありません。
かなり直感的にロスカットレートを確認することができます。
4000、5000などというように、ロスカットレートを自分で指定することができますし、ロスカットレートをほんの1分程度で変更することもできます。
日本の個別株よりも安い資金で投資することができるので、資金が少ない人向けの投資です。
なぜ株価指数CFDをやっているのか〜メリット面を解説〜|
このようなデメリットがあるものの、私はガッツリ株価指数CFDをやっています。
その理由をここからは解説していきます。
・必要資金が少なく、利回りを大きくできる
株価指数CFDはレバレッジがかけられるので、必要資金を少なく抑えることができます。
例えば、先ほどのイギリス100の価格調整額の投資ですが、株価が下落するとかなり安くで購入することができます。
赤枠で囲った部分が購入に使った証拠金ですが、だいたい2万円〜3万円ほどです。
2020年は株価が大きく下落したので、証拠金もかなり安くなっています。
そして、価格調整額は
1回つき600円〜900円程度のことが多く、年間3000円ぐらいが価格調整額としてゲットできます。
つまり、3万円でイギリス100を購入すれば、価格調整額だけで利回り10%になる計算です。
また、アメリカの「米国30」に投資すると1000ドルの上昇で、プラス1万円ほどになります。
コロナショック直後に買い、2万ドル近辺で買えた人の運用益はかなりのものです。
このように、株価指数CFDは少ない金額で、大きな金額を動かせます。
・価格調整額狙いの投資は比較的簡単だから
価格調整額狙いの投資は建玉を保有しておくだけでOKです。
なので、ロスカットレートの設定だけしっかりやっておけば、損失を回避することができます。
① 絶対にロスカットしない
② 株価は長期間で見ると回復する歴史があるので、回復するまで待つ
この2点だけを守って、投資しています。
ロスカットレートをどのように設定しているのかと言いますと、
だいたい3500〜4000あたりに設定しています。
リーマンショックほどの下落に耐えられる計算になっていて、それぐらいの大きな下落を想定した運用です。
2020年はコロナショックでだいぶ株価は下がりましたが、イギリス100の下落は3月に4800ほどまで下落して、その後上昇しています。
3月の下落に対しては耐えることができていて、その下落期間で買った建玉は評価損益もプラスです。
保有しているだけでいいので、初心者向けの戦略だと言えます。
・右肩上がりになっている指数があるから
価格調整額狙いの投資はイギリス100でやっていますが、評価損益のプラスは「米国30」「米国S500」で狙っています。
評価損益は株価の上昇で利益を取るスタイルです。
価格調整額狙い:配当のように運用益を受け取る
評価損益狙い:株価上昇が運用益になる
というイメージです。
過去のNYダウの推移を見てみると、
マイナスになった局面もありますが、全体的に見ると右肩上がりになっていて、ここに長期投資すれば値上がり益が取れるというやり方です。
また、2020年は株価が短期で下落していますので、短期的な利益も狙うことができます。
米国30の短期的な売買に関しては投資ブログで詳しく紹介しています。
株価指数CFDはロスカットレートの設定が重要
レバレッジがかかるとなると上級者向けのイメージがありますが、どこでロスカットするか明確に表示してくれます。
日本の個別株に投資する場合は
・自分の判断で損切りしないといけない
・100株単位の投資なので、資金がそれなりに必要
運用益を1万円出そうと思ったら、それなりの投資金額と銘柄選定が必要になりますが、株価指数CFDはそうではありません。
3月16日に購入した銘柄に関しては1万9598円の証拠金で、1万7000円ほどの運用益になっています。
・株価指数CFD2020年は仕込みの時期
今後の株価がどうなっていくかわかりませんが、2020年に大きな下落があったのは事実です。
なので、2020年に大きな利益を取るというよりは2021年・2022年に向けて仕込むというイメージ。
感染症で株価が下落
経済的には低迷する
将来的には経済が回復していく
値上がり益を取る
数年スパンで一気に運用益を獲得していくのが2020年の株価指数CFDの戦略です。
1週間〜2週間で投資資金の2倍にするなんてこともできなくはないですが、危険な方法なので、数年スパンで投資しています。
株価指数CFDの取扱銘柄と戦略〜2020年後半から1年半ほどで運用益狙い〜
私は株価指数CFDを行っていますが、個別株に投資する「株式CFD」もあります。
ただ、個別株への投資はかなりリスクが高くなってしまうので、私は株価指数CFDへの投資一択です。
2021年戦略もでき上がってまして、それはFRBの金融政策に乗っかり、運用益を狙うというもの。
① FRBの政策で、アメリカの株価が上向くと予想
② ただ、2020年の大統領選前後は株価下落局面がある可能性が高い
③ その下落局面を見計って、投資をスタート
④ 1年〜1年半ほどをめどに運用益を手に入れる
2万6000付近で米国30を買い、2万9000ドル近辺まで上がれば、それだけで約3万円ほどの運用益になります。
この運用益を狙って、投資していくのが2021年戦略です。
具体的な投資戦略を解説した記事や質問できるチャットも用意してますので、ぜひ活用してみてください。
まとめ:株価指数CFDのデメリットはロスカットレートの設定でカバーできる〜2021年戦略も公開中〜
2019年までは株価が最高値圏にあり、株価指数CFDはなかなかやりにくい状況でした。
しかし、2020年は株価が大きく下落したので、必要証拠金が大きく下がってきています。
2021年の戦略もまとめてますので、そちらも参考にしてみてください。
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