築古リフォームで思わず見落としてしまうこと。
購入予定とお伝えしていたマンションの決済・引渡しが完了し、リフォーム着工段階まで進んでいます。
(過去記事)
収益物件を買うことにしました。
水回りや配管などを含む全面フルリフォーム予定で、予算は400万円ほどです。
高いですが自分なりの拘りも入ってますので、そこは致し方ありません。
安く仕上げようとすれば、350万程度には収まると思います。
ここでは自分の物件の紹介とともに、リフォームで見落としがちな点について書いていこうと思います。
リフォーム費用を安くまとめようとすると、業者も細かく指摘しないですし、手間だと思ったことはスルーされてしまいます。
後からやろうと思っても費用がかかるため、最初のチェックが肝心です。
例えば、ガスコンセント。最近は見かけなくなったので知らない方も多いと思います。
給湯器は別途ありますので使用しません。
それなのにリフォーム後にこのようなかたちで残っていると違和感がでますので、予め撤去や埋めてもらうなりしましょう。
カーテンレールの設置。戸建ての建築業者はカーテンレールをつけないことが普通です。
新築をメインにしている業者に任せると取付を忘れられることがあります。
ネット配線も露出しないように綺麗に処理してもらいます。
ベランダの手前に給湯リモコンがあると違和感。今回はキッチン付近にまとめてもらいます。
配線は壁(下地)の手前を通すのでクロスの張替え前にやってもらいます。
室外洗濯機置場の名残り。これも撤去したいところですが、ベランダは共用部です。
分譲マンションでは、オーナーの独断で撤去・造作はできませんので注意しましょう。
サイズが900のユニット。残念ながら1014サイズは入りませんでした。さらにこのサイズはユニットバスそのものが入らないため、浴槽は交換、パネルを貼って造作します。
この立地ならシャワーブースでも良かったのですが、敢えて浴槽を設けました。
SUMOの入居者ニーズ調査にも書いてありますが、浴槽があった方が入居者に好まれる傾向にあります。
建物が古いため網戸がありません。網戸用の枠を作って網戸をつけます。
以下、ちょっとばかり工夫した点をご紹介します。
幅400mm×奥行200mm程度のスペース。
デッドスペースになりがちですが今回は机を造作して、勉強スペースにします。
居室に収納を設けない代わりに可動棚を取り付けます。
今回はデザインの問題でこちらを優先しましたが、メリットはそれだけではありません。
扉付のクローゼットにすると収納分の面積を居室から除して畳数を表示しなくてはなりません。
細かいですがこういったものもテクニックの一つです。
建具やクロス、床材も自分で決めました。
業者にも分かりやすいようにPowerPointにまとめて提出してます。
カタログと実際の仕上がりとでは雰囲気が異なるケースが多いです。
自分でクロスを選んだりせず業者に丸投げにしてしまうことが多いですが、勉強になりますし、何より自身の物件という責任感が湧くので是非やってほしいです。
物件も十人十色です。物件ごとに味を出してあげると差別化になって良いと思います。