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ホットブロックを使った水の温まり方の実験について

みなさんこんにちは!!
温かくなってきましたが、また寒くなるのでしょうか?!
私は、ペンネームを「Science_Teacher」となっているように小学校で理科を教えている教員です。
理科の教員は小学校ではなかなか少なくなってきて、人手不足も進んでいるのですが、子どもは理科が大好きです。
どんな人手も楽しめる理科授業の方法をここでお知らせしたいと思い書いています。

今回は4年生の「ものの温まり方」の授業で使った「ホットブロック」についてお知らせします。

ホットブロックを作ろうとしたきっかけについて

このホットブロックは、かつて筑波大学附属小学校の副校長をされていた森田先生の「アイスブロック」からその着想を得ています。
水を含めて「温める」といったときにどうしても”下から”しか温めることができません。対流して水は温まるのですが、子どもはいつも「下から温かい水が上に移動して上から温かいのが下へと広がる」と表現します。
これって間違いではないですが、「温かくなると上へと移動する」ということをもうちょっと楽しく学習できないかなと思い作りました。

ホットブロックを使うとどのように温まるの?

まずは、百聞は一見にしかずご覧ください。

1 まずは冷えた水にホットブロックを浮かべます


2 すると・・・
3 徐々に・・・

よろしければ動画でもどうぞ。


実験を通して子どもの発見

こうすると子どもは、
「あれ?本当に上しか温まらない!」
「下がとっても冷たい。本当に温まらないんだ!!」
水はどこから、どのように温めてもどうやら上から温かくなるんだ!
この事実を子どもはつかんだときに、
「じゃぁ、次は~したらどうなるかな」
「もっと、・・・してみたら~なるんじゃない?」

こういう子どもの姿は「課題発見力」を高めている姿っていえそうですね。
私はこういう発見したい、もっと調べたいという子どもを育てていきたいです。

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