【子どもの人間力は、異次元小学校で解決する】
少し前のことになるが。
学研ホールディングスの常務を連れ立って、友人のあすかさんが学長を務めるリンデンホールスクール小学校@大宰府に視察させていただいた。
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まあ、この小学校はすごい。
授業の8割は英語。徹底的に英語に浸る「英語イマ-ジョン教育」を実践。
日本初の全オーガニック給食。
葉っぱのカタチをした校舎。
ほとんど「森」と言って良い校庭。
アスレチックジムのような遊び場。
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でも、「和魂英才」を理念に掲げるからこそ、日本の価値観や道徳も教える。
茶室。
陶芸場。
水田での稲作。
もある。
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そして度肝を抜かれたのは小学生用の「寮」。
北海道から来る子どももいるという。
そこまでの覚悟で行く小学校は見たことがない。
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とことん、「人間力」に養成にこだわった「異次元の小学校」だ。
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人づくり。
今の日本が置き忘れた一大テーマだと思う。
戦後のWGIPを出すまでもなく、
勤勉で、真面目で、働き者で、高い道徳性と精神性を持った日本人の本来の姿をどう取り戻すか。
”草食”なんてネーミングされることに甘んじない、人間力ある子どもたちをどう取り戻すか。
やり抜く力(GRIT)、精神のスタミナ、自分と向き合う力を持ち、他人の評価ばかり気にしない若者をどう取り戻すか。
ここにかかっている。
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フィンランドの教育の根底には、「SISU」という考え方があると聞いたことがある。
「SISU(シス)」とは、過去の失敗から学び、勇気を持って前進する性質のこと。
犠牲があってもやるべきことをやるという哲学のこと。
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この少子化の時代だからこそ、逆にとことん尖りを出して、
世界と伍することのできる「日本人」を生み出す学び舎、
リンデンホールに大きなインパクトを受けた。