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【韓国に負けるな、日本のコンテンツ産業】

世界の漫画市場は、日本は4000億持っている。
そこに猛追するのが中国と韓国。
中国はまだストーリー作りは弱いが、技術先行。CG技術やAIによるプロット開発で脅威となっている。
韓国は「ウェブトゥーン」という縦スクロールできる漫画形式でデジタル化に迅速に対応。急進中だ。
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日本はまだリードしているが、まったく油断できない。
映画や音楽でも韓国は日本の後を追ってきた。はずだったが、いまや、
韓国映画はアカデミー賞を獲得し、BTSは世界を席巻している。すごい。
日本にもできるはずたっだ。残念。
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国がかりで、大学院作って人材を育成し、「ビジネス」化して世界に売っていくのが、韓国のやり方。中国もしかり。
日本は、漫画っていうと、ポップカルチャーというと、まだ「文化」として扱われ、世界の人をターゲットにしたビジネスとしての観点は弱い。
あんなに、キャプテン翼やドラゴンボールが世界中の子どもに刺さっているのに。
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なにしろ、漫画はじめ、ポップカルチャーは「レバレッジ」が利く。
それこそ、PCがあれば、今ならスマホがあれば、作品を生み出せる。そして世界と闘える。
かつてのように、巨大な作品を作って、それを大々的に売り出すビジネスモデルではなく、
今は、個々のクリエイターが小粒に作って組み合わせる、そこに広告を差し込むだけで、コンテンツというより、広告収入が大きく取れる。
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前置きが長くなったが、地域にいる「素人以上、食っていけるプロ未満」のクリエイターたちの才能を集め、マンガビジネスを展開して順調に伸びているが、株式会社COLT@北九州。
大野社長に、大きな可能性、世界に日本のポップカルチャーを売り出していく夢を伺って、ワクワクした。
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「スマートフォンの登場で、マンガの市場がガラリと変わったんですよ」
そこに目を付けた。
「マンガは、それだけで、記号として、世代や言語を超えて、伝える力を強く持っているんです。」
確かに。
日本の持つマンガの力は、世界と闘える。
それをつくり、デジタル化する技術を持つ人材を育て、集積すれば、さらに強くなる。
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そんな予感を感じる対話の時間だった。
産業構造には栄枯盛衰がある。
でも、マンガはきっと1000年後も人類の中で変わらぬ立ち位置を持っているはずだろう。
ステンドグラスから、御伽草紙から、マンガ的な「伝える力」の価値は落ちてない。
しかも、北九州はじめ、福岡県、九州は、成功した漫画家も多い。独立仕事の気風、職人気質が効いている。
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さあ、ポップカルチャーを育て、世界の巨大市場にどうビジネスとして売り込んでいくか。
映画や音楽のように、韓国の後塵を拝するのは残念過ぎる。
それだけの地力とパワーを日本は持っているのだから!

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