定着率94.1%です
今(2021年4月)、事務所が採用活動中なので、修習生が気にするらしいという定着率をあげておこうと思います。
もちろん事務所のスタイルによって、独立を支援していたり、独立後緩い提携をしていたり、ステップアップのためのファーストキャリアに選ばれやすいなど様々な事情がありますので、定着率だけでは何も分からないということは分かっています。
ただ、せっかく定着率は高いので、この機会にアピールしておこうと思います。
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アルシエンは2011年に設立して今年で丸10年になりました。
3人で始めた事務所にこれまで14人加入してくれて現在のメンバーは16人です。
※2017年4月から2019年3月まで職務経験判事補に来ていただいていましたが、それは任期付きなのでカウントから除いています。
というように、アルシエンでは開設以来の10年でまだ1人しか事務所を退所していません。
17人中16人残ってますので定着率は94.1%です。
勤務弁護士に限ってもこれまでに11人に加入してもらい10人残っています。
2年内退職率は0%です。勤務弁護士が退所して、他の事務所に移籍したということもまだありません。
弁護士って独立しようと思えばいつでも独立できる仕事ですし、転職も容易ですし、何よりアルシエンのパートナーに就任してくれた先生方は1人で独立しても充分にご活躍できるので、その中で辞める人が少ないというのは、事務所の運営側として本当に嬉しい限りです。
事務所に長くいてもらうコツ
せっかくnoteを書いているので事務所に長くいてもらえる1番のコツは何かなと考えてみたのですが、おそらく退所する積極的な理由がないという程度なのかなと思っています。
大手事務所のように執務スペースがカッコいいとかアルシエンに所属していることがステータスだとかいうことはないと思うので、積極的にどうしてもアルシエンが良いということにはならないと思うのですが、逆にアルシエンを辞める理由もない程度なのではないかと思っています。
アルシエンは基本的に自由ですし、勤務弁護士の間はしっかりと育成するという自負もあります。
パートナーに就任すれば1人で事務所を運営するよりはコストは低いでしょうし、自分の得意とする分野なら事務所内の他の先生が案件を紹介してくれるし、自分1人で受けられない案件も事務所内の他の先生と共同受任すればよいので経営的にもあまり悪いことはないと思います。
何より寂しくないですし、守秘義務を気にせず案件について複数弁護士で議論できるのも楽しいです。
ということで、諸々考慮すると積極的にアルシエンを辞めようとまで思わないというところが実情なのではないかなと思います。
ただ、せっかく数ある法律事務所の中からアルシエンを選んで加入してくれたのですから、どうせなら長いお付き合いの方が嬉しいです。
理由はどうであれ事務所に所属し続けてくれているということは嬉しい限りですし、これからも人が辞めにくい事務所を目指していきたいなと思っています。